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蠱毒の戦乱  作者: ZUNEZUNE
第十七章:虫籠に囚われし姫君たち
203/230

202話

「小峰……忍!」


颯爽と登場した忍に、状況は再び一変する。

彼が現れると同時に攻撃されたアミメは膝を付き、忍への対応が一手遅れる。彼女からすれば目の前に突然忍が現れたと思いきや、いつの間にか自分が斬られていたとしか認識できなかった。


(なんてスピード……"虫の知らせ"で捉えても回避行動が間に合わなかった!)


驚くべきはコクワガタの速さ、アミメは知らないが彼が嵬姿と彩辻を突破したのはつい先程のことである。それからここに到着するまで一分も経っていない。

戦いの痕跡や信長が開けた穴があったから道には迷わなかったが、それにしてもこの早さ及び速さは驚異的だった。


(マズい、神童伊音と姫を――!)


忍の登場に対し一早く動いたのは金涙、両刀は英の両肩に刺さっているので新たな刃を形成し、忍の元へ襲い掛かる。


その瞬間、背後から太刀が投げつけられ胸を貫通した。

動けず刃が届かないというのなら、投げてしまえばいい。英が太刀を器用に投擲し、金涙の足を止めた。


(小峰君がくれたこのチャンス、絶対に無駄にしねぇ!)


その後両肩に刺さった両刀をようやく引き抜き、拘束から抜け出してすぐに金涙に迫る。

金涙の背中を蹴り飛ばし自分の太刀を乱暴に回収した後、一太刀浴びせようとするも振り向き様の剣撃で防がれてしまう。


再び交えるリッキーブルーとオウゴンオニクワガタの刃。

英はそのまま金涙の横に回り込んで位置を交換、伊音と濃姫から遠ざけていく。

その際、床に伏している信長に自分の血を飲ませた。


「行けるか!? 信長!」


「無論――濃姫!」


それによりある程度傷が回復した信長は、必要以上は言わず濃姫へと駆けつける。

忍の参戦から数秒、英と金涙が交戦し信長が復帰。絶望的な状況が一気に好機へと傾いた。


「――させない!」


しかし障害はまだ残っており、傷だらけのアミメが立ち上がり信長に向かって刃を振りかぶる。信長が派手な攻撃をできないことを見越しての迎撃、必死の形相で立ち向かう。


(コクワガタ――"削り隼"!!)


「ッ――あがぁ!?」


それを忍が見逃すはずも無く、再び加速してアミメを斬る。

忍自身が素早い刃となり、今度は念入りに全身を切り刻んでいく。伊音と濃姫を逃がしたくないという焦りか、それとも目の前の信長だけに集中していたせいか、彼女は二度目の攻撃を躱すことができない。


全身に深い切り傷が入り、死に至る程ではないが瀕死の状態へと陥る。すぐに再生するのは不可能な程の重体が、力無く倒れた。

――これでアミメはしばらく動けない筈、何とか無力化できたことに忍は安堵の一息を吐く。


汗を拭いながら想い人の様子を伺う。どこか怪我はしていないかと懸念したが、無事そうでもう一度安堵する。


「――良かった、今度は助けられて」


「う、うん……」


窮地を救った己に自惚れることなど微塵も無く、心の底からの安心で浮かべる笑み。アミメを倒した覇気のある時との差が激しく、それが何だか伊音の心を揺さぶった。


――自分と変わらない、いや自分よりも小さい体格のはずなのに、その姿にどこか惹かれてしまう。一瞬のうちに現れ窮地を覆したその様は、救いのヒーローと言っても過言ではない。

それか吊り橋効果と呼ばれるものなのか、どちらにしろ伊音の鼓動を速くしていることには変わりなかった。


そうして二人が新たな進展を迎えている最中、もう一組の男女もまた惹かれ合う。


「――濃姫!」


「信長様……!」


安全を確保したところで、再び駆け寄り合う終張国の夫婦。

濃姫は細い脚で何とか走り、信長の元まで拙く走る。信長もまた治りきっていない体で彼女がいつ転んでもいいよう両手を開きながら駆け寄った。


――改斐国の信玄、混蟲武人衆、様々な者たちに狙われ挙句の果てに引き剥がされてしまった。

滅んだ終張国で数日、その後に人間界で半日、それでもまるで数年離れ離れになってしまったような想いであった。


今一度抱擁を、もう二度と引き離せないように力強く。

心無き非情な魔王が命を賭してまで望んだ一時、それを噛み締めながら彼女の体を――



「――――え」



濃姫の足が、立ち止まる。彼女もあれ程望んだ信長との抱擁を前にして、身体が言う事を聞かない。

目を開き唖然とする信長を見て、彼女はゆっくりと己の下部を見下ろす。


――背中から腹部を貫通した凶刃が、濃姫を引き留めていた。


刺される、今まで経験したことのない事態に濃姫は悲鳴を上げない。

しかし抑えられない嘔吐感が、痛みと共に込み上げる。

口の中を血の味が占め、崩れながら吐血した。


「――濃姫ェ!!」


後少し手の届かない位置で倒れる彼女に、信長は悲痛な叫びを漏らす。そして彼女が倒れる前に刃は抜かれた。


「"姫"は……絶対に、逃がさない。すべ、ては……ドクターの、為……!」


まだ起き上がれない筈のアミメが膝立ちで体を起こし、尚且つ長刀を握っていた。決して忍の攻撃が甘かったわけではない、それなのにまだ動けるアミメの姿を見て、忍は驚きが隠せない。


「……そんな」


同じく閉じ込められた誼みとして、短い時間でも友情を築いていた伊音もまた、顔を真っ青にして口に手を当てる。

――最後の最後で、混蟲武人衆(やつら)の好きにさせてしまった。


「……遂に、手にいれた……"姫"の、生殖器……これさえあれば、ドクターの御望みが叶う、ドクターのお役に、立てる……!」


アミメが刃を抜いたのは、濃姫の身体から"ある物"を抜き取る為。

それは人間の手と同じようなサイズで、禍々しい色で光りながら心臓のように脈打っている。

――当然のことだが、人間と鎧蟲の身体の造りは大きく異なる。だから一目では誰もその正体に気づけない。唯一気づけるのは、特別な"虫の知らせ"を持つ金涙だった。


「"姫"の生殖器……よくやりましたよ、アミメ!」


「嘘だろ……ここまできて」


これこそが信玄、そして金涙の求めていた濃姫の胎。混蟲因子を生み出すための要、"姫"の存在意義。実際信玄は濃姫自体には興味を持たず、この生殖器だけを欲しがっている。


――しかし信長にとって、あくまでもそれは二の次。一番大事なものは、彼の腕の中で衰弱していた。


「信長、様……どうやら私の命は、ここまでのようです」


「何をふざけたことを言っている濃姫! しっかりしろ! 気を保て!

武者共の血を飲めば治る!」


「いえ……私の、"姫"の胎は……唯一無二のもの。彼らの血肉をもってしても再生することは、できませぬ。

それに、私の衰弱した身体では……もう間に合わない、でしょう」


その時忍が自分の血を飲ませようと腕を自傷しようとしていたが、それすらも既に無駄なことであった。

元々濃姫の身体は終張国の誰よりも弱く、再生力が乏しく甲虫武者の血を飲んだとしてもその傷を治すまでには至らない。


「――まさか、易々と死ぬつもりか!? そんなことが許されるはずがないだろう!

お前はこの信長の妻、魔王の寵愛を唯一受ける者だぞ! ならばいつまでも俺の傍らで、我が覇道を見届ける責務がある!

死ぬな濃姫――今際の時まで、俺の傍にいろ!」


信長の魔王としての誇り、そして彼女を喪いたくない想いが複雑に絡み合い、嫌だ嫌だと動揺させる。その姿は"うつけの魔王"と自分を謳う信長が最も嫌うものだが、今そんなことはどうでもいい。


(――神という存在がいたとして、今まで下らないと一蹴してきた……だが初めてその存在を認め、貴様に祈ってやる!

どうか、濃姫だけは救ってくれ!)


やがてどこかに吸い取られていくように、彼女の身体から体温が失われていく。残酷にも信長の制止など聞かず、濃姫は死へと近づいていった。


「信長様……最期に、お願いがございます。

どうかそこの……伊音様を、お守りください。彼女がいなければ、牢の中の私は……正気でいられなかったでしょう」


「濃姫……!」


最初に涙を零したのは伊音だった。会って半日の仲だというのに、死の間際で自分を心配してくれる彼女の姿に、涙せずにはいられなかった。


――虫嫌い、そして向こうは人嫌い。そのせいで親密な仲とは決して言えなかった。それでも気が合い、お互いのことを想い合う関係にまでなっていた。

もし対等な立場であったら、間違いなく友となれていただろうに。


「……私は所詮、次の世代を残すためだけの、ただの胎でした。

だけど貴方様はそんな私を女として見て、妻として迎えてくれた。これ程嬉しかったことは、ございません……」


「止めろ! 遺言など聞きたくない!」


もう既に暖かさは殆ど感じられない。今語っているそれも声が掠れていつ途切れてもおかしくない。

感謝の言葉を、信長に対する恩義を伝える為。消えかけの命で何とか続きを語っていく。


「貴方様の子を残せず先に逝く私を、どうかお許しください。しかしどうか私の死など歯牙にもかけず、その覇道をお進みになられてください。


――屍など振り返らず、どこまでも己の信ずるままに……

私は貴方に会えて、本当に幸、せでし……た……」


最期に愛する者の顔に触れようと腕を伸ばすも、後もう少しというところで届かず、濃姫の腕は崩れ落ちる。

それ以上何も喋らず、どれだけ揺さぶろうと動かない。濃姫という命は、完全に消えてしまった。


「……濃姫? おい……おい! 濃姫! 目を覚ませ、死ぬな!

――アアアアアアアアアア!!!」


信長の野太い慟哭が地下全体に響き渡る。どんなに名前を叫んでも彼女は起きない。もう一度抱き締めるはずの身体は、動かぬ骸となってしまった。

——折角無事に助けられたというのに、濃姫の命は救えなかった。彼女を助けられなかった悔しさ、そして自責の念が英と忍に降り積もる。


「――第一目的は、達成できましたか」


「ッ――!?」


その隙を狙い、金涙が英を振り払ってアミメと合流する。望んでいた物がようやく手に入ったからか、その声色は場違いな程に弾んでいる。

長刀の刃先では濃姫の生殖器もとい胎が怪しげな光を放ち、本体である濃姫が死んでもその存在感は失われていない。


全員の目がそこへ集中した。しかし信長だけ未だ濃姫の亡骸に俯いている。

英たちが抱いた感情は、憤怒。彼女の胎をまるでオモチャのようにぞんざいな扱いをしたアミメと、こちらの心情など気にも留めない金涙の姿に、自然と怒りが込み上げてくる。


「このまま伊音さんも……といきたいところですが、流石にそれは難しそうだ。

そこで早速、()()()使()()()()()()()()()()()()()


「――はい、ドクター」


そう命じられたアミメは片方の刀を置き、もう片方の刃先で串刺しにしている濃姫の胎に自分の痣を翳す。

始まる混蟲因子の吸収。元々が小さい為、あっという間にアミメの身体へと収まる。


――そして変化は、すぐに起きた。


「う――あ、あ……!」


右手の痣から吸収され、そのまま腕を通りゆっくりと彼女の身体へ移動する胎。妖しい光は体内に入ろうとも隠すことができず、その動きが鮮明に分かる。

胎が奥へと進むにつれて、アミメの容態が悪くなっていく。尋常じゃない程の過呼吸を繰り返し、血まみれの身体を溢れ出る冷や汗が洗い流す。


明らかに普通の吸収とは違う様子に息を呑む甲虫武者たち。

そしてアミメは再び膝を付くも、異変が止まる様子は無い。


(何をする気だ……!?)


やがて胎の光が彼女の腹部で停止したところで、異変が更に加速する。

長い髪が風で煽られているようにゆらりと逆立ち、光がアミメを優しく包み込む。それでも苦しみは続いているのか、彼女が立ち上がることはない。


自分の仲間が途轍もなく苦しんでいるというのに、金涙はただその光景を興味深そうに眺めているだけ。床の上で悶えている彼女自身のことは気にも留めていない。


「ア――アアアアアアアアアアアア!!!!!」


そして貯め込んでいた物を解き放つような、悲鳴にも近い叫び。

それがきっかけとなり、浮いていた彼女の髪が突如成長を始め、光を帯びた長髪が四方へと伸び始める。


「ッ――何だこれ!?」


突然の急成長に驚く間にも壁と床が髪で埋め尽くされていき、その場にいる者たちの足元にまで迫りくる。予想だにしてなかった現象に並々ならぬ危機感を覚えた英たちは、迫る髪から急いで離れた。


未だ伸び続ける髪は生き物のように動き、所々で一束の形にまとまっていく。やがて触手のようにウネウネと反り立ち、一斉に伊音へと襲い掛かった。


「ッ――伊音ちゃん!」


「伊音さん――!」


正体不明の攻撃に対し近くにいた忍が動き、近づく髪束を全て斬っていく。コクワガタの素早い剣撃が近付く物体全てを真っ二つにした。

ドサリ、と斬り落とされた髪束の断面を見ると、髪の集合体が先端に行くにつれて、()()()()()()()()()()()()()()()

その謎の肉塊に武者たちは既視感を覚え、その正体にすぐ気づく。


「これって、僕たちが変態する時の……!?」


――痣から糸を放出し、その糸が全身を包み込み蛹を形成。その内部で甲虫武者たちは鎧を身に纏い変態する。

たった今忍が斬り落とした"それ"は、変態時に形成する蛹と極めて酷似していた。そしてアミメの髪は宛ら"糸"、今起きている異常現象は甲虫武者の能力と変わらないのかもしれない。


「やばい――どんどん広がっている!」


しかし今それを考察する時間は無い。髪の成長は止まらず出処であるアミメ自身、そしてその側にいた金涙の姿は完全に見えなくなっていた。

どちらにしろこの現象に敵意があることは変わりない。迫りくる髪束を斬りながら、一同信長が開けた地上への穴へと急いだ。


「ッ……のわ!?」


すると脱出口から後少しの所で、メキメキという音と共に地響きが起きる。突然の揺れに戸惑い転びそうになってしまう。

四方八方に広がる髪が圧力を強めて床と壁を食い破り、先ほどの髪束が根っこのように地中へ侵食しているのだ。


周囲から聞こえる破壊音、髪束の根が地面を進む度に地下を揺らす。

やがて強い揺れが伊音の足を取り身体のバランスを崩させる。その先に触手が数本形成され、倒れ込む彼女を呑み込むように囲い始めた。


「伊音さん!! ――させるか!」


「小峰君!?」


その中へ忍が咄嗟に飛び込み、肉塊が彼女を完全に包み込むより先に隙間を通り抜ける。

英が気づいた時には、既に二人は呑み込まれていた。急いで助け出そうと太刀を構える英だが、髪の勢いが更に強まり、肉塊が分厚い壁となって救出の手が断たれてしまう。


「ッ伊音ちゃん! 小峰君!」


声を荒げて二人の名前を叫ぶも、壁で声が遮断されているのか返事が返ってこない。しかし忍が繰り出す剣撃の音が微かに聞こえ、まだ生きていることに安堵した。

恐らく、全方位から伸びてくる肉塊から必死に伊音を守っているのだろう。自分も助太刀に行きたいところだが、この場にいては圧し潰されてしまう。


「ッ――どうか無事でいてくれ、必ず助けに行く!!」


元々狭い地下の部屋はアミメの髪で埋め尽くされ、殆どのスペースが呑み込まれていた。残る出入口は信長が開けた穴のみ、断腸の思いだが自分たちだけもここから脱出しなければならない。


「信長……大丈夫か?」


「……ああ」


一方信長は今も濃姫の亡骸を大事に抱えたままだが、動けないわけではなく、そのまま英と共に地上へと向かう。

地中にどんどん根を広げていく肉塊、やがて大地を持ち上げ、地上にまで影響を及ぼしていく。






「ッ……?」


一方地上の病院内では、黒金たちが嵬姿たちとの乱戦を続けている。

そして地下からまた強い揺れを感じ取るも、今度のそれは今までのものとは違うことに気づく。


(このおかしな揺れ……地下で何かあったのか?)


揺れの感覚が一定ではなく、断続的だが長く続いているのが分かる。激戦の余波による振動にしてはどこかおかしい。

もしや下の方で何か起きたのか――戦いの手を止め"虫の知らせ"と意識を地下へ集中させると、感じたことも無い気配が湧き出るように近づいていることに気づく。


「これは……!?」


「――どうやら、進展があったらしいな」


当然彩辻と豪牙もその気配には気づき、そこで何かを確信したのか不敵な笑みを浮かべる。

その言葉の意味を黒金が問い正そうとしたその時、地中を蝕んでいた肉塊の根が院内にまで到達した。


「ッ――何だこりゃ!?」


床を突き破って院内に顔を出したところで、この病院も呑み込むつもりなのか、地下と同じように広がり始める。

現状を一切把握していない黒金と豪牙は、正体不明の肉塊を見て唖然とする。それが濃姫の胎を吸収したアミメの髪から形成されているものとは予想できるはずもなく、ただ戸惑うことしかできない。


「嵬姿、一度ドクターたちと合流するぞ」


「しょうがねぇな……ま、中々面白くなりそうだな!」


するとこれ以上の長期戦は望んでいないのか、アミメと豪牙が背を向け院内の奥へと進んでいく。


「待て! ――くッ!?」


勿論その後を追おうとする黒金だが、地下から伸びてきた肉塊が既に一階部分を殆ど侵食しており、その内の一部が壁となって行く手を阻む。

肉塊の浸食は途轍もない速さで、尚且つ広い規模に進んでいた。このままだと黒金たちが一階ごと呑み込まれるのも時間の問題だろう。


「ッ……一度外に出た方が良いな。下の連中が無事だといいが」


「……クソッ!」


地下で何が起きているか分からない以上、益々英と二人の生徒の安否が気になる豪牙。今すぐにでも助けに行きたいところだが、最早地下に行くことを断念するしかないことに思わず悪態を付く。

来た道を戻り、入り口が閉ざされる前に脱出しようと急ぐ黒金たち。


そして外に出たところで後ろを振り返れば、信じられない光景が待っていた。


「何だ……これは……!?」

いよいよ次回から最終章の予定です。


最後までお読みいただきありがとうございます。もしも気に入っていただけたのならページの下の方にある☆の評価の方をどうかお願いします。もしくは感想などでも構いません。

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