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桜稲荷  作者: 左傘 蕨
1/4

▼ プロローグ

始めてしまいました。


挿絵は碧林檎様より、です。


それではよろしくお願いします。

 空気を孕んでぶわりと広がる少し古臭いセーラー服。

 長い長い真っ黒な髪が風になぶられる。


 上には雲一つない青空。

 目の前には何もない。

 少し薄汚れた足下のタイルを一瞥すると、空を見上げて大きく手を差し伸べる。

 まるで抱きしめるように。


「大嫌いよ。本当に。愛してる」


 緩やかに、小さく歌うように呟いた。



「何処までいったところで結局救いなんてないんだね。知ってたよ。けど、残酷ね」


 更に一歩踏み出して、囁いた。




「少し、残念だけど。友達って、どんなものなのかちょっと、知りたかったな」


 残念そうに、そう、囁いた。




 そして、もう一度口を開いて、けれど躊躇うように口を閉じかけて。

 やっと、一言小さく嘯いた


「×××××」














 そして





挿絵(By みてみん)

拙い文ですがこんなもんです。


感想等頂けたらとても嬉しいです。

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