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【ブリリアント】新月を膝に抱えてアイデアの無さを補って作ったもの。
ダイヤモンドのように光輝く透明な玉だがその効果は【甘露】に次ぐ幻想級の秘薬となった。殆どの毒ならこれで解消されるはずなのだがクロノスの運が低いため召喚者達が患っている症状だけ完全に解毒することが出来ない代物。
【魔法抑制水晶】
ビー玉サイズ水晶が嵌め込まれた大ぶりな純銀製のイヤーカフ。
夢の木製なでっかい本棚
唐木で出来た和製民芸家具のサイドボード
新月がジャム瓶で捕まえた六種類の雲
フラスコに移し替えた。
開発された魔法陣の完成品、おそらくこの中の一つでも発動させようものなら世界が滅びる。
世界地図、四方八方にファンタジー感が出たやつ。デカイ。
ホロスコープ、クロノス達に必要はないが新月の趣味で購入。タンスの肥やし。
何か分からない絵、新月がどっからか二足三文で仕入れたやつ。実は名画。
この世界で発見した今まで見たことが無かった野菜や花のスケッチ、鳥に蝶といったもの。作画新月。
他の世界で仕入れた時計仕掛けの惑星儀に地球儀、
両方とも木と金属が上手い具合に組み合わさった歴史的財産。おそらく価値のある所に売れば高い、がここではタンスの肥やし。
鳥の剥製ガラスケース入り、
実は異界の絶滅危惧種が盛りだくさん。価値のある所に売ったら捕まるやつ。
いっぱいあるキャビネット、
薬品の材料やら鉱石やらが溢れかえって花瓶なんかが置かれている。が、鉱石は未知の物体だったり人間が持ってたら被曝するような代物が多い呪われた棚。相手がクロノスじゃなきゃヤバイことになってた。
(対策済みなのでどうにかこうにか無事)
【いつでもどこでも携帯出来るコンパクト料理】
キッズスパイの見て思いつきました。
【新しいマント】
緑色で身長に合わせて新調。防水加工されていて雷文の模様入り。運は一ミリ変わる。
鞭
一見ただの乗馬用の鞭だが動物全てとコミュニケーションを取れるという優れもの。レア物だった。
チョハと外套
ポーションに浸すという発想でそこそこな効果が付属された。新月の発想は案外優秀だったらしい。
【溶岩性質キングスライムだったもの】
冷やされ千に下され薄皮状態になった元溶岩スライムの王、溶岩性質キングスライムの成れの果て。
薄過ぎて溶岩プレートではなく溶岩シート、一回ぽっきりの使い捨て品となったもの。
【黄燐の瞳】
溶岩性質キングスライムから稀の稀に採取出来る宝石。宝石だが瞳のように球体状で爛々と輝く火を放つ。だが持ち主が持つとその火は熱く感じない。
手に持つとランタンの代わりにもなり暖も取れる。薪の上に置けば火が灯る。
灰の中から取り出すと汚れも手垢も落ちる。
聖鉄の剣、聖銀の甲冑 上下
司祭、シスターが祈りを捧げて聖なる物となった鉄と銀を使用。だがこの世界の創作神アリアスに向けて祈りをした訳ではないので紛い物……とも言えない厄介なもの。なまじ神聖カルットハサーズではアリアスではなく作られた一神教が根強いので。
武器:聖女の涙
細身の片手剣。主に聖女の涙を使用して打たれた国宝なので女性しか持てない。が、女性しかも処女が持つことで効果2倍になる代物。
頭:月光の結い紐
百年に一度月光の光が糸状になり降り注ぐ時を狙って光の糸を刈り取り結わえた物。見た目は結い糸ではなくリボン。毒などをほぼほぼ消すという貴重なもの。
腕 :天使のゴーントレット
昔昔天から舞い降りた天使が自分のつけていた装飾品を人間にあげたという逸話の世界遺産級物。
アンデットが近寄るだけで消滅する力を持つ。
上半身:春風のドレスアーマー
春の色づくような風を風を閉じ込める糸を吐く繭で閉じ込め織った生地のドレスアーマー。
【魅力】の効果を弾き精神攻撃を軽減する。
下半身:日光のアンクレット
日の輪をガラスに写っている間に固めたもの、こちらもアンデット系に効く。
靴 :舞姫のトゥーシューズ
御伽噺のさる舞姫が履いていたもの。軽やかで素早さが増す。
武器 :火炎のチャクラム
火を纏う鋼鉄を高炉に入れて運が良ければ火炎レベルの火を纏う鋼鉄になる物を使用して作られた。そこそこレア度は高い。
頭 :疾風リボン
風を封じ込める糸を吐く繭で疾風を閉じ込めた布で出来ている。素早さが上がる。
腕 :ゴーレムの腕輪
ゴーレムのミスリル製から作った物、普通の鎧より硬い。
上半身:ウンディーネが育てた亜麻の衣
植物にとって大事な水司るウンディーネが育てた亜麻を盗んで作った物。これを作るためにウンディーネの庭と呼ばれる場所からこの亜麻を盗む依頼があるほど。
下半身:コボルトの紡いだ糸で作ったスカート
こちらは精霊さんが既に紡いだ糸を盗んで作られた物。こちらも同じく依頼があるが盗んでいる時点で掠奪を神聖カルットハサーズではやっていることになる。他の国では対価を精霊に渡してもらっている。
靴 :風見鶏のサンダル
家の屋根に飾られる風見鶏は何十年もその大役を担うと風の力を味方に出来る。その風見鶏を溶かして作られた丈夫なサンダル。素早さが上がる。
武器:魔女の劔→イタリア語で『解放された魔女』byぐー●る先生
だから間違ってるかも……
ちなみにこれは改造後仕様、前は張り付けの魔女『ステリガ デ バスドネ』。王室の秘蔵品の杖だったらしい。(賢者クリリアダリアの所有物だった)
頭 :ピアス:泪の幸
人魚をとっ捕まえて泣かせた際の涙で出来ている。視界の悪い海で暮らす人魚の波なので命中率が上がるんです。
正に酷い代物。
腕 :宵闇の手袋
夜にしか育ててなかった亜麻を使って織った物。
上半身:賢者クリリアダリヤの法衣
神聖カルットハサーズで賢過ぎて当時の王が今の権力可愛さに魔女と言って火あぶりにした賢者クリリアダリアの法衣。
彼女はこれを着ていたお陰で拷問でも生きていた。死んだ際遺体から剥がされ盗まれた。
着ると彼女の叡智も譲り受けるが他国からは仇を見る目で見られる。「その法衣は墓に戻せと」
国の残酷さが目に見える物。
下半身:アンクレット:水の鱗
人魚の……お前ら屑だなって物だった。
靴 :星のブーツ
隕石をヒールに使った靴。魔力を帯びた石だったのでこうなった。
武器 :ミスリルの杖
武器屋で頑張れば買えるレベルの杖。持ち手の棒がミスリル、頭部が紫色の宝石……と見立てて本当はコアを用いて作られている。クソなもの。
頭 :銀のシロツメクサ
聖銀製で女性の冒険者はよく聖銀を用いた髪飾りをつけたがる。しかしシロツメクサは不人気。(理由花言葉)
腕 :白羽の輪
鳥の羽を使用した腕輪。使用した鳥の視力を装備した人間に与える。
上半身:盾の処女のローブ
前【シェルター】の力を持った娘が着ていた物。なので防御力は上がる。
下半身:鉄犬のアンクルウォーマー
魔獣の鉄で出来た犬の毛皮で出来ている。中々にレア。
靴 :白鷺の羽根
魔力を持つ白鷺の羽を織り込んだ靴。
武器 :岩割りの剣
ただの剣。武器屋で買える。
腕 :籠手:駒鳥の集い
鳥と付くように鳥の爪程度なら大丈夫な籠手。名前に依らず紙装備だった。
上半身:ロビンフットの服
悪いやつ()を殺す人間の着る服。見た目はいいがぶっちゃけそこらの冒険者が着てるレベル。
下半身:食人植物ボドバの皮を使ったズボン
その名の通り魔獣を使用、よって少しは効果が期待出来るが見た目はただのチノパン。
鋼鉄の釘の生えた靴→スパイクと考えておk。履いているものは怪我をすることはない。蹴りつけることで威力が伝わる。登山にも使われることが多い代物だが、重い。
☆称号とスキル、特殊スキル
【~帝の加護】→加護とは付いているがステータスを上げているだけ。光以外は50がマックス、光は20がマックス。
【魅了】および【条件下魅了】→魅了は人に好感度をつけるもの。【条件下魅了】は名の通り条件付きで魅了出来るもの。
【光の加護】→ピンチの時にヒントが飛んでくるもの。今回のロボがそれ
【異常予防】→今後の展開を知っていれば後でかかるダメージを減らせる。
【新たな道を切り開く者】→歴史を動かす力を持った人に付く者。
何故か自然と本人より上のレベルで敵意のない人にしか見えない。
当の本人も足し遂げてからしか見ることが出来ない。
【見分けの瞳】→自分の敵に回ったらヤバイ人を本能に教えるスキル
【王家の瞳】→【威厳】を持つ王家の人しか付かない特殊スキル。血が大切で心意気が曇ると消える。
【他人種の血を流す者】→要するにハーフに付くもの
【応援ダンス】→ドラ●エのハッスル●ンス
【暴風の舞】→逃げ足の最終進化形態。敵から百パーセント逃げれる。
【賢者の宴】→魔力回復UPのスキル
このスキルの一個下は【魔女の宴】。
魔女は賢者である女性達を異教徒が言い換えたものだと言われているためこのようなことになっている。つまり魔女=女性賢者、
【見習い聖者】→聖者の見習い。毒や呪いと言った者に強いという者だが見習いなので弱い。【普遍聖者】になれば大抵の毒や呪いは効かなくなる。
この一個上は【駆け出し聖者】
【シェルター】→自分が保護したい対象の前立つことで対象物を守護する特殊スキル。
だがこのスキルを持ったものは攻撃対象物の前に立たされることが多いので注意。
【サブキャラ】→ちょこちょことした活躍しかしない代わりに平凡な人生を送れる人物が持つもの。しかし効果がたまに反転することがある。どうなるかはその人次第。
【自己犠牲爆破】→自分の命と引き換えにすることで一矢報いる特殊スキル。
しかし死は避けられない。
【アタッカー】→最前列で闘うことでステータスが上がる
ジンニーヤー
悪霊だが人間と対等に喋れるだけの知性がある。創作神アリアスにとっては末娘のような扱いをされてたり。
なお肉食なので魔獣も人も関係無く食べる。
聖剣エクスカリバーン
ドワーフが五十人体制で作った剣なので聖剣と呼ばれるには確かに相応しい。けど神様にとってはゴミ扱いだった。
インフェルノ 【種族】亜人
別名泥船、厄災、業火、マッドスドン、地獄 元はNo,4949の世界と呼ばれる異世界の化け物。
普段はNo,4949の世界で世界中の上空を徘徊している。が、稀に何者かの手により異世界に出没することがある。
頭蓋骨のない赤く染まった頭部が三つ、体は一つの厄災。
目玉があったと思わしき部分からは涙が滝のように流れるのでインフェルノが通った天空では紫色の雲が渦巻き地上では涙が落ちて大雨となり口の中は無数の手が蠢いている。引き込まれたら最後この世とは思えない光景を目の当たりにする。
体は骨と皮膚のみで異様に痩せ細った体は腐り奇妙な形に伸びた腕や手、足などには棘が生えている。
インフェルノはその手足だけでも一般的な王都を包み込む程大きく胴体は海深くに沈めても頭が出る程巨大だと言われる。
インフェルノと呼ばれる要因ですが遥か上空から伸ばした手が死火山を撫でるだけで大噴火や地滑りが起き、
足が海に浸かるだけで大津波に、
両腕が国を覆うだけで疫病が起きるといったことなどから“地獄”を表す【インフェルノ】と呼ばれる。
浮遊して移動し続けるため動きはとろいがレベルが上がるごとに巨大化する。レベルが300になると一体のみで子を成す。子が産まれると大厄災と呼ばれる。
大厄災となってしまったインフェルノに立ち向かうことは束になった英雄でなければほぼ不可能。
厄災、地獄と呼ばれるインフェルノの骨は最高の武器素材に、血は使い方で毒にも薬も変わる。
という異界の化け物、だった。
内部から滅多斬りにされ解体、解剖された後美的センスのない神様に吊るされて水族館の天井に吊るしてある骨のような扱いをされる。
各臓器が一つの地獄絵図となっている。吊るされたリアル地獄めぐりの屏風の扱い。
黄燐の瞳
正確には『黄燐マッチで火をつけたような色を持つ瞳のような模様をした宝石』
でも長いので【黄燐の瞳】として扱われる。
貴族やブルジョア家庭のステータス。アデリーナはそれをさらに数個使ったティアラを所持、次元が違えぇ……
フェニックスの唾液
甕一杯に溜まった不死鳥の唾液。
浴びれば火属性の攻撃がそよ風レベルになる。が、採取方法がアホっぽい。
甕の色は青磁。
雪月花の砂糖漬け
白く三日月型の花びらが雪の結晶のように集まった形をしている花。冬によく取れる。
味はみぞれのよう。
グレンデル
大きな毛むくじゃらの河童みたいな魔獣。
水中にいるゴブリン的な存在。
氷喰千脚蜈蚣アイスワーム
白くてブニョブニョした足がいっぱい生えたワーム。目は海底の奥底で暮らすため退化しているが歯は剣山のようにびっしり生えている。
また知性があるため海に自分より強い魔獣が出た際、大陸をご自慢の歯で削って登ってくる。
クラーケン
おそらくムス●になったので休憩している。
宗教、
「クロノスと新月が自らが神だったため名前を覚えておくだけでいいや」という精神だったため今まで日の目を見ることがなかったところ。今回本編でやっとそれらしい言葉がキャラクターから出たためついにお披露目。
クロノス達はアリアスが本当の神だと知っているので後のことはおざなりになっているが意外と種類があったり教会もあったりした。ご本人がマジモンの神さまじゃなかったら出番があったのに残念なところ。
一神宗教
特に名前は無いが神聖カルットハサーズではこの宗教しかないため問題はない。
他国からはこの「一神宗教」の名で呼ばれるか「偽神宗教」と呼ばれる。
特に人間主義が露骨化されたこの宗教だが実は何百年もの信仰があり何世代に渡っても語り継がれているので子供でも熱心に教会に行くため厚い信仰を保っていられる。
理由は自分達人間が完璧だと証明してる神話だから。そして大した話がないので伝えやすいので今でも信仰される。
しかしアデリーナが感づいている通りこの宗教はこの国だけか人間至上主義のやつしか信仰してない。なぜなら初代神聖カルットハサーズの国王が人を纏め上げるため、他部族に向ける劣等感を緩和させるために作ったから。
しかし初代国王は「人も良いところがあるんだよ」というのを伝えたえるために作ったものでありここまでなるとは思ってもなかった。多分お空の上で驚いてる。
精霊信仰
別名獣王国と名高いエドゥンの土着信仰。
名前のみ登場で影が薄いがとある核兵器が近々到着する予定なので忙しくなること間違いなし。
内容は至ってシンプル。この世界は精霊が宿ったもので溢れているという話。ぶっちゃけジンニーヤーがいるので嘘でもない。
神話は特にないが言い伝えで様々な妖精がいて人を食べる妖精から悪戯ばかりして人に諭される妖精がいることが分かる。インディアンの話にそっくりな点がいくつか見受けられるのも面白いところ。
宗教は穏やかなものなので他国でも信仰している人は少なくない。
多神教
オージュンでの最大規模を誇る宗教だが実態は各地方の宗教が戦争を起こさないよう丁寧に編集された総集編のお話みたいなもの。
ものがものなので他の宗教にも寛大だが
「最高神はウチの神!」と自分の出身地方を上にするところがある。よって宗教の話をするだけで出身地方がもろバレする。自己紹介の鉄板的質問とかしている。
ちなみにこの最高神の話が地方の名前となっているので王都にいる市民数人に「ちなみに君にとっての最高神は?」と聞けば国全土の地方の名前が分かる。
創作神アリアス教
文字通りアリアスの宗教、一番の伝統と歴史があるが唯一信仰してくれるヴェレンボーンと魔界の二カ国でさえ全員が信仰しているわけではない為アリアスがアリの姿しか取れないレベル。それで良いのか最高神、
クロノスの大幅な手助けという名の雑用を押し付けられ進化するも信仰の力から退化、鳩に成り下がった。
内容は創作神アリアスが生まれた時この世界には何もなかった。
アリアスは自分の身を切り裂いて作った。肉からは土を、血からは火を、涙から水を、吐息からは風を作った。
次に土と水から植物を、風と土、さらに命として火を使い動物を作った。
その後火を命の力としてエルフ、ドワーフ、魔族、人を数々の素材を用いて同時に作った。残った素材はこの世界の礎となったが使った火の一部が魔人となり暴れたため地下に祀られた。
という盛大な物語があるのにも関わらず広がらなかった悲しき宗教。この世界の人って我が強い。
カッパズティット……無し。神は死んだと言わんばかりのニーチェぶり。アリアスは泣いた。
クロノスの未来透視
透視というか普通にその世界の時間弄って見ただけ。ただ神はどの世界でも一人しかいない為一つの時空のみに存在する。さらに神が人に交渉することは殆どない為神と人が接触するたびに異世界が出来る。勿論その異世界の過去も未来も作られるため時空のおっさん泣かせ。
ということで神が存在する世界を見るのであれば存在がないので空間に向かって勝手に喋ってる人間の声を聞いて会話を予想しなければならない。
クロノスはあまりやりたがらないのも無理はない。
そのままのクロノス
ティーターンであるため元の大きさはでかい通常の身長×100して200mはある。
色々と隠していたものが出ているため父ウラノスの呪いの痕がびっしりと出ている。魔族の方々はさぞかし驚いたことでしょう。
詐欺師(本物)が適当な願いを込めた石
そんなんでいいのかってレベルで「あーなんか状態回復的なの」とか願っただけのもの。
でも世界を作り出した神が願ったのでそのレベルでもしっかり本物が生まれる。
むしろその適当さがないとガチでやばいもんが出来てしまう。