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狭信教  作者: 薩摩路快速
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人々が翼を手に入れた時、人は信仰を忘れた。

悪魔が人の世を支配した時、人は信仰を求めた。

神は人を見捨てた。何故なら、人は信仰を忘れたからだ。


人の身にありながら、人は格差を作った。

人の身にありながら、貴族はまるで己を神であるかのように振る舞った。

神の怒りに触れ、地上は平らになった。


人は時の流れに身を任せるべきだ。

今日が終わることを認めざる人は、今日を引き延ばそうとした。

神が作りし時に逆らう人は、魂を返上した。


西に向かいなさい。


渡りは鳥の宿命さだめだが、人の宿命さだめではない。

ただ人は信じることのみが宿命さだめである。


人の子を崇め、人の子を産む人を崇めよ。

彼女は神の代理人であるため、神は人の世に繁栄を与える。


人を信じる人は、神からも信じられる。

神を信じるのみで人を信じない人を、神は見抜くだろう。

ゆえに、神のみならず人も信じるべし。


水は神の血液であり、土は神の御体である。

体に血液が無ければ体は動かず。土に水無ければ土は働かず。

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