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白銀の風   作者: 高幹 夏
19/25

一章:暁風 その十九

すいません! 週一連載のつもりだったんですけど…どちらかというと土・日・月連載に近かったです!

本当にすいません…。

「いや、別にいいんだよ。俺の作ったやつを気に入ってくれたのは嬉しいし、まぁ料理が余っているのはもったいないから…。本当にいいんだけどさ。ただ……まさか鍋を空にするほど食うとは思わなかったわ。えっと、さっきの量で足りたか?」


 美鈴は急いで口の中のパンとスープをもぐもぐと噛みくだし、水で無理やり飲み込んだ。


「あ、大丈夫。ちょうど足りたから。伶は大丈夫? わたしがほとんど食べちゃったけど…足りた? 」


「あぁ、大丈夫だ。もともと少食気味だから」


「そう。なら良かった。見ての通りわたし大食いだから、冒険するときは材料費に気を付けてね? 」


「いや、だからまだ冒険すると決まったわけじゃないだろ。って俺が金出すのかよ! 」


 美鈴はケタケタと笑って頷いた。


「そりゃあそうよ。フツーこういうのって男の人が払うんでしょ? 」


「いや、違う。それとは絶対に違う」


「むー。でも、絶対にわたしよりあなたの方が稼いでると思うんだけど」


「わかったわかった。もし冒険に出るとしたら俺が払うよ」


「それ、忘れないでよ? 」


 伶は呆れたように笑って頷いた。

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