4 ノエルさん
今回もストーリーには直結しない感じのあれです。
主人公の外見について触れてなかったのですが、普通の人です。今はね...
この4年間、俺は家事のできないポンコツ師匠に変わって掃除洗濯などの家事を全てしてきた、ある日思ったことがある。
(俺が来る前は一体どうしてたんだよ?)
その答えは今俺の目の前にいた。
「ふふふ、どうですか?驚きました?」
うわ、この人の笑顔、師匠の笑顔にどっか似てる。
「師匠、これは一体どうゆうことですか?」
「あ、あれー?紹介してなかったっけ?」
さっきまでの勢いはどこいったんだよ。
「フルーラ様は、私の事をルイくんには隠しておくつもりだったのにノリと勢いでバラしてしまって焦っているのですよね?」
「余計なことを言うんじゃなぁぁい」
隠しておく?どうゆう事だ?最初から話していてくれれば家事もだいぶ楽だったろうし、いろいろ助かっただろうに...
「フルーラ様は『僕はルイくんと2人きりで過ごしたいんだ、わかるね?』と言って私を隠しておくことにしたんですよ」
「ノエルゥゥゥゥ」
「それからフルーラ様は毎晩ルイくんが寝てから私に...」
「ごめんなさいごめんなさい、それだけは許してくださいノエル様」
どっちが使い魔かわからなくなってきたんだんだが...とにかく師匠のせいでこの4年間家事を全て1人でやる羽目になったことがわかったな。うん。
「ノエルさん、全て話してくださって大丈夫ですよ!」
「え、ちょ、待って」
「あらあらそんなにフルーラ様のことが知りたいんですね!よかったですねフルーラ様!」
その夜、使い魔と弟子にいじめられる魔女がいたとかいなかったとか。
真面目ムーブかましても結局こうなるフルーラ様
使い魔って言っても相棒みたいな感じです。
ちなみにノエル様、本気出せば国の1つや2つ潰せます。それを使い魔にしてるフルーラって...