43「方針会議」
本日も方針会議を開いている。
魔族領以外の地からの公演オファーが届き始めている。
一度に全部を受ける事は出来ないから、順次巡業していく事になるのだが、
そのルーティーンをどのように回して行こうかという段階に来た。
ニホバルとツェベリ、ルリアとキスナエレア、王太后アビスナそしてルノア養成所主任
更に各部署のマネージャー達で会議が始まる。
先ずはどこで公演をしたか再確認をしてみる――――――――――――――――――
①魔族の国ハユバム、首都ザウィハー(公演はここから始まった)
②魔族領(ダンヴァンの街・ロダザックの街・シータッドの街・ホワピュルの街・クージルの街・ディヤの街)
公演の規模は以上の魔族領地内に拡大した。内、ニホバルが視察したのはディヤの街のみ。
③ヘルトルの街(中州の町)
初めて魔族領の外にある街のオファーで訪れた。
④ウェミテカトルの街(獣人の街)
獣人族からのオファーで訪れた街。
⑤イラマデニア王国(公演するも壊滅させてしまった)
オファーが来ていても、まだ公演も視察もしていない地域――――――――――――
①ヴァルキュリアの国アサスウイア
②エルフの国ファナード
③ドワーフの都セルズグナの街
④セイレーンの島キビテ
⑤オーガの街バラーゼカ
⑥コボルドの街フォロワスター
⑦海の街ツラージル
⑧アルパリヤ領(人族と他種族)
⑨アヴォロス王国(人族)
⑩ジロクアント王国(人族)
⑪サッシリナ公国(人族)
⑫ハディゼキヌ領(人族)
ルノア養成所主任が言う
「今言う事ではありませんが、パラレルワールドの街を知っています。ああ、失言でしたね」
パラレルワールド?
思わずヲタク心を刺激されるキーワードだな。
俺たちが行けない場所を何故言うんだろ。
そこは以下の街になる。いずれ異世界に行けるのかな。
①サビモエナの街
②エカサの街
③セーズルアの街
④ファヒテバルの街
⑤セスァレナの街
⑥ヒオグゲグの街
⑦魔族の都アシャンレニル
はっきり言って、行っていない所はまだまだ有るという事。
これから行くのは何処かというのが明確になった。
俺はアビスナ母様の許可を得て、魔族の親善大使という肩書きを持つ事になった。
他国との親交・交友を結ぶ仕事だ。
趣味で始めた事だけど、やはり王族関係から離れられないのか。
「ニホバル様、本日のもう一つの議題として、レケシウネよりシルフィードの知人を紹介したいとの事ですが」
シルフィードと言えば、風の精霊だな。
ひょっとして音響係に最適なんじゃ?
さっそく面談してみるか。
という事で、レケシウネにシルフィードの知人を紹介してもらう事になった。
紹介されたシルフィードの名は『ユネペイア』女性だ。
風の精霊という事は、音の拡散や音響エフェクトの専門家に違いない。
即決で採用だな。
……そうなると、スポットライトを扱う光の精霊なんていると尚良いかも。
もう少し余裕が作れれば実行に移してみるのも良さそう。
たぶん、精霊つながりですぐに来そうな気がする。
ひょっとすれば光エフェクトなんかも出来るかも。
「光の精霊?知ってるよ『カンデラ』『ルーメン』『ルクス』誰が良い?」
さっそく聞きつけたレケシウネが紹介してくれる。
って、その名前、光の単位なんじゃ?
あ、もしや光の精霊が三人って事は、赤、緑、青の三人か?
とかく植物の妖精は風、水、光の精霊と仲が良い。




