8.初戦闘
「ふぅおわっ!?」
俺は奇声を上げながらも咄嗟に横に転がる。幸い、広い場所にいるので木にぶつかったりはしない。
「ギギッ」俺に攻撃をあてそこねたゴブリン?が悔しげな声(想像)を出す。
というか危なかった。
神に土下座しながら死ぬとこだった。···神罰?とか考える暇は無いな。とりあえずあれはゴブリンで良いのかな。
解析結果»ゴブリンLV2
ん?なんだ?頭の中に文字が···あ、そう言えば解析スキル取ってたな。
やっぱりアイツはゴブリンなのか。神様も倒せっていってたけど、殺らないと駄目なのかな。
あのよくわからない空間で言ったように初心者だし、正直、生き物を殺す事には抵抗を覚える。なんたって地球じゃ蚊すら素手では殺せない一般人だったし。
「でも、自分の命懸かってるしなー」こんな事を考えてる間にも三回斬りかかってきた。めっちゃ避けてます。何かクールな感じ見せてたけどめっちゃ転がってます。
「···とりあえず反撃してみるか?」 一旦距離を取る。そして神様にもらったショートソードを抜き、バックラーを構える。すると、
「「「「ギギッ?」」」」マジか!マジかヤベーよ!四匹も出て来やがった!これ初心者の剣術でどうにかなるもんじゃない!
·····そう、剣術では、な。はい、そこの何余裕かましてんのって思ったかた。俺のステータスを思い出してね。
そう、全魔法適性!全ての属性の魔法を使えるようになるスキル!魔法はイメージ次第で威力が変わるらしい。
俺、地球では工作とか得意でアイデアとか想像するの得意だった!
こんな事考えてる間にも八回斬りかかってきてます!俺、土まみれ。
「今度こそ反撃するか!いくぞ!カマイタチ!」頭の中で真空をイメージする。それを伸ばして飛ばす感じ。
すると、ゴブリン集団の目の前に一瞬風が吹き荒れ、ゴウッという音がしたと思ったらゴブリン達の体は切り刻まれた。
解析結果»ゴブリン状態即死
···威力高!
てか···「うぷっ···うぇっうえぇぇぇえぇぇぇぇ」想像よりはましだし、直接この手で殺したわけではない。それでも生き物を殺したという意識が、俺を締め付ける。
ゴブリンは血を流していない。神様が言っていた。モンスターはなんらかの要因で魔力が高まった地域、モンスタースポットから、魔力を元に生まれる、と。
モンスターを倒すと魔力に戻り、その一部が経験値として討伐者に送られる。そして一定値を越えると体を経験値で強化し、より強固な体を作り出すやらなんちゃらこーちゃら。
つまりゲーム的なレベル概念。
ゲームと違うのは本当に命を懸けている所。この世界で死ねば、死ぬ。それだけは肝に銘じておく。
「···おし、魔石を集めよう。」
魔石(よくあるやつなので説明略ドロップアイテムも後、魔石をとるか時間経過で死体は消える)魔石を五個集め、ドロップアイテムの[ゴブリンの牙×5]にレアっぽい
鑑定結果»ゴブリン水晶 噛み砕くと物攻を一分間倍にする。(特級)
も手に入れた。というか、倍とか洒落にならないとおもうんだけど。後、一応短剣。時空魔法のアイテムボックスに入れておく。
「スーーーハーーー、一応ゴブリンなら勝てるな。···一匹なら、剣も試していこう」そう考えながら次のモンスターを探す。っとその前にMPを確認しないと。
さっきのカマイタチで·····5減ってるな。まだ余裕はあるな。危険な時は迷わず使おう。あ、後、索敵スキルもあったよな···
[索敵]
···おぉ、30メートル?くらいにいる生物を確認できるみたいだな。
赤い点が敵、緑の点が友好的なキャラ、青い点がパーティーメンバーか。
「30メートルって微妙だな」あ、はしっこにゴブリンが引っ掛かった。
「よし、行くか。」
どういう主人公を書きたかったのか分からなくなってきた




