第40話 両家の対立
新しく書き始めたオンラインゲームが題材の作品の勉強をしようとff14を始めたところ見事にハマって抜け出せなくなった藤堂いのりです。
周囲を怪しく包むのは猛毒を思わせるような濃紫の霧。
『周囲を包む』それは比喩などではなくその霧はこの島全域を覆っていた。
絶海と呼ばれる危険領域に存在するこの島はまさに孤島と呼ぶに相応しい。
眼前に広がるのは草木も枯れ、死に絶えた荒れ果ての大地と死屍累々と散らばる生物の骨。
かつてここで何があったのか。
それを知る者は今や殆どいはしない。
太陽の光は霧によって陰りどこか陰鬱とした印象を与え、まるで冥界を思わせるかのようなそんな場所をその男は歩いていた。
『お待ちしておりました。』
「…ミザイか。」
男の耳に届くのは、どこか反響したかのような響きを持つ男と女、二つの重なった不思議な声。
ミザイと呼ばれた者が頭を下げる。
しかし、その姿は異様というほかなかった。
例えるならばそれは影、質量をもたない影が人型を装って蠢いている。
さらにその異様さを増幅させるのは顔の代わりといった具合につけられた仮面舞踏会のあの仮面だ。
闇の中に浮かぶ仮面と蠢く影、その二つが一抹の不気味さ思い起こさせる。
そしてそんな異形の存在に敬意を払われているこの男もまた、まともな存在ではないことは想像に難くなかった。
『こちらです。既に皆様お揃いでございます。』
「あぁ。わかった。」
男の返事に対してミザイが作り出したのは、これまた影としか言いようのないもので出来た扉。
音もなく開く黒い扉。
男はミザイの言葉に頷くとその扉をくぐる。
その先に続く光景は、先ほどまでの死の大地とは大きく変わった巨大な円卓であった。
無言のまま通路を突き進み、円卓に備えられた椅子の一つに男はそのまま腰を下ろす。
男とミザイを含め、既に座席についてる者は八名。
未だ円卓には十四席の空席があった。
「うん、時間通りにベルトランが最後で今日は八人か。まぁ、いつも通りだね。ミザイ、お疲れ様。」
そこに響いたのはこの場に似つかわしくない子供の声。
満席には程遠い人数だが、我等が君主殿の言う通りこれはいつものことであった。
「そのようですな。」
それに追従するように相槌をうつのはどこか陰湿なイメージを与える底意地の悪そうな白髪頭の老いぼれだ。
しかし男にとってそんな瑣末なことはどうでもいい事だった。
席に座る男は……俺は腕を組みながら目を瞑り、事の進行を待つ。
「………それにしても貴様が儂の呼び掛けに応えるとは……一体どういう風の吹き回しなんじゃ?ん?いつもの皇帝はどうしたんじゃ女帝?」
老いぼれが声をかけたのは俺と同じように目を瞑り席に座っているこの世界では珍しい黒髪の女。
女帝と呼ばれた女は目を開け老いぼれを一瞥すると返事もしないまま再び目を閉じた。
「…っ!貴様っ!」
その態度が気に食わないのか老いぼれは苛立ち気に言葉を切るとその場に立ち上がる。
しかしこれも今に始まったことでない。
自分を含め、誰かがこの老いぼれに絡まれるのはいつものことなのだ。
誰かの態度や発言に嫌みたらしく噛み付き、空気をかき乱す。
全ていつも通り。
俺はその喧しさに閉じていた目を開ける。
そして案の定その喧騒はいつも通り第三者によって遮られた。
ヒュッ
静寂を、空間をも裂くかのような鋭い風切り音。
その剣速から生まれた衝撃が爆風となって円卓を駆け抜ける。
「隠者よ、我が君の前で醜い争いをするなと何度言えば分かる。それともその首を切り落とさなければ分からないか?」
「ぐっ…!」
隠者と呼ばれた老いぼれに片手で突き付けられるのは2メートルを超える長身の黒き大剣。
隠者の悔しげな呻きを聞き終えると大剣の持ち主はその剣を地面へと突き刺す。
それだけのことだというのに剣が硬い石床へと触れると同時に部屋全体に地震を思わせる大きな揺れが生まれた。
とある鉱物から打たれたその大剣の最大の特徴は見た目からは考えられないほどの質量。
それは当然おおよそ片手で持てるような代物ではない。
それを軽々と持ち上げ鋭く動かすという事実がその者の実力をシンプルに表していた。
「くふふふふ。私から見ればそれも同レベルだと思うけどねー?くふふふふ。」
その様子を見ながら嘲るように笑うのは魔物を模したぬいぐるみを腕に抱える少女だ。
身に纏うゴシックドレスは年相応とは言い難いが、この場の雰囲気もあいまってまるで人形のような、ある種神々しいとも言えるような印象を与える。
「ベルトラン?そんなに私を熱く見つめてどうしたのかな?くふふふふ。もしかして…こんな小さな女の子に欲情でもしてるのかなぁ!?きゃー!気持ちわるーい!くふふふ!くふふふふ!」
「………あらぬ罪を擦りつけるのはやめて欲しいものなのだがな。」
面倒な巻き込みに俺はため息をつきそうになる。
猫を被るのも大概にしてほしいものだ。
さっきの嘲笑や、今のからかいも含め、この少女が見た目以上に最悪な性格であることは誰の目からも明らかであった。
「やっだぁ〜!ロザミアちゃんったら羨ましいわぁ〜!こんな良い男に見つめられちゃうだなんて………私だってイケメンに見つめられたいわぁん!!」
からかう少女に反応を示したのは、女口調で話す筋肉質の大柄な男だ。
「は?勝手に名前で呼んでるんじゃねーよ。きもちわる。なんなんだよイケメンイケメンって。お前男だろうが。このオカマ野郎。」
「誰がオカマ野郎だゴラァッッッ!!!アァッ!?ざけてんじゃねぇぞテメェッッッ!!!ぶっ殺されてぇのかッッッ!?!?」
そして聞いて分かるとおりこの口の悪さと冷たさが少女、ロザミアの本性であり、ドスの効いた男口調が大柄な男の本性でなのであった。
「ははは!君達は仲がいいねぇ。騒がしいのも結構だけどさ?ねぇほら、もう時間だよ?そろそろ黙ろうか?」
有無を言わさぬ君主殿の言葉。
「「………。」」
その言葉の圧にさっきまでの喧騒は嘘だったかのように消え去る。
「うん、結構。さて今日の招集者は隠者だったね?それじゃあ始めようか。神託評議を。」
歴史に忘却され今や地図から人々の記憶からも、そして時の流れからも隔絶されたこの島の名は幽幻島。
理外の理から外れたこの島で、今日もまた計画は進みゆく。
それぞれがそれぞれの願いに思いを馳せながら。
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「すいません。」
昼の休憩を終えたのか仕事を再開しようと準備を進める受付嬢に俺は声をかける。
昼過ぎとなった今現在、ギルドの中には数人の受付嬢とギルド内に併設された酒場で既に酔い潰れ、大声で騒ぐ見るからにダメそうな冒険者が数人いるだけだった。
つまりは受付に並ぶ人間は俺一人だけということである。
更にはギルドマスターから俺という存在の連絡もあったようで、そのおかげもあってか、大した時間をかけることなく執務室のある二階へと通らせてもらえた。
コンコン。
階層を隔て、騒がしさに包まれていた一階の音も大して届かない二階では代わりにノックの音がよく響く。
それにしても、ここまで静かな環境で部屋に篭って仕事とか考えるだけで息が詰まりそうだな。
そんな他愛もないことを考える。
「おう、入っていいぞ。」
ドア向こうからヒューズの返事が届く。
んじゃ、入りますかね。
「お邪魔しまーす。」
「あぁ?さっきぶりじゃねぇか。どうした?」
少なくとも次に会うのは数日後とでも思っていたのかヒューズは予想外というような顔をする。
「えーっと、実は…」
金がないから報酬金をくれと単刀直入に伝えようとしたその時、俺の言葉を遮るように黒い影が俺の顔を目掛けて飛びかかってきた。
あれ?なんかデジャヴだぞこれ?
「ぐぇっ」
不細工な呻き声をあげて俺は後ろ向きに転倒する。
「キャン!キャン!」
全身を大の字にして倒れた俺の顔をペロペロと舐める黒い影。
そう、もしかしなくともガルであった。
俺は両手で抱き上げるとその場で胡座をかく形で座り込む。
「おいおい…俺の時とは随分と反応が違うな。」
俺に抱き上げられながら尻尾を犬のようにブンブンとふるガルにヒューズはため息気味に言葉を漏らす。
どうやらヒューズには心を開いていなかったようである。
馬鹿め、ガルのことを犬っころとかいうからだ!
俺は心の中でツッコミをいれる。
しかし…それにしても…。
「ガル、お前なんかめちゃくちゃ小さくなってないか?」
「キャウン?」
はたしてどういうことなのか、一日ぶりに見た俺の従魔は大型犬から子犬くらいの大きさにサイズダウンしていた。
俺が成長したようにガル自身も成長しているであろうことから見た目にそぐわない強者のオーラというか威圧感のようなものは感じるんだが…鳴き声も狼というより子犬のそれに変化しているし一体何があったというのだろう?
「小さくなった…?その犬っころなら俺がお前を見つけた時からその大きさだったぞ?」
俺の口にした疑問にヒューズは何を言ってるんだと言うように首を傾げる。
「だからガルは犬じゃなくて狼だって!」
ヒューズの間違えを指摘するものの、この大きさのガルしか知らないなら仕方ないのかと少し納得してしまう気がした。
いや、それでも犬扱いは許さないけどね?
「キャウ!」
そんなことを思っていたところ、ガルが一際大きな鳴き声をあげた。
俺たちの会話に割り込むように鳴き声をあげたガル。
それはまるで自分に注目しろと言っているようだった。
二人してガルを見つめる。
そして変化は突如として表れた。
「ガウ!ガウガウ!」
「「………。」」
でっかくなった……2メートルくらいに。
………いや、なんでだよ!!!
なんで俺より大きいんだよ!!!
「なるほど、【身体操作】か。」
「ガルルルル!」
ヒューズの言葉を肯定するようにガルが唸り声をあげる。
スキル名と目の前で起きた出来事からして身体のサイズを弄るもののようだが…。
「小さい癖にやたらと威圧感があると思っていたが元のサイズが違ったわけか。それなら納得だな。」
ガルへの疑問が納得いったのかウンウンと頷くヒューズ。
そういえば、よくあんな魔物をみたいなこと言ってたっけ。
いやいやギルドマスターを名乗るならそれくらい見抜いてくれよ…。
まぁ…いっか…それは置いてくとして…。
「帰ってからの事を何にも考えてなかったけど、流石にこの大きさは目立つなぁ。」
先にことわっておくが、従魔を街中で連れ歩く事自体はなんら問題なかったりする。
鳥類種の魔物にガルと同じ狼類種の魔物、また魔物使いでなくともペットのような感覚で使役、飼育している者もこの街では少なくない。
とはいえガルほどの大きさの従魔を街中に連れ歩く奴は滅多に見ないが。
「だったら小さいままでいてもらえばいいだけだろう?」
「うーん、それだとほら。ガルのかっこよさを完璧に表現できないっていうかなんというか。それに犬って言われるし。」
「ガウ!」
俺達の会話が理解できているのか大きな鳴き声と共にその身体を小さくするガル。
えぇ!そっちを選ぶの!?
「何をいってるんだか…。ほら、当の本人は何とも思ってないみたいだぞ?」
「ぐぬぬ…。」
ヒューズの言葉に唸る俺。
何故だ!ガル!お前は犬って言われたり思われたりしても悔しくないのか!?
「キャウン?」
どうしたの?と首を傾げ鳴くガル。
ガルに俺の念は伝わらないようだった…。
「んで?お前は何しに来たんだ?従魔の引き取りに来たのか?だったらほれ、これ書いてけ。」
「いや、別の用事があって来たんだけど…まぁいいや。先にそっちを済ませよう。」
ヒューズに手渡されたのは従魔契約に関する契約書だった。
簡単に言ってしまえば、この魔物は〜が使役者で従魔として契約してますよ、だから責任は〜にありますよといった証明書である。
なんでもこの紙自体がギルドカードと同じように特別な技法で作られているらしく、この紙に契約者の血液と従魔の血液を一滴ずつ垂らし魔力を流すことであーら不思議と一切偽造不可の物となるらしい。
詳しい仕組みはきっと解説されても理解出来ないからとりあえず魔法パワー万歳とでも思っておこう、うん。
「そういえば、この主人名ってところは本名で書いた方がいいのか?」
「あー、お前の場合は本名と偽名の二つを書いといてくれ。んで偽名の方にチェックを入れる。それで問題ないはずだ。」
ヒューズに言われた通りに俺は書類を書き進める。
偽名がオッケーなら公的文書としては弱いのでは?なんて思ったりもしたが重要なのは名前ではなく最後に登録する血液と魔力の方だから問題ないとの事だった。
類種と従魔の名前、主人名を書いてっと…あとは…。
「よし、ちょっとチクッとするけど我慢してくれよ。」
「キャウン!?クゥーン…。」
俺はガルの腕に針を刺し、血液を回収する。
ガルは突然の痛みに驚いたのか随分と怯えさせてしまったようだ。
うんうん、分かるよ…。針って怖いもんな。
命懸けで魔物と戦ってた奴が何を言うかと思うかもしれないが魔物は魔物、針は針である。
体内に残る異物感に加えて、目の前で絶対にくると分かる痛みが少しずつ近付いてくるあの言いようもない恐怖は例え世界を超えても共通の感覚なんだと謎の確認ができた。
俺はもう一つの針を指に刺しガルの血と合わせて血判を押し魔力を流す。
「これでいいのかな。はい、あとは頼んだ!」
「よぉし、ちょっと待ってろ。類種が狼、従魔の名前がガルで主人はレオン・ハーティベルク。本名も…不備はないみたいだな。よし、承認っと。」
ヒューズが承認印を押すと同時に淡い光を放つ紙。
一体何がトリガーとなっているのか急に光りだすとはなんとも不思議なものである。
あの承認印も特別なものなのかだろうか?
まぁ、なにはともあれ、これで登録完了だ。
「……こう言っちゃ失礼かもしれないけどヒューズがギルドマスターらしいことしてるのに違和感を感じる。」
「本当に失礼だな!おい!」
流れるようなヒューズのツッコミ。
出会ってまだ数日と経っていないはずだがなんとなくヒューズの扱い方が分かってきた気がする。
そんなくだらないことを思いながら雑談を交わすこと数分、俺はようやく本題を切り出すことができた。
「あぁ、そういうことか。だったら安心しろよ。採集依頼の方はまだ保留だが指名の方の報酬はもう用意できてるぜ?もちろん王鎧蟲分の上乗せもしてな!ほらよ!」
そう言って渡されたのは何の変哲もない一つの革袋。
初めて受け取る報酬のあまりの軽さに若干の戸惑いをみせる俺。
この袋の中に報酬金が入ってる…ってことでいいんだよな?
しかしながら受け取った革袋からは硬貨の重みも、チャリチャリといった特有の金属音も聞こえない。
「ふっ。まずはその袋の中に手を突っ込んでみろ。」
ヒューズに指示された通り、俺は革袋に手を突っ込む。
「…なにも…入ってない?いや、でもこれは…!」
袋の中を手でどれだけ確認しようと何かが入っている感じはしない。
だがそれ以上に気になること、それは袋の内容量であった。
大きさ的には大人の握り拳二つ分くらいの大きさしかない革袋。
だがしかし、今その袋には右腕の肘から先、その全てがすっぽりと収まっている。
それでも要領的にはまだまだ余裕があるように感じられた。
つまりこれは…。
俺は突っ込んでいた腕を引き抜く。
「よし、今度はお前の倒した王鎧蟲の甲殻を頭に浮かべながら手を入れてみろ。」
もう言わずとも分かるであろう。
俺は言われるがまま再度袋の中に手を突っ込む。
頭に思い描くは金色に輝く鎧のようなあの甲殻。
「おお!?」
その手に伝わるのはさっきまでは確実になかった硬い物体の感触。
俺をそれを掴み袋から引き出す。
その手の中にあったのは多少融解の跡が残る金色の甲殻であった。
「よし、無事取り出せたみたいだな。」
俺の驚く顔を見て満足したのかニヤリと笑うヒューズ。
そう、この革袋はただの革袋なんかじゃない。
俺が求めてやまなかったマジックポーチであった。
「まぁオークションにかけられるような高品質品じゃないからあったら便利程度のもんだけどよ、お前には期待してるからな。俺からの餞別ってやつだ。」
「餞別って…いや、ここは素直にありがとうだな。」
俺は思いがけない餞別を素直に受け取るとヒューズに頭を下げる。
「袋の中にはお前の倒した王鎧蟲とウォー・アトラスの素材入ってる。報奨金もな。あとは…」
ヒューズが言葉を続けようとしたその時。
コンッコンッ
その言葉はノック音によってかき消された。
「む、レオン悪いな。何の用だ、入れ!」
「ご歓談中失礼します!」
入ってきたのはこの国の衛士兵であった。
ギルドの職員では無かったことにヒューズは眉をひそめている。
それに対して衛士兵の様子は少し慌てているようで取り繕ってはいるもののお世辞にも落ち着きがあるとは言えない様子だ。
「何があった?」
簡潔に要件を述べろと言わんばかりに鋭く短い言葉をヒューズは切る。
「はっ!中央通り商店街にてエルグリンド商会とローザス商会の対立が発生!ローザス商会による武力行使は現在確認されておりませんが…いつ暴発してもおかしくない状況です。今回もお力をお貸し願えないでしょうか?」
エルグリンド商会とローザス商会?
俺は目の前の衛士兵が語る内容に首をかしげる。
エルグリンドと言えばリーナの家名。
ローザスは…あぁ、そうだ。
ついさっきリーナの父親に食って掛かっていたあの貴族っぽいボンボンの語っていた名前だった。
その両家がたった今、対立中?
俺はそこになんとも陰謀めいた何かを感じる。
出来ることならば俺も現地に赴いて状況の確認といきたいところだが…。
「分かった。すぐに行こう。レオン、悪いがお前もついてきてくれないか?」
「あぁ、分かった。」
俺はヒューズの申し出に運が良い思いながら二つ返事で了承する。
ヒューズの方から申し出てくれるのなら願っても無いこと。
そして俺たちは一旦会話を切り上げると急いで中央通りへと向かうのであった。
ブックマーク、レビュー、感想、どしどしお待ちしておりますのでよろしくお願いします!
また誤字脱字等も教えていただき気付き次第直していきますので教えていただきますと幸いです!
(面白いと思っていただけたらブクマだけでもしていってくださいね…!)ボソリッ




