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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

Al

作者:穢醜 悪人
2045年に起きると言われているシンギュラリティ。
人工知能のAIが自らの手によってAIを作り出す時代の到来。
もし本当にそんな時期が訪れるのであれば、いずれ人間は自らの居場所を失うのではないか。
映画のように、本当にAIやアンドロイドが人間に対して侵略を始める時代が来てしまうのだろうか。
『自分や会社の利益を追求している場合じゃない、人類の未来を守らなければいけない』
天才エンジニアと謳われた三倉誠人は人の心をAIに植えつけようとプロジェクトチーム「team you and i」を結成するも、研究開始からわずか3年で頓挫することとなる。

滝沢創は『2045年にシンギュラリティは起きないよ』と、そう断言する。
『そういう問題じゃないんです。AIには愛がないんです』と、いずれ訪れるシンギュラリティに向けAIにも愛が必要だと訴える中静真愛。
両者は日本の二大AI会社、コアインテリジェンス(CI)とシバタAIというライバル関係にある会社に所属していた。
利便さを追い求め続ける社会に合わせて技術向上を図り続けるCI。
それに対して「人の心」を作り出そうと迷走を始めてしまったシバタ。
シバタが業績不振に落ちる中、技術追求を行ってきたCIで務める滝沢は1人スーパーコンピュータを前にしながら夢想するのだった。愛とは一体なんなのだろうかー。
AI産業において世界から大きく遅れを取る日本。
そんな中で業績を落としながらも″愛″を研究し続ける中静ーそして滝沢も。
CIにのまれていくシバタの経営は危機的状況に瀕していた。それと同じようにAI産業において日本はこのまま世界にのまれていくのだろうか。そしていずれAIそのものに、人間ものみこまれていってしまうのか?
滝沢と、中静の未来はー。

『愛だの恋だの、そんな訳のわからないことに現を抜かす奴はクビだ』そう高らかに宣言するのはCI人事部長の高嶋秀仁。
かつてCIの中にも技術革新のみならず、人間の持つ共通概念をAIに与えようとするプロジェクトチームがあった。「team you and i」しかし、彼らの姿は、もうそこにはない。

『さて、最後のノミも潰してしまおうか』
不気味に笑う人事部長の高嶋秀仁。
『滝沢のパソコンを調べてこい、半年以上泳がせたんだ。さすがにボロを出すだろう』滝沢の身に魔の手が迫る。
多重掲載中
愛が足りない
2020/12/21 21:00
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