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一章:暁風 その十三
テスト終わったーーーー(=>v<=)
これで心置きなく書けるぞーーーー!
「まったく…どうして俺がこんなことをするハメに…」
伶は苛立ちを紛らわすように慣れた手つきで野菜を切っていた。
「どうしたら諦めてもらえるのか…」
「そんなの冒険したくない理由を言えばいいだけじゃん。ま、内容にもよるけど」
「お前…なんでくるんだよ」
「だってわたしが待っているすきに逃げだすかもしれないでしょ?」
美鈴は当然のように言った。
「誰がそんなことするか。大人しく待ってろ」
「ちぇっ。つまんないのー」
ひょこひょこと白い修道服が遠ざかっていった。