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5歳になった


「あなたに似て凛々しい顔つきです。」

「いや、おまえに似て可愛らしい顔じゃないか。」


赤ちゃん転生ですね。はい。

もう少し後で良かった気がするんだけど。

ということで、5歳までスキップするか。








今日で5歳になった。

大まかにこの5年間の説明すると、

魔力を体で循環させるのを毎朝したり、この世界のことを勉強したり、と色々した。


驚きなのはこの国の文字は日本語だった。他の国もおそらく日本語なのかもしれないが、これは非常にありがたい。

おそらく女神が日本語を浸透させたかもしれないな。全く一緒なんてありえないし。

日本と、いや地球とどんな繋がりがあるかは知らないが、気にしたところでだな。


おれの住んでいるリベルタ王国。東側にマルバス帝国があり、領土が1番大きい。西側は海になっている。海には大型の魔物がいるらしく、特殊な船じゃないと口腔ができないという。北側は大きな山脈があり、死龍山と呼ばれている。龍でも死ぬレベルの山みたいな意味らしいが、よくわからない。死龍山の向こう側に獣人族が多く集まる国があり、ドゥラス獣国というらしい。そして南側に面しているのが、赤目の森と呼ばれる大きな森だ。この森の広さは大体リベルタ王国より少しだけ小さいぐらいで、かなり広大だ。ただ、C級以上の魔物が大量にいるらしく、どの国も領土として確保できないし、立ち入るのも危険なのだとか。その赤目の森の向こう側に宗教国家があり、メイクラス神国がある。女神様を信仰してるみたいだ。女神様の名前がメイクラスなのかは知らない。

まだ、覚えてない部分もあるから詳しくは後ほどだな。


あとは、貴族としてのマナーや作法など3歳半くらいから習っている。

今日5歳になったことで、父が剣の稽古をつけてくれるそうだ。そして明日は貴族の方々を集めて、お披露目会らしい。めんどくさいけどおいしいご飯が食べれるみたいだし、がんばりますか。


「ルクファス。今日でおまえも5歳だ。そろそろ稽古をしても良いと思うのだが、どうする?」

「是非、ご教授願いたいと思います父上。」

「わかった。では、朝食のあと庭に来い。」

「わかりました。」


そして一旦部屋に戻り、魔力を循環させる。

朝食の時間になり、俺の部屋にメイドのルナが来る。


「ルクファス様。朝食のお時間となりました。」


扉の向こうでそう言うので、


「わかった。すぐ行く」


1階に降りると俺が最後だったみたいだ。


「ルクファス。遅いぞ。」


次回は、登場人物の紹介にします。

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