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あああああ異世界(仮)  作者: 本日は曇天也。
2/3

もう一つの終わりと始まり

それは唐突に起こった。




何処にでもある風景。

普通の高等学校の普通のホームルーム。

そう・・・なるはずだった。



キィン・・・!



世界が止まった。



「えっ」


誰が漏らした声だろうか、

目が、体が、動かせない。


【アァーーーー、んんっん”うん!ドォーーーーもぉーーー神でーーーちゅ!テェーい!】


突然頭の中に声が響く。


【アハッ☆これから、君たち30人・・あれ、一人足りん・・まぁいいや、異世界へいってもらいマウス!!!】


気持ち悪いテンションで頭に響く声は続ける。


【ちな、拒否権はございませヌゥ!チャチャっと魔王たんをやっつけてね!】


【ではでは、期待しちょるよ!!バイバイ!わが子よ!!】


それは一瞬だった。


声が途切れた瞬間、複雑な模様が床に広がる。


【あっ、それと魔王たん沢山おるからマジ頑張って!!オナシャス!!本当にさいなら〜〜】


床に広がった模様が強い光を孕む。


そして・・・


1クラス全ての人間が消えた。


【まさに“神”技!的な?てか、あと一人何処いった?まっまさか彼奴は因果律を曲げたのか?!ま、まじかー(棒)】



ニュクリ。


誰もいなくなった教室の、何もない空間から光が漏れた。

否、それは金髪だった。


【ふぃー、久方ぶりの娑婆の空気うんみゃーーー】


空間から、転がるように出て来たのは小さな金髪幼女だった。


【とりま、腹ペコ丸だから誰かにたかるとしまひょ】


金髪幼女はニカッっと笑い・・・


シュッ!


音を置き去りにして消えるのだった。




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