3 49,辻村さんが○○になっちゃった!
「大丈夫。お姉ちゃんに何があったか教えてくれる?」
ちょっとずつ泣きが収まってきた楓芽くんに聞く。
「あの……ね。黒いおじさんたちがヒック……いっぱいいて、さっき、キテイちゃんの話があったから、もしかしたら隠語なのかなって思ってヒック……追っかけたらヒック……見つかって、ここに捕まっちゃったの……ヒック……」
「そっか。楓芽くんは勇気があるね。でも、一人で危ないことしちゃだめだよ?ちゃんと大人に頼らないと。」
怪盗やってる子供が言えた義理じゃないけど。
「は……い。」
「じゃあ、お母さんかお父さん。いる?」
首を横に振る楓芽くん。
「お母さん……と来たけど…忘れ物で……いま…いない。」
「う~ん。あ。二人帰ってきたよ。」
アイカが言う。
「パイセン。イイチくんだけ?香先輩は?」
「あいにくほかに呼ばれて行っちゃったよ。」
辻村さんが軽く肩をすくめて言う。
『もういい。戻って動くぞ。』
「…じゃあ。…行くで~!」
ウイッグを取り、中にかぶっていた赤色の髪が出てくる。服は怪盗の服に入れ替える。
「警察やって分からん様に変装しとるけど、びっくりせんといてな~」
どう説明するのかと思えば明らかにバレる言い訳……
「そんなすごいことを警察はするんだね!」
まさかの通用した⁉
でも、ここで期待を裏切っちゃいけない。
「こんなのどぉ~?」
アイカもウイッグを取り、金髪に、服も変わる。
仕方ない。
「じゃあ!…僕はこういくね。」
私は水色の髪に服が変わった。
「すごいすごい!早や着替えだ!そっちのお兄さんは⁉」
「あ……」
何も準備していない辻村さんは戸惑う。
「ごめんね。このお兄ちゃん、僕らより階級上だからいろいろ忙しいの。だから準備ができてなくて。お兄ちゃんたちがお手伝いしてもいいかな?」
「いいよ!」
『……ショタがR半歩下がる、ロリがI半歩下がるそれ以外ならEが下がる。どれにする?』
「「「………」」」
私たちは目で話し合いどれにするか決める。
「じゃあ。行くよ~」
私は右手をパチンとならせるように待機させて
「3・2・1」
とそれぞれ一回ずつ振りかぶって
「0」
というと同時にパチンと鳴らす。
そうするとE、Iが手伝って予備にとってある物を使って辻村さんを入れ替える。
「これまでの少々の恨みを込めてロリです。よろしくね。さくはちゃん」
そう。Iはともかく、私とEはいろいろお世話になったので、キャラが全く違うロリにすることにした。
「……いろいろ聞いてたんだね。……よし!じゃあ、地下から行くよぉ!」
案外ノリがいい大人だった。
翆 「泣いた泣いた。」
小 「お通夜お疲れ。というかこの時間まで起きてたのか?」
翆 「夜更かし。」
小 「どうだった?」
翆 「最初めっちゃ泣き顔とか見られるのやで抵抗あったけど、負けた。あと隣でめっちゃ泣いてる幼馴染が居て普通に大丈夫かってなってめっちゃ泣いた。」
小 「ほ~で?鬼樹(妹)は全然泣いてなかったな。」
翆 「うん。ウルッてしたと入ってたけど泣いてなかったって。(別席だった)人の心がないって思う方はコメントとかどうぞよろしくお願いいたします!」




