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白銀の風   作者: 高幹 夏
13/25

一章:暁風 その十三

テスト終わったーーーー(=>v<=)

これで心置きなく書けるぞーーーー!

「まったく…どうして俺がこんなことをするハメに…」


 伶は苛立ちを紛らわすように慣れた手つきで野菜を切っていた。


「どうしたら諦めてもらえるのか…」


「そんなの冒険したくない理由を言えばいいだけじゃん。ま、内容にもよるけど」


「お前…なんでくるんだよ」


「だってわたしが待っているすきに逃げだすかもしれないでしょ?」


 美鈴は当然のように言った。


「誰がそんなことするか。大人しく待ってろ」


「ちぇっ。つまんないのー」


 ひょこひょこと白い修道服が遠ざかっていった。


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