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買ったものリスト  作者: 慶光院 周
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今回の話には未成年ではありませんが飲酒の描写があります。

お酒とタバコは二十歳かです。守りましょう。(/・ω・)/


表現が「~述べている」では伝わらないと友人に言われなしたので変更しました。

見ていただいた皆様には大変申し訳なく思いますがこれも小説を面白く、わかりやすくするためだと思いご協力をお願いします。<(_ _)>

今回は1のあとに出てきた物や1で出てきた物の紹介や補足です。





『クロノス スタシス』

 改名前はアダマスの鎌という名でお馴染みの鎌。クロノスの象徴として時計同じく真っ先に名前が上がる物だが現在ではヘパイストスの遊び心(悪意)で鎌の姿がどっかへ吹っ飛んだ。

 武器としては最強(最凶)のクラスに入る威力を誇る。更にクロノスが使うと3秒程では空間を裂いたり時空を切り開いてリアル時をか●る少●になれるという大変便利な代物。

 一部の画面向こうの嫁に会いたい人には喉から手が出る程欲しがられていることでしょう。


 形状は鎌の時と同じ柄だが鎖が付いたり装飾が付いたりおまけに鎌じゃ無くて鉈のような刃に変更になったりと鎌程では無いが厨二心をくすぐる仕上がりとなっている。

 とまぁ、こんな状態なのでクロノス自身は今の形に慣れようとは思っているが内心だが内心では元に戻したがっていたりする。戻してもらえないけど。





『白い悪魔』

 新月が自分の武器として作り出した物。新月が自分にも武器が欲しいと思い作った槍。

 名前の由来は白っぽくて(銀に近いが)悪魔の槍に似てるからとのことだがこれはアホの新月の間違い。悪魔の槍は歯が4本なので本来ならフォーク。

 しかも通常で悪魔の槍と言われるものはポセイドンの槍が一部モデルとなっていることをアホの新月は後日クロノスから言われから気づいた。





『ゲル』

 正確にはゲル擬き。内部を組み替えられるなどのチートな能力が添付されたゲル擬き。

ただし、改造する時はマ●クのあの音がずっと鳴る。






『時空管理会社』

 クロノスが一応社長としてやっている会社。

 しかし本人は会社を作るだけ作ってあとは送られてくる情報に目を通して環境管理をするか興味が湧いたことにしか顔を出さないので会社では七不思議のような扱いを受けている。

 ぶっちゃけそれで成り立つとは思えないがそのマイペースな具合が会社を円滑に動かしているのでありなのかもしれない。





『世界番号』

 クロノスが世界に勝手につけた番号。部下にはわかり易いので好評で他の場所でも使われるようになった。

 ちなみにクロノス達がいた世界が基準で0になってる。





『清音石』

 複数集ると清らかな音色を出し共鳴することからこの名がついた石。オージュンの東地方で取れることから漢字が当てがわれていて、普通のものは乳白色が多いが中に含まれる魔力が多いものは夜空色をしている。





『イノセント ドロップ』

 ユニコーンが流した涙を蒸留させて出来る銀色の液体で穢れと同時に一緒に穢れたものを消し去ってしまうほど強力な浄化の力を宿した秘薬。

 ロリコンやショタコン、お腐れ様などにかけたら一瞬で効果が発揮されることでしょう。






『落陽すれども光輝す』

 太陽は落ち、新しい太陽が昇る。

 たとえ王位を追われた身でも君はまだ強い光を放つ。(ちょっとかっこいい文を入れたいなと思って考えました(`・ω・´)  by新月)


 新月がクロノスのためにと持てるだけの財と力と思いと遊び心を詰め込んだギンギラギンの盛装。

 名前は新月があまりにもいい出来栄えだったためにつけた名前。神(新月)が名前つけたこと+色々と詰め込み過ぎた結果、防御、防寒の効果以外に断熱性やら治癒力やら運気上昇などあり得ない能力が備わったなにそれ秘宝?レベルに。

 やはり腐っても(中身は還付なまでに腐ってるけど)新月は神だった。





『原初の罪 破片』

 ウラノスがかけた呪いの一部、厄災の種と言った方が正しいかもしれない。

 新月はクロノスがこれを取り込んだ場合禍々しさ満載の異形になると、述べている。

 

 が、これは新月から見たものであり、ある人には靄に見えたり。またある人には蛇に見えたりと見る人によって見え方が違うことを誰も知らない。ただ共通しているのは『禍々しい』ということ。

 新月が見た姿はある程度クロノスの形が残っていたので新月にとっては『クロノスがクロノスとわかる形で化け物と化すこと』が新月にとっての『禍々しい』ものだった。


 なぜ見る人によって見え方が違うかと言うと人によって『呪いの在り方』と『禍々しい』と感じるものが違うため。ハリ●タのマネ妖怪か。





『死神の鎌』

 元は死神が持つに値するであろう禍々しさを備えたものであろうが今では錆だらけの鎌。

 クロノスが錆をとったら使えるかと思ってオークションで落札したがあと一回使ったら壊れることがわかり泣く泣く骨董品扱いになった。





『人の皮でできた本』

 その名の通りの物。中身は魔術書でNo,36992の世界の魔術が発達した魔術や降霊術などが載っている。


 人の皮で出来ているが昔は人の皮の方が動物の皮より安価だった時代もあり古い本、特に魔術書ならさして珍しいことではないとクロノスは思い落札した。






『桜舞ゐ散る異界道』

 桜が描かれた壺で本当に異世界に通じている壺だったためクロノスは落札した。手順は面倒くさいがちゃんとした手順を踏むと異世界に生身の人間でも行くことが出来る。

 ちなみにこの壺は異世界と言ってもNo,0の世界、つまりクロノス達が元いた世界に繋がっているものだった。






『人魚の尾ひれ』

 瓶覗の色をした尾ひれ。クロノスはこれを鰭酒にしようと思って落札した。しかしこれはクロノスの口に入ることは無かった。

 


それにまつわるエピソードがこちら↓


****

以降新月がお送りしますε”(ノ´・д・)ノ



 ふふふ……! 今日のこの時間を待ってたぞ!

 ハリスくんはつーちゃんと一緒に寝かしつけてきたしクロは寝室の方で会社から送られてきた情報を整理してる! こういうときこそ……!


 「自由時間!! クロすらこの部屋にいないんだから好きなようにできるぞぉおお!! えーっと、まずお菓子と飲み物の用意!

 お菓子は前に『monde du commerce』で仕入れてきたババとかマカロンとかがまだ手付かずだったからね〜。独り占めじゃぁ! 飲み物はっと……ん?何これ?」


 俺はクロすらいない部屋で1人で好きなように出来るため、今着てるシルク製の黒い生地に裾に白いレースが付いたミニサイズのワンピースから白い子熊の着ぐるみパジャマに着替えてガッツポーズをした。


 ついてにだらけるなら飲み物も先に用意しておこうと思いこちらの世界の冷蔵庫がわりに使われている水属性魔法を応用して作られたという箱を開くと水色の小さな箱が中ででーん! と陣取っていて一瞬、真顔になる。


 不審に思いつつもここからでは何が入っているのかわからないので逆さまにしても中身が床に落ちないようにキッチンにあるザルを下おいてからひっくり返すと俺の両手を覆う程の瓶覗の色をした鰭がザルの中に残った。

 鰭、鰭か……どっかで見たことがあるような無いような〜。ま、いいか。


 「よし、鰭なら鰭酒にでもしちゃおう! この船には空調設備付いてないから寒いし丁度いいや」


 そうと決まればすぐさま行動!

 この鰭はもうすでに処理されていたのですぐに焼けそうだありがたい。

 次にクロが前に飲んでいた『百舌鳥』というお酒を【無限の胃袋】から取り出す。


 いやぁ〜、クロが美味しそうに飲んでいていたから少し分けて貰っておいたんだけど正解だったなぁ〜。もし貰って無かったら今からクロに貰わないといけないもん。そしたら自由時間が無くなっちゃうし。


 心の中で自分のやった行動を褒めつつ、お酒を取り出したら自分の好きな量だけ熱燗にする。

 キッチンはあるけど使ったら掃除が面倒だからあまり使いたくないのでまたまた【無限の胃袋】からクロが魔法の本は1つしかないからと言って手書きで写したメモを取り出して使えそうな魔法を探した。


 先に熱燗を作ろう。お酒を入れた瓶を水を入れた湯沸かし機に入れる。本当なら専用の物を使いたいけど今日は我慢してやかんを使おう。

 お酒が入った瓶入りやかんを物を浮かせる無属性魔法『フライ』で浮かせて空中に固定する。その下で火属性魔法の『ウォレム』+さっきの『フライ』を使って火をやかん下に固定してしばらく放っておく。


 鰭はちょっと大き過ぎるので風属性魔法の『スライス』を使ってちょうどいい大きさにしてこれも炙り、焦げ目が付いたらすぐにお酒の中にシュート☆


 「はい完成! 適当に作ったけどこれでいいよね」


 出来上がった鰭酒をお猪口……はないのでコップと一緒にリビングに運ぶついでにこたつとゲーム、クロには秘密にしている本を出して寛ぎの場を作り、俺はこたつに電源を入れて中に入り鰭酒をコップに注ぐ。

 早速お味見タイムでーす♡ 人間誰しも(人間じゃないけど)思いっきりが肝心。グビッと一気に飲みます。

 

 鰭酒は少し温め過ぎたのかちょっと熱めになったお酒がが喉を通って余熱の力とタッグを組み一瞬で体を温めていく。


 「ウマッ!!」


期待以上の美味さです。

なんだか鰭酒の筈なのに香ばしい匂いより甘い匂いかするしスッキリしていて口の中がサッパリします。まるでお酒じゃないみたいです。これは一体なんの鰭なのでしょう? 


 少し興味が湧いたので本来なら味が合わない筈のババを齧りながら【鑑定の真眼】を使って名前だけ調べてみます。

 3秒もしない内に結果が出てきました! 優秀です。えーっと、なになに……



-------

【人魚の尾ひれ】


-------


 

 「う!!! ゲホゲホッ!!」


 驚きでババを丸呑みするところでした。危なかったですがもう遅いです。

 これはクロがオークションで落札してきたという人魚の尾ひれでした。道理で美味しい訳です。ヤバい、マズイ、怒られるどうしよう〜……。


 「………………………黙っておこう」


 いつかバレるかもしれないけど今は自由時間に専念したいので今のところは黙っておいて心の中で謝罪します。クロ、めんご。次からは気をつけるから名前でも書いといて欲しい。もう使っちゃったから。


 俺は心の中で謝罪をするとすぐに気分を切り替えます。いつまでもぐたぐた言ってる時間があったら楽しむ時間に使えとクロなら言うでしょう。

 ならその言葉に乗って今を楽しみましょう!


 結果として俺は自分の言い訳に従い証拠隠滅のために作った分の酒を全て飲み干し今の自由時間を楽しみました。


 が、後日すぐにクロにバレてほっぺたが伸びる程伸ばされました。

 

 わーん、ほっぺが痛いよおぉ~ ;つД`)

見て頂きありがとうございました。何か質問がありましたらどんどんしてください。

 

次回の本編では今回のこれらが活躍します。

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