5)療育の様子
BI (Behavioural Intervention) 行動療法、療育。
またはBehavioural Interventionist/療育を施す専門家(指導員/先生)のこと。
はじめに療育現場で査定を受けます。
複数人の先生が同席してMくんに読み書きを教えたり遊んだりしました。このときABA (応用行動分析)が行われており、BCBAs (Board Certified Behavior Analysts/認定行動分析士) が主導権をとり、Mくんに適した授業内容を考えてくださいます。
ABA(応用行動分析)とは、けっこうそのまんまなんですが、対象がとる行動を分析して理解していくことで、望ましい行動へ導き、問題行動を減らしていく方法です。
そのABAの分析結果に従って作り上げた授業内容を、私(親)に説明をしてくださいました。「これからこういう内容で療育授業を進めていきます。いまMくんの状況はこうです。目標はこういう行動を減らし、これができるようになることです(ということを超具体的に書き記した紙を参照しながら)」と話を聞いた後、以上を了承した旨のサインをしました。
まとめると
BCBA(監督者)が対象の行動を分析し、療育の指導内容を決め計画を立てます。BI(指導員/先生)が実際の療育指導(授業)をしていきます。
ということです。
それから本格的に先生と一対一でつきっきりの授業が始まりました。
一回の授業(session)は90分。
まだ幼児相手ということで、遊びと課題を短時間で交互に行なっていきます。
主に報酬制(Mくんの場合は課題を終えるごとにホワイトボードに描くニコニコマークをもらえ、ニコニコマークが三つ貯まったら遊びの時間にしましょうね、といった形)でした。
これは半分子育て……? しつけの域に入っていると思えるような場面もありました。そう見えるのは子ども相手だからでしょうけれど。
最初から二、三回目の授業は私もMくんの反応が心配だったので部屋の隅で授業参観してましたが、以降は事務所へ送り迎えだけして、授業中は完全にお任せしてます。
授業が終わるたびに先生からMくんの授業中の様子について教えてもらえます。一ヶ月ごとに療育の進行計画の見直しがあって、「こういった行動が見受けられます」「ここをこうできるように改善します」と逐一教えてくださるので本当にありがたくてですね……。
私と夫だけだったら手に余って途方に暮れるしかない状況でも、こうして社会に支えられてMくんの成長を助けていただけることは本当にありがたいです。
授業ではあいさつからはじまり、英語の発音法(Phonics)、アルファベットの書き取り、絵日記、さんすう、本の読み聞かせ、会話の練習などをやっています。
とにかく小学校入学時に普通学級に追いつけるように授業内容を組んでくださってます。




