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転生したら魔王の放蕩息子な件 魔族の国の駄目な放蕩王子だから好きにさせてもらおう物語  作者: ぽてち
魔族の国の駄目な放蕩王子だから好きにさせてもらおう物語
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41「イラマデニア王国」

あとがき欄にYoutubeのURLを張ってみる事にしました。

文面からは音楽は聞こえません。

イメージ的として聞いてもらえばと思っています。

Youtubeからの無差別にチョイスしただけの紹介URLですから、

アフィリとは無関係です。

結構重複もありますが楽しんで頂ければ何よりです。

人族の王都イラマデニアの王、デニアン王に音楽祭を催す街が

いくつかあるという情報が聞こえるようになって来た。

市井の人々の間で噂になっているからだ。


噂の出所は勇者グレイドなのだが。

グレイド達はニホバル王子との約束通り、

人族の街の酒場で音楽の事を吹聴して回っている。

中には音楽祭を催した街に行った者や、知り合いから聞いている者もいる。


噂が広まるにつれ、王の耳にも届いたのだった。


かつて勇者グレイドに魔王討伐の依頼を出した事がある。

結果は『討伐失敗』。

勇者が魔王と戦って敗れたのではなく、討伐すべき魔王が

いなかったと報告が届いている。


各地で開催される音楽祭の発祥が、魔族の都からという噂もある。

魔族の都から音楽?

魔族は暴虐ゆえに恐れられるもののはず。

デニアン王には関連性が判らなかった。


「これは勇者をもう一度呼んで聞いてみるしか無さそうだな」



グレイド達はモマドーの街にいた。


「デニアン王よりの勅命である、貴殿たちは速やかに王の下へ参られよ」


……王様からお呼び出し?


グレイド達は、そういう事もいつかは来るだろうなと思っていた。

これは喜ぶべき事だろうか、はたまた面倒事になるのか。

どちらにしても、王様からの呼び出しに応じない訳にはいかなかった。




「グレイドよ、街々に音楽なるものが広がっていると噂を聞いた。

 それは魔族の国から広まっているとも聞く。

 魔王討伐に行って来たお前達なら何か知らぬかと思ってな」


「デニアン王様、その噂は真実であります」


グレイド達はデニアン王に噂は真実だと伝えた。

魔族ハユバム国の王子ニホバルの発案から始まり、

各地を巡業し、街は音楽祭を開いているのだと。


「その音楽と申すものはどういうものなのだ?」


「音楽ですかぁ、口で説明はし難いですね」


「そうです、聴かなければ解りませんが、心がワクワクするんですよ」


音楽の良さを口で説明するのは難しかった。

こればかりは実際に聴いてもらわなければ。


「人々の評判に上がる位なら、本当に良いものかもしれぬな」


「グレイド、イラマデニア王国に公演依頼は出来そうか?」


デニアン王は王城で公演させて、自ら確かめてみようと考えた。

ニホバル王子に公演依頼を届けるために、グレイドに伝えるのだった。


「グレイド、再びザウィハーへ赴きイラマデニア王国での公演を依頼せよ」


「はっ、承りまして御座います」





再びグレイド達は魔族の国を目指し、ニホバルに会見を申し込むのだった。

ニホバルは了承した。


「今度はイラマデニア国に公演か。

 出し物は何にしようかな、人の忌避感が少なそうなのが良いか」


①ハーフリンクの合唱隊(ザウィハー合唱団)

②オーガ和太鼓セッション(鬼太鼓)

③ランウネルとレケシウネ(水声(スイセイ))

④ナニル・リョリョシナ・ソキニア・ポリア(おニャンこ娘)

⑤バックにザウィハー交響楽団の演奏と、バックダンサー隊


というプログラムを組んでみた。

スケジュール調整の終ったユニット達とグレイド達を連れて、イラマデニア王国の公演に向かうのだった。





王城にて王関係者達を前に、ニホバル王子は御前公演を開催した。


「うーむ。良いな、とても良い。

 わが国にもぜひ欲しいものよな」


デニアン王は欲深い男だった。


「ニホバルよ、天晴れである。

 其の方、余の国の者にならぬか?」


さすがに、この申し出は困る。

ニホバルは一介の市民ではない、魔族の国の王子なのだから。

御前公演を行ったとしても、一国の王子の立場は、イラマデニア国国王より下ではない。

国王に招待された国賓で対等あるはず。


「デニアン様、それはお受け兼ねます」


「余のものにならぬと申すか?」


悪い笑みを浮かべるデニアン王と彼の臣下達。

合図が出され、衛兵達が一斉に駆け寄りニホバル王子達を取り囲む。

ツェベリがすかさずニホバル王子の防御に入る。


「デニアン様、これはどういう事でしょう?」


「見て判らぬか?

 余の申し入れを断ると言うなら、力ずくでも従わせようというのだ」


「そんな事をすると後悔しますよ?」


「心配は無用だ。

 たかが魔族の王子、人質にすれば戦争も起こせまい。

 現にお前を守れる護衛は一人だけだろう。

 抵抗は無駄だぞ」


「この愚かな王様は、とんだ勘違いをしておられる」


そう、ニホバルの側に付いている護衛は女性のツェベリだけである。

最初から護衛の兵士達は、一人も連れて来ていない。

一国の武装した衛兵達に囲まれているニホバル王子達は、本当に無力だろうか?


「何時から俺が無力だと勘違いをしていた?」


ニホバル王子の連れて来た音楽ユニット構成員達もデニアン王に怒りの目を向けている。


「己の不利な立場も解らぬ若造が、笑止千万。 者共かか……」


ニホバル王子の配下の団員達は、怒りで本性を現し始めた。


バックダンサー隊の戦闘民族アマゾネス達が

和太鼓奏者のオーガ達が

水の精霊ウンディーネのランウネルが

アルラウネのレケシウネが

人化を解いたマネージャーのドラゴン達が

交響楽団の各種種族達が


デニアン王配下の武装した衛兵達の顔は青褪めていく。

衛兵達の数より少ないはずのニホバル王子一行が変貌した。

イラマデニア王国の総戦力を動員しても勝てるかどうかの相手ばかりだ。

それが国王のいる王城の真ん中で出現し、戦いを挑もうとしているのだ。

武装した衛兵達で取り囲み、宣戦布告した後で、どうすれば事を治められるだろう。



戦化粧のアマゾネス達は衛兵を斃し武器を奪い取り、城内に飛び込んでいく。


「ぎゃっはははーーーー、お前ら皆殺しだぁぁぁーーー!」

  「お前ら、私らに続けーーー、一人も生きて逃すなーーー!」


城内のあちこちから悲鳴が上がる。

大量殺戮が開始された。

衛兵達の必死の抵抗も虚しく、蹂躙されていくイラマデニア王国王城。



オーガ(大鬼族)達は太鼓のバチを巨大な棍棒や斧に持ち替え、

デニアン王や重臣達、配下の衛兵達に戦闘を仕掛け襲い掛かる。


「ごあああぁぁぁーー! 悪人は許せねぇだーーー」

  「ごるぁぁぁ、おめぇも悪人かぁ、覚悟しやがれぇ!!」



ギャオオオーーーーン!

 ゴアアアーーーーーーー!  ドガガガーーーンン!!!


人化を解いたマネージャーのドラゴン達は巨大な姿を現し、城を崩していく。

ドラゴンブレスで焼き払い、城塞の徹底的破壊が始まった。


「血を流して死んでしまえー!」

  「俺達を武力で従わせようなんて許せねー!!」


ウンディーネのランウネルはニホバル達を水流の壁で護りに入る。


阿鼻叫喚が上がり、逃げる事の出来ない人々を飲み込み、イラマデニア王国王城は陥落した。

交響楽団の各種種族達も衛兵達と戦い、武器を奪い彼方此方で起こる戦いに参入していく。

城内に放たれた炎は家財を燃やしつくし、死屍累々の死体を焼く。


友好を結ぶ事を考えなかったデニアン王達は、城の崩壊に巻き込まれ死亡した。

王都は水源が枯渇し、居住していた住民たちは四散して行く事に。

廃墟の都には有害な毒草や、棘の鋭いイバラが生え茂る。

こうしてイラマデニア国は滅亡消滅してしまった。

①ハーフリンクの合唱隊(ザウィハー合唱団)


https://www.youtube.com/watch?v=YXaqcsvB-aE

合唱団 野ばら ウェルナー


https://www.youtube.com/watch?v=U_AY5PZ6RXk

合唱団 グリーングリーン



②オーガ和太鼓セッション(鬼太鼓)


https://www.youtube.com/watch?v=CsKqBy2uJ34

Sensational Young Taiko drummers - Powerful, brilliant. Nagasaki, Japan. Part 1.



③ランウネルとレケシウネ(水声)


https://www.youtube.com/watch?v=teCc5CKG4bY

マリンバ ウィリアム・テル(ヴィルヘルム・テル)   William Tell Overture Finale


https://www.youtube.com/watch?v=-gz8m8Hus4Q

ザナルカンドにて グラスハープ Zanarkand - Final Fantasy X Glass Harp



④ナニル・リョリョシナ・ソキニア・ポリア(おニャンこ娘)


https://www.youtube.com/watch?v=bdx0Jk0GDes

にゃんこ聖歌隊~花のワルツ クリスマスver.~


https://www.youtube.com/watch?v=oxYFlhfCa6A

カナダの友から送られてきた歌う猫です



https://www.youtube.com/watch?v=A3Z4cVaMKkU

怪獣大戦争マーチ( ゴジラ伝説より~SE入り)

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