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怪盗ファックス:隠された陰譚  作者: 翠雨 ユイカ
スリータワーの事件
48/68

3 48,そこで見つかった子供。

R視点



「……パイセン。そこに子供がいるですけどなんかありましたっけ?」


奥の方で息が私達中学生(アルはほぼ中学生)より明らかに早い呼吸の音が聞こえる。


「子供?そんな予定ないけど?」


「そこの掃除用具入れですかね。すごい震えて呼吸が早いです。」


その時(かおる)さんは思った。


(あるさん、結構耳が良い。呼吸の音まで聞こえるなんて……音楽やってた人かしら?)


実際、Rいや、もとい〝狐月(こげつ) 檸檬(れもん)〟という名の人物、私は、はいろんな物を教育させられてきた。いろんなものを鍛え上げられてきたし、良い結果を出すことを期待されていた。その期待には応えなければいけないし、その標的が()()()()()()()()()()()私は…違う。()()()()お互いにかばいあってきた。



あれ―――――――――



あと一人。

私をずっとかばってくれて、私もかばっていた人は()()()()

父も母もかばってくれていた。

記憶はある。

でも、もっと近くで、同じ立場で、いたような……


ガチャ

そんなRの思考を遮るように掃除用具入れを開ける音が入り混む。


「あ。ほんとだ。子供がいる。しかも、さっきの受付の子。確か岩城(いわぎ) 楓芽(ふうが)くんだっけ?」


中に居たのはさっきクイズ大会で「…ほんとに難しいんだけど後悔しない?」と心配してくれた受付の子が手と足がロープでぐるぐる巻き、口はガムテープでふさがれていて奥の面にテープではられて動けない状態になっていた。


「大丈夫⁉」


ゆっくりとテープをはがしてく辻村さんに対してちょっとイラっと来た私は駆け寄り辻村さんを押してどかし、テープとロープをベリベリ、シュルシュルとはがしてゆく。


「怖……かっ………た…怖かったぁ」


泣き出し、私に抱き着く楓芽くん。


「大丈夫だよ。」


そう言って頭をなでる。


「知り合いですか?」


香さんが質問する。

というか、一緒にクイズに参加した辻村(つじむら)さんはちゃんと名前を当てている。

よく名前覚えていらっしゃるようで。


「さっきブルータワーでやっていたクイズ大会の受付にいた子で()()ね。」


「イイチくん。知ってるんだ。」


まずい。辻村さんの前で気軽に発言しちゃいけない。


「色々見て回ってたんですよ。というか、先輩参加してましたよね。中学生たちと最高得点出して結構注目されてませんでした?」


話題を変えようとちょっと話の路線を変えるイイチくん。


「え⁉イイチくんその場にいたの⁉全然気がつかなかった~」


(先輩をいじるイイチくん可愛い!)


「お兄ヒック…さん……あの…中ヒック…学生ヒック……達のヒック……付ヒック………き添いヒック……のヒック…人……ヒック……」(お兄さんあの中学生たちの付き添いの人)


「お。覚えててくれてうれしいなぁ。何があったか教えてくれる?」


「パイセン。もうちょっと落ち着いてからです。私がやるので、他の方に当たってください。アイカだけ残っててくれると助かる。イイチ。よろしく。」


「おっけ~」


「……じゃあ、任せるね。」

翆 「は~。あんなにかわいい子がね~」

小 「そうかお休み。」

翆 「え?そんなパターンあり?私がそういう事は何回かあったけど、相方が居なかったら何も名はセナ言って。」

小 「( 。- -。)zzZZ」

翆 「ガチで寝よったこの野郎。コメント励みでモチベ爆上がり!じゃ。漫画読も~バイバーイ」


ただ気になってるだけなんだけど、この怪盗ファックス、妹(狐塚鬼樹きつねづかきき)がブクマしてるのは知ってる。だけど、後二人誰?っていう疑問がある。最近もう一人増えたの。母は呼んでないし、父が読むはずない。なろうユーザー2,718,430人(現時点)の中から探すのはさすがにきついな~ってだけでした。(この事気づいたのは妹で、ブクマ押した人名乗りだせ!って書けって言われたけどそんなことしないよ?)

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