10幕目 僕の能力
さて…対戦相手は…ひょろがりじゃないか…裏路地から一発掛けに来たのか?
竜馬「おい、あんた、このアリーナ、舐めてるだろな…」
ひょろがり「あんたこそ…13ぐらいだが、大丈夫か?」
竜馬「へぇ、なめてかかると、死ぬぞ」
ひょろがり「へぇ、喧嘩負けなし、その俺が負けるとでも?」
裏路地で負けなしか…相当経験積んでるのか。
リングマネージャー「では、試合開始!」
竜馬「さてと…どこを…やろうか…」
と、普通に殴りに行ったが、受け止められた。
竜馬(こいつ…ドーピングか!)
ひょろがり「へぇ、こんな、ゴミパンチしか、できないのか…よわっちぃなぁ」
そのまま、蹴り飛ばされた。
野次馬「おい!このまま殺しちまえ!」
ひょろがり「これで、賞金ゲットだぜ…」
竜馬「へぇ…その蹴り…ただものじゃないね…」
僕は隠していたナイフで自分の腕を傷つけた。
ひょろがり「なんだ急に、自傷しだして…」
竜馬「へぇ、新聞…読んでないのか…」
そう、僕の能力、鋭利なものでどこかを傷つけると、その痛みの分、力が増す!
竜馬「こっちの番だ…おるぁ!」
ひょろがり「なんだ、こいつ…さっきまでとは違う…」
竜馬「まだまだぁ!」
ひょろがり「くそっ…」
と、ひょろがりをボコボコにした。
リングマネージャー「勝者、竜馬君!」
竜馬「…終わった…しかし…終わると…やっぱり痛いな…」
と、次の試合がある、連チャンだ…