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異世界RTA劇場はーじまーるよー なろう異世界ファンタジーでRTAするプレイヤーたちの記録  作者: 白銀天城


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お前やりますねぇスギ!

 続く行くぞー。ちょっと待って、エタってたやん! 定期的に動画投稿できましたか? できませんでした……まま、今回は許したる。エタってた投稿再開するとかお前やりますねぇスギ! というわけで、次のイベントが迫っています。


「相棒、そんな荷物背負ってどこ行くんだ?」

「やっぱりボクは王道を往く……ダンジョンクエストですか」

「ああ~いいですわね」

「ダンジョンだろうとボクのイケメンオーラで照らすだけさ」


 しれっとセーレがギルドに正式加入していますね。いると役に立つので四人パーティーで依頼を受けに行きましょう。依頼内容は右枠にまとめておきます。


・場所は古代の遺跡がある森林。

・正体不明の巨大牛人間が暴れており、危険なので討伐しよう。

・アジュたちも参加するので仲良くなっておきましょう。

・大人数参加型クエなので、多分知り合いの好感度も稼げます。


「早速行きませんか? 行きましょうよ」

「じゃけん、今から行きますわね」

「君たちはノリが独特だね」

「オレもまだうまく乗れねえんだよなあ」

「語録は無理して乗るものではありませんわ」

「そうだよ」(便乗)


 雑談タイムはどう伸びた?(半ギレ)RTAだっつってんだろ。ミノタウロスとミノス王が出る場所まで直行します。古代の闘技場まで行くとアジュたちがいるので、ぱぱぱっと話しかけましょう。


「オッスオッス。アジュ冷えてるかー?」

「バッチェ冷えてねえよ。もうすぐ夏だぞ」

「あ、そっかあ」


 はい無駄な会話を止めるように。巨大なミノタウロスがで、でますよ……。天使を大量につれて出てきます。


「ほらいくどー」

「うっしゃあ! いくぜ相棒!」

「援護いたします」

「ともに輝こう!」


 ギルメンもやる気ですし、こりゃいいタイムでますよこれは。天使は経験値がいいので、ギルメンに退治させておきましょう。


「二十匹以上、三十匹以下? がノルマでっす! すぐできますか?」

「ウッス! 四十匹くらい、お兄様のためにいけまっす!」


 はいアジュとは別行動していきましょう。ここでの目的は敵の魔力吸収装置をかっぱらうことです。この装置をミノス王が使い、ミノタウロスを無限復活させています。装置はコロシアムに何個もあるので、ホルガンくんチームは装置ゲットに全力です。これが魔力吸収装置、こっちが魔力吸収装置、あっちにも魔力吸収装置があるんだ。あとでそこへ行こうよ。


「わっせわっせ」


 装置の位置は周回プレイで知っているので、配線切り離して闘技場の外に置いていきましょう。時間経過でアジュが全部壊してしまうので急ぎましょう。目標は三個です。でかい段ボール箱くらいあるので慎重に運んで、どうぞ。落としたやつはウサギ跳び三周だ。


「いたぞおぉ……いたぞおおおお!」

「すべてはチャンス!」


 装置を守っている下級天使がいますね。下級は前後のない白いマネキンみたいなやつか、白い球体です。基本ザコなので攻撃魔法で牽制、近づいて秘剣アイスTでぶった切りましょう。


「アツゥイ! アツウィッシュ!」


 火球を飛ばしてくる下級天使がいます(激ウマギャグ)。火力はないけどちまちま攻撃してきて狂いそう! ダメージは自分に冷気を纏わせることでほぼ無力化できます。今までの積み重ねがあ~よう染みる。なので多少無理してでも接近して斬りましょう。さっさと退治しないとご褒美はないんやど?


「今日も俺、たくましい姿いっぱい晒すよ?」


 はい楽勝。ぺっ、甘ちゃんが。全滅させたら装置を運ぶ作業だぞ。まーだ時間かかりそうですかねえ。ホルガンくんはこう見えても、身体は、しっかりして…バッチリの筋肉質ですよ。さぁもう一声どうだ!


「外に送ればいいんだろう? このイケメンが転送しておくよ」

「アリシャス!」


 セーレが外まで転移させてくれるようです。確かに少し離れた位置に装置が転移しました。やりますねえ! マグナムに守護させましょう。セーレとサーニャちゃんはついてきて、どうぞ。


「ここで待ってりゃいいんだな」

「オッスお願いしまーす!」


 さて二個目の装置はすぐ近くです。天使なんて楽勝で倒せるので、ここも最速で……。


「ブモオオオオオオォォォ!!」


 いや僕もう大いに戦慄ですね。ミノタウロスの幻影がいます。本体より弱いんですが、でかくて耐久力も体力もあってめんどくさいんだよなあ。やだ、小生ロスやだ!


「私が装置を取り外します。お兄様とセーレさんで対処をお願いします」

「それがベストだね。いくよホルガン。イケメンの斬撃……イケスラッシュ!」


 セーレは中距離でちまちま攻撃して体力削ってくれるので、ホルガンくんが前衛をしましょう。注意点はでっけえ斧に当たらないことだけです。大振りの攻撃は見てから回避できるので、氷魔法で足元を凍らせて動きを遅くしてやりましょう。


「ブモオオオォォ!」

「外してんじゃねえよバーカ! はあ~つっかえ、やめたらミノタウロス」

「ブモ! ブオオォォ!!」


 煽って激情させて判断を鈍らせましょう。こうすると討伐タイムが短縮できている気がしますし、テクニックを駆使している感覚が気持ちいいですね(建前)気持ちよくはない!(本音)


「装置の取り外しが終わりました!」

「よし、今転送させる!」


 作業が終わったみたいなので、三人で輪になって切り合わねえか。サーニャとの連携魔法で周囲の温度を下げ、ひたすら氷魔法のラッシュを叩き込みます。それでも死なないので、剣での五連撃と槍でのジャンプ突きを混ぜていきましょう。


「思ったよりだいぶタフだね」

「なにっ、しゃあけどスピードが足りんわ!」

「けれどこちらに決定打もありませんわ。忌憚のない意見というやつですわね」


 一撃必殺的な火力ゴリ押し技がないのが響いていますねこれは。聖剣月とか邪剣夜とかなんかないんかいワレエ!


「ホルガン、このイケメンに合わせてくれ。二人の斬撃を与え、内部に転移させる」

「あ~いいっすねえ! やりますやります」


 なにやら合体攻撃するようです。新しい技を覚えることに繋がるので、こういうのは大歓迎だぞ。まずホルガンくんが剣に魔力をありったけ乗せて斬りかかります。


「ンアッー!」

「ここだああぁぁー!!」


 クロスするようにセーレの攻撃がヒット。ミノタウロスの胸に大きなX字の傷ができます。


「転移!!」


 ミノタウロスにあの痙攣がやってきて、完全に消滅しました。


「実験成功、ってところかな?」

「お前やりますねスギ!」

『合体攻撃、転移X斬りを覚えました』


 やったぜ。説明を見ると、まず表面に二人で斬撃を与える。そして瞬時にセーレが敵の体内に攻撃を転移することで、一度の攻撃で体の内外を同時に攻撃できるらしいです。エグいなお前! これは敵の鎧や筋肉を無視して、体内に直接ダメージが入るみたいですね。こりゃいいタイム出ますよこいつは。


「おめでとうございます。さあ次の装置に向かいましょう」

「ウッス! それじゃああの……」


 ホルガンくんが指さした先で爆発が起こりました。そこだけじゃなく、一斉に爆発しましたね。時間切れです。アジュが残りの装置全部破壊しました。まあ二個ありゃ問題ないっす。へーきへーき、大丈夫だって安心しろよー。根拠? テストプレイしてるに決まってんだルオオ!


「マグナムと合流して、他のみんなの安否確認はい、よろしくう!」

「了解だ。急ごう」

「回復はお任せを」


 なんだかんだでアジュがミノス王を倒して、ミノタウロスも天使も全部消えました。怪我人はいても重症者はゼロ。無事クエストもクリア扱いで報酬が入ります。金! 金! 金! 金と単位をくれ。もらったら魔導具の研究所へイクゾー!


「相棒、この装置どうするんだ?」

「ウッス、アーマーかガントレットにしまっす!」


 ホープラボという研究ギルドがあるので、そこに装置を持ち込みましょう。超大手ギルドで、魔導具の開発・研究から販売やオーダーメイドまである程度なら請け負ってくれます。


「装備品にするのかい? そんなに小さくなるとは思えないけど」

「そこはがんばってもらうしかないっす」


 というわけで専門の部所に持っていきましょう。君が、受付係くんだね。この装置は魔力・生命力・攻撃魔法などを周囲から吸収して、エネルギーに変換するんだ。これを小型化して、装備品にできないかなと思って持ってきますた。


「えぇ……これはまた珍しい……まず解析からなので、可能だとしてもかなりの時間がかかりますよ?」

「あっ、いいっすよ。コンテストで入賞した、その素敵な技術力を見せてお」


 正直こういうグッズないと厳しいです。たとえばアジュと戦う時、彼は魔法が得意なのでガンガン撃ってきます。こちらの魔力が枯渇する方が絶対早いし、どの方向から何が飛んでくるかわかったもんじゃないので、これを防ぎましょう。防御と回復を同時に行うのです。


「どうした? その大きな箱は何だ?」


 上級生っぽい人が出てきました。確かアカツキという三年生です。やったぜ。こいつが興味持てばほぼ確定で作ってくれます。未知の技術であり、いろいろ吸収できてさらに二個ある! お得ですよこいつは。さあどうだ!


「…………なるほど、既存の技術とは違うな。特殊な素材か? 分解してもいいんだな? 面白い。解析させてくれるなら受けよう。ご所望の装備品を作るなら費用は……」


 はい、114514円じゃきかないくらいやべー額です。今後はこれを工面するために頑張りましょう。


「ウッス! 稼いでくるのでオナシャス!」

「じゃあこの紙に必要事項を書いてもらおう……そっちのギルドランク低いけど大丈夫か?」

「ウッス! あてはありまっす!」

「まあ金がなけりゃ装備品は作らず解析だけするよ。そんときゃ珍しいもんを引き取るってことで金は出す」


 こういう研究所は珍しい装置を持っていくと、研究に使うと言って買い取ってくれます。つまり装備ができなくても金は増えます。金が用意できてもできなくても、ルートを解析済みなので、気楽に行きましょう。


「オレはアカツキ。返済以外なら、一ヶ月後にまた来てくれ」


 こうして装備のあてを作ったところで今回はここまでです。エタらなければまたお会いしましょう。

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