婚約者令息あるあるその3
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「俺は貴様と婚約破棄し、聖女と婚約する!」
俺は堂々と宣言した。希望のある未来を信じて。
入学式から一ヶ月後、転入生がやって来た。
俺は最初、物珍しいと思っただけだった。平民かつわざわざ入学式から一ヶ月後にやってきた聖女だから。聖女なら近づいて損は無いし話しかけるか、くらいだった。
おもしれぇ女だった。平民だからか貴族の考え方じゃなくて退屈しないし楽しい。ただ、聖女の方がだんだんと俺と距離を置くようになってきた。
俺が貴族で婚約者がいると聞いたからって理由で、もしや婚約者でしかないあいつが何か聖女に吹き込んだのか?
婚約者のあいつに聖女に吹き込むなってわざわざ俺が言いに行ってやったのに感謝も謝罪も無く、平然とわたくしは何も言っていないって言いやがった。さっさと認めれば良いものを。
それから数ヶ月経った。聖女の様子がおかしくて注視してたら虐められているのが分かった。絶対首謀者はあいつだ。あいつ以外やるわけが無いし、あいつ以外と俺に惚れているからな。構ってくれなくて憂さ晴らしに聖女を虐めているのか?そんなことしても俺の気持ちは離れて行くだけだぞ。注意がてら構ってやるか。
あいつ全く虐めていない、そもそも顔を知らないと嘘を言いやがった。聖女の顔を知らないはずがない!あいつが聖女を虐めている俺が聖女を守らないと。
そんなこんなであいつとの攻防戦が始まった。
あれから時が経ち、学年末のパーティの日になった。俺は今日あいつを断罪し婚約破棄してやる。罪を認め、泣いてすがって来れば考えてやろう。
そう意気込んでいた。結果は俺だけ廃嫡され平民に落ち、日々死の恐怖と戦いながら炭鉱で働くことに。どうしてこんなことになったんだ?俺は間違った事をしていないのに。
婚約者令息あるある物語、婚約破棄宣言後、廃嫡され平民落ちend。
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