3.飽きました
さっき異世界転移はないって言ってたのに?
「いやいや、ちゃんと思い出してみなよ僕は神のミスじゃないって言ってなかったかな?」あー、そういえばそうだっけ?
「ってことは、つまりどういうことですか?」
「····僕は、いや、僕達神は、暇なんだよ。」「え、あ、はい。」突然話が変わってしまった、どういう事なんだろう。「まあ、とりあえず聞いてくれ」何か関係あるんだろう。
「分かりました」
「ああ、後、敬語もやめてくれ」いいの、かな?
「分かりm···分かった」敬語無くさないと進まなさそうなので普通に喋る。
「うん、じゃあ続きを話そうかと、言ってもそんなに話す事はないけどね。」「ああ」
「簡潔に話すと神は、宇宙の誕生以来、ずっとこの世界を見てきた」···うん。スケールデカイな。
「神は、惑星を作ったり生物を生みだしたりして、この世界を楽しんでいたんだ。」ほー。
「ある時神の一柱が、もっと知性のある生物を作ろうと言い出したんだ。娯楽に飢えていた神達は次々に賛成し、知性のある生物、つまり人間を作り出した。」あ、人間猿の進化系じゃなかったんだ。
「神は、人間を地球に住ませて文化の発展を見てきた。いやー人間は凄いねー。完璧な人工知能なんか作っちゃったら神の力を科学で再現したことになるからね。」さいですか。
「ちょっと。君、ちゃんと聞いてるのかい?」「聞いてますよ、よくわからないだけです」
「うーん、まあ、この話は長くなるから、要点だけ話そうか。」「最初からそうしてくれよ!」「話したい気分なんだよ。まあ、まとめていうと人間の発展にあきたので新しい世界作りました地球人のみんな異世界で頑張れってことだね」はぁー。は?「は、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
なんと666文字で終わった短くてすいません