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力学結界と近接戦闘

球状に力学結界を展開している法術師たちが近接戦闘した場合、

力学結界同士が接触するがその際どのような挙動になるだろう。


相手の力学結界を脅威と解釈した力学結界はその対象、

相手の力学結界にベクトルを印加する。

……ところでベクトルが飛んでくるという現象はほとんど衝撃と変わらない。

そのベクトルは次の瞬間相手の力学結界に脅威として捕捉され、

こちらの力学結界にベクトルが飛んでくる。


そうして倍々ゲームが始まる。どちらかの力学結界の処理性能の限界が来るまで。


単純に双方一定量の魔力を消費する、という結果になる。不毛。

相手の魔力量がこっちよりはるかに高いリスクも存在する。

つまりこちらが丸腰になる一方で相手の防御手段は残るという最悪のシチュエーションになる可能性がある。


だから基本初手近接戦闘は避けられがち。


▶デバフ

・魔力を粘着させる戦法とかどうだろう。

HESH(粘着榴弾)……とは違うけど。


ベクトル干渉媒体たる魔力で相手の防壁を妨害する。

……いや、力学結界に吹き飛ばされて……霧散して……終わりってなる気がしてきた。


▶特殊攻撃

■▶乱数ベクトル弾

高レートで自身にベクトルを印加する特殊弾。

イメージはブラウン運動。

力学結界との衝突時、その結界からベクトル干渉された次の瞬間に自身のベクトル改変。

これができた場合、内側に侵入することができる。かも。


相手の力学結界よりも高レートでの処理を目指そう。

あと、乱数ベクトルの絶対値が相手の力学結界のベクトルより強くなるようにすること。

そもそも相手の力学結界に吹き飛ばされたらお話にならない。


■▶攻勢防壁

力学結界を投射しよう。

ベクトルに対してそれ以上のベクトルをかけるプログラミングをした、

魔力による領域。厳密に言えばその領域を展開するプログラミングまで込みの術式。


自身の防御手段ではない攻撃力と相手の力学結界が衝突、相殺することになる。

たぶんつよい。


■▶そもそも空間管理者には無力

空間自体の切断とかそういうことをすれば呆けなく突破できる。

違うな。空間転移により障壁の内側に攻撃を移動されて障壁を素通りされるんだ。

あくまで同格以下用の技能だね。


▶脅威判定周りの戦術

■▶高負荷

つまり飽和攻撃。


■▶隠蔽

魔力の膜で覆い隠すとか、それによって光学迷彩をするとか。


■▶形状によるステルス?

単分子レベルの先鋭度で検知をすり抜けるとか?

まあなるようにするしかないのでは?

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