人物設定・神坂 樹(挿絵あり)
ポストヒューマン魔術師(=法術師)。
第1広域空間群管理者
法術師連合所属。上位空間管理者
複数の空間を管轄・掌握。総魔力量はプランクエネルギーオーダーを超える。
BMI連接済み。
▶性格
軽薄。
行動中に脳内講義を行うのが癖。
▶能力
上位レイヤー物質召喚(レイヤー2物質)/物質変換/読心術(空間歪曲波解析)
素粒子オーダーベクトル操作・空間操作
▶活躍
空間管理者期・XR昇格試験:
法術師連合において久方ぶりの「広域空間群空間管理者」昇格者だったため注目を浴びる。
空間管理者としての必須技能、空間開闢などには特筆する点は無かったものの、
XR昇格試験・第6試験にて、立候補した第3広域空間群空間管理者・黒瀬と交戦。
空間曲率干渉・ブラックホール生成誘導に対し、自ら身体を断裂・転移させて再構成し、生還・合格を勝ち取る。
試験終了後、観戦者たちはその戦法に驚愕。
黒瀬は「凌がれるとは思わなかった」と称賛し、
xectも「久しぶりの昇格試験に華を添えた」と評価する。
神坂は新米空間管理者として正式に昇格し、
ここから彼の物語が本格的に始まる――。
黒羽反逆事変:
ADRIの脅威に対し単身で対処。
この即断即決が黒羽へ通達漏れ。
成功裏にこの事件の遠因となる。
反逆初期の黒羽と交戦。
《重力波結像法・読心術》や《空間開闢》を披露。
反逆軍との交戦時も《空間開闢》の相互確証維持を遂行中に戦闘。
※《空間開闢》の相互確証維持
とは。開闢空間(創出異空間)内で戦闘する際、維持している側が急に空間開闢の維持を中断して空間ごと自爆する戦法がある。
これを防ぐため双方の勢力が同一の空間を術式によって維持する必要がある。
これを双方熟知している。
スフェライオス事変:
管轄空間への侵攻だったため主として交戦。
基底世界オールトの雲へのスフェライオス艦隊のワープアウトに対応。
艦体銃座からの実体弾を全弾迎撃、敵主力・実況構造体の撃破など。
最終的にスフェライオス文明創生者・プロトアーカを救済。精神性を見初められて交流を持つ。
神坂襲撃事件:
第1広域空間群内の法術師たちの腐敗に耐えかね、
これを崩御の契機として自ら利用。
事実上の自己崩壊により、以降の断絶戦争の起点となる。
第2胞構造間戦争(断絶戦争):
神坂襲撃を受けたプロトアーカが激昂し、
胞構造空間群へ侵攻。
この戦争によって空間構造の一部が崩壊し、
のちのPCS再編の遠因となる。
「空間管理者ナメた報いだよ。……宇宙で焼かれてろ」
「……五体満足で転移すると思ってるだろ。
体が分解される。ただし自滅じゃない。」




