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縫-STITCHED  作者: 保科豊
5/16

1.3. おまけ


あまり、動かないので

台本みたいにしちゃえって感じになりました。

ーーーRローズブレイド館食堂ーーー夜食会ーーー


挿絵(By みてみん)

主人ヴィレッタ

「さて、夜会は終わりよ。料理人タロウ食事を持ってきて」

料理人タロウ

「は、かしこまりました。」ーーーーコツンコツン…

機械ペネロペ

「ふぅ〜。今日は長かったぁー」

参田サンタ

「え、皆さっきの少し堅苦しい雰囲気はどこ行ったんですか」

庭師ライナー

「夜会はあんな雰囲気でやるのが決まりなんだよ」

乗送迎人ボリス

「【極力、名を当てられた人だけ発言しましょう】ってことだ。」

機械ペネロペ

「でも、さっきのサンタ君の反応良かったわねぇ。笑いが出そうで苦しかったわよ。本当にショタがお好き?」

参田サンタ

「違いますよ」

美容師デスト

「あら、もしもその気があるなら私の部屋に、またいらっしゃい。」

庭師ライナー

「オエェェェェー」

乗送迎人ボリス

「爺さん、リアクションに命賭けるんじゃねぇ」

主人ヴィレッタ

「サンタは女の私が好きなのか」ーーー胸下をギュッ

参田サンタ

「違いますよ」

機械ペネロペ

「まぁ私も最初見たときは、【ヤっフォー男の子ぉ】ってテンション上

がっちゃったし無理ないわよ。」

計算機ジャッキー

「変態以外、それはない。」

機械ペネロペ

「個性は大事よ。陰険メガネ」

計算機ジャッキー

「ポンコツ人形よりましだがね」


ーーーバチバチバチバチーーー


参田サンタ

「で、ヴィレッタさんはどっちが本物なんですか?」

主人ヴィレッタ

「本物?、本物の体なんて私も知らないわ。私は服で形を変える魂なの 。だから、外見なんてコロコロ変わるわ。」

乗送迎人ボリス

「そうそう、ヴィレッタ様がビキニを着た時なんてエロくて最高だったぜ。」

庭師

「うんうん。」

機械ペネロペ

「いやいや待たれ、そこのジェントルメェン。この前の幼児暗殺事件で囮になった時のハンモック姿のヴィオン様は最高にキャワいかったわ。」

使用人セラ

「いえいえ、私のお手伝いをしてくださったときのメイド姿のヴィレッタ様こそ至高。」

主人ヴィレッタ

「私、そんなにモテてたの照れちゃう。」ーーバサァッ


参田サンタ

(うわぁ、闇の組織のイメージが一気に崩れる音がしたよ)


ーーーコツン、コツン、コツン



料理人タロウ

「皆さま、前菜をお持ちしました。……ちなみに私は和服を着たヴィレッタ様が旅愁りょうしゅうを感じさせる傑作。」


住人達

(お前も聞いてたのかよ)


料理人タロウ

「前菜はレタスとハムを特製ホワイトオニオンソースで逢えたものです。あと、主人ヴィレッタ様には豆腐です。」


美容師デスト

「あら、美味しそう。でも、主人様は何を着ても似合う姿になるのだからどれも最高よ。」


ーーーーガタガタガターーーー


参田サンタ

「何してるんですか、あんた達。」

乗送迎人ボリス

「なにって味付けしてんだよ。」

機械ペネロペ

料理人タロウの味付けは薄すぎるのよ。タバスコかけないとやってられないわ」

計算機ジャッキー

料理人タロウ、黒胡椒を取ってくれ」

参田サンタ

「あんた達、シェフの前で味を変えるなぁぁ失礼でしょうが。」


ーーートロトロトローーー


参田サンタ

「………なにしているんですかヴィレッタさん」

主人ヴィレッタ

「えっ、100倍に希釈させたケチャップソースだけど」

参田サンタ

「なんで、豆腐にそんなものかけるんですか、100倍に希釈したらただの水でしょうが」

機械ペネロペ

「危険よ皆んな、新入りがうろたえているわ。このままだと狂気で侵されるわ。」

使用人セラ

「早く、早く、この子が喜ぶショタの写真を収めるのよ。」

住人達

——Ahahahahaha———


料理人タロウ

「サンタさん、うちの住人は好みが極端に違うためほとんど、最後の味付けは彼らに任せております。そうしないと食料庫にバラツキが出て、食材がもったいない形になるので。箸やフォークスプーンも各自で用意させております。」

乗送迎人ボリス

「おい、料理人タロウ。サンタさんはやめろ。赤服を着た爺さん思い出すから、、Ahahahaha-」


参田サンタ

「もう、そんなに笑わなくてもいいでしょう。アレッ?なんで箸が持てないんだ。」

ーーーカツン…コロコロコローーー

使用人セラ

「あら、言い忘れていたわ。そのボロボロの体では体に慣れるまで、細かい作業は出来ないわ。」

主人ヴィレッタ

「そうよ、使用人セラの言う通り。そこでうちに来た新入りは、体になれるために何か1つ楽器を挑戦することにしているわ。」

参田サンタ

「楽器?、俺は楽器なんてなにも出来ないぞ。」

計算機ジャッキー

「ちゃんと話を聞け、挑戦すると言っているだろう。」

庭師ライナー

「楽器の演奏を練習する事で、指の使い方が慣れてくる。自然と人形ぬいぐるみの体でも細かい作業ができるってわけだ。」

主人ヴィレッタ

「そうよ、貴方あなたには細かい作業ができるまでは、闇社会の仕事の最前線には行かせないわ。」

庭師ライナー

「で、君はなんの楽器に挑戦するんだ?」

計算機ジャッキー

「楽器は被っても、将来的には演奏できる楽器を増やしてもらうから、被ることは気にするな。」

参田サンタ

「皆、演奏できるんですか?」

美容師デスト

「できるわよ。私はドラムや打楽器。

計算機ジャッキーはシンセサイザー。

メイドは弦楽器。

爺さんは管楽器、特にサックス。

乗送迎人ボリスはギター、打楽器。

料理人タロウはピアノ以外なんでも

主人様はピアノね。」

機械ペネロペ

「で、なにやるか決まった?」

参田サンタ

「うーーん、これといって。」

主人ヴィレッタ

「じゃあ、私が決めるわ。サンタはヴァイオリンなどの弦楽器に挑戦しなさい。弦楽器ならここにいるほとんどが教えることができるから。」

乗送迎人ボリス

「それでいいんじゃね」

使用人セラ

「決定ね。」





こうして、俺はこの館で弦楽器に挑戦することになった。

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