敵対組織・ADRIについて
先進技術解明機構(A.D.R.I:Advanced Development and Research Institute)
について
胞構造空間群に登場する組織。基底世界側。法術師連合とは対立…というか姿を見せない法術師を追う存在。法術師連合のマーク対象。
傾向として基底世界の技術をけん引する。国家暗部組織の場合もある。その場合は
・中央技術庁(技術・魔法関連)
・学術院(教育・研究)
がフロント企業・組織?になる。
化学・魔法問わず技術はここで集積。
本編では法術師の目撃情報を収集、アーカイブ化。
舞台の学園の上位組織・学術委員会のさらに上位。
黒羽反逆事変世界では水晶による千里眼監視ネットワークを配備。
黒羽の罪・根鈴の傷・法術師への憎悪の連鎖を作り出した装置的存在。
▶雰囲気
カルト宗教感・公務員・研究組織を足したような組織。
▶部門
研究部門・探求局で社会より一歩先を行くよう技術研究を行う。(通称:もとめ)
探索部門・探索局では法術師捜索を担当する。(通称:さがし)
記録解析部門・収集局では法術師目撃情報を収集・尋問する(通称:あつめ)
技術解析部門(フロント企業)・蒐集局では物品を収集。聖遺物管理も兼任。(通称:かざり)
処理部門・収拾局では秘密裏に法術師拉致や法術師関連の事件の隠ぺいを図る。(通称:おさめ)
統括院・上位部門。(通称:上)
▶キーワード
目的「神の奇蹟を暴く」
名乗り「我ら神秘を解し明るめ、先進技術へと還す者」
▶組織文化・象徴・装備
制服・装飾:白基調+幾何学模様、十字と回路を組み合わせたような紋章。
階級呼称:
Director(理事)
Executive(執行官)
Analyst(解析官)
Observer(観測官)
Archivist(記録官)
(上に行くほど“神秘に近い”扱い)
象徴物:青白い水晶(観測端末・儀式具双方に使用)
宗教的側面:科学を崇拝する儀礼「方程式朗唱」など。
▶方程式朗唱
数式+プログラム言語的詠唱+讃美歌
儀礼魔術による結束強化
拡声術式や換気、光源術式や向精神薬効果術式などの機能性重視。
▶象徴・シンボルマーク
正八胞体の三次元投影立体。
アニメーション投影術式と高次元立体の知識の誇示。
このエンブレムを理解できる者のみが「真の研究員」とされる。
“図形を理解せぬ者に、宇宙は理解できぬ。”
― A.D.R.I古典テキスト《第一環章》より。
▶創設経緯
皇女が法術を目撃した際の好奇心により、当時国王が技術局長に設立を指令。
皇女の興味が薄れ、王族の興味が過ぎ去った後に腐敗、暴走。
性質的に探究心が強いものの集まりだったから…。
王族の手を離れて超国際組織になる。
◇◇
中世期、某王国の皇女が“法術師”による空間操作を目撃。
彼女は恐怖よりも好奇心を覚え、その現象の再現を命じた。
当時の国王は、王立技術局長に命じて研究機関の設立を指令。
その機関が後に「先進技術解明機構(A.D.R.I)」へと発展する。
しかし、皇女の関心が薄れるとともに王家の庇護は消失。
残されたのは“神秘の本質を暴きたい”という学者たちの渇望だけだった。
数世紀を経て、王立機関は国際連合の陰で独立し、
腐敗・暴走の果てに、彼らは宗教とも国家とも異なる第三の権威となる。
皇女 アレイシア・エン=オルディス
初代技術局長 ユリアン・バルストロム
▶アレイシアの娘の出産とともにADRIへの指令系統が薄れる。そしてADRIが超国際組織となってパワーバランスが反転したのちにアレイシアの娘が法術師とルーツを同じくする転生者と判明。
その国家とADRIは対立を深めていく。
▶専門語
法術・法術師の魔術
代替秘跡・法術師の魔術効果を部分的以上に再現できる技術。
先進技術・法術師の魔術の内解明されたもの。
エスピテメ・クラス:道理・作用機序の理解が済んでいるもの
マナリング・クラス:魔法による再現ができているもの
リーディング・クラス:使うべき場面や使った結果の理解が済んできているもの
ディバイン・クラス:目撃のみされていて全く解明されていないもの
異世界転生の物語の後を考えると絶対こういう組織出てくると思うんですよ




