3 43,も~一度左~紅さんにドンッ!
ドンッ
私は前と同じように辻村さんにぶつかる。
「あっごめんな…あれ?クリスマスの時の刑事さん?」
「あ…あの時の…」
辻村さんはもうほんと死に掛けの人になっていた。
「ほんとごめんなさい!まだ骨治ってないですよね⁉」
様子から見て前よりは治っているらしい。
「痛みはだいぶ引いたんだけどねぇ……」
「どうしたんですか?ってクリスマスの人!」
「僕はサンタさんかなぁ?」
「サンタさんにはなれたんですよね?」
私が気になっていたのは骨とプレゼントをあげられたかだ。
「もちろんだよ。喜んでくれたよぉ」
口調が戻ってきた。どうやら素ではなさそうだ。
「よかったで……」
「い~や~だ‼絶対行かない何にも答えられなくて恥になるだけ!」
と伊予の駄々声を発しながらこっちへ来る。
「は~どっちが恥だろうか…」
よくやるねぇ…
「連れなのかい?」
「あ。はい。二人とも私の従兄姉です。あっちの男の子のほうはあそこに行きたいらしいですけど、女の子は行きたくないらしいです。私と蓮と圭とあと一人いないと参加できないんですけどね…」
「そうだ!刑事さん。参加してくれません?」
「おじ…兄さん参加してくれるの⁉」
伊予の顔が明るくなる。
一瞬おじさんって言いかけたな?
二十代半ばぞ?
「…いいよぉ!楽しそうだね‼」
少し間があった?何かあるけど時間がまだあるって感じかな?
「お名前聞いてもいいですか?」
「…平仮名で、さくはだよぉ…よろしくね」
偽名…まあ怪しいか。
圭によると辻村左紅という名前はあっているらしい。
「さくはさん。ですね。檸檬です。」
「蓮です。」
「圭です。」
「伊予です。」
そんな挨拶を交わした後に、
「じゃあ僕は数合わせって感じで?」
「はい。」
そうして私たちは受付へと向かう。
「参加希望…ですか?」
受付を担当してくれたのは二、三個下ぐらいの男の子。名札を見ると岩城楓芽くん。
「じゃあこっち…らにお進みください。」
敬語に慣れていない感じだ。
「難しさが五段階ある…ますけど、どうされますか?簡単なもの…はポイントは低く、難しいものになるにつれポイントがあがる…います」
「どうします?」
「別になんでもいいけど…」
「僕は付き添いだからどのレベルでも。」
「じゃあ一番難しいので。」
圭がいるし、何とかなるか。
「…ほんとに難しいんだけど後悔しない?」
楓芽くんが言う。
「だって。大丈夫?」
辻村さんの問いは分からなくもない。でもまあ、大丈夫だと思う。
私が受験した学校は進学校。その在校生二人いるんだから。たよりっぱにするわけではないけど。
「「「大丈夫ですよ。」」」
「自信たっぷりだね。」
翆 「いきな……」
小 「知ってる。」
翆 「ひ……」
小 「酷くない。…しゃべらせたくない。」
霧 「召喚されてこんに……」
小 「帰れ。」
霧 「じゃね!」(小雨の視線が怖くて逃げた。)
そこで翆雨は考えた。
翆 (狐さん呼べば喧嘩して私喋れるかな?)
と。
狐 「んんんん~んんんんんんんんんん⁉」(呼ばれなくてもここに居ますけど⁉)
翆 「…口塞がれてたのね。」
狐 「小雨ふざけんじゃないわ⁉」
小 「そうかじゃあやり会おうじゃないかいつもどうりな!」
翆 「よし喋れる。後ろが喧嘩でうるさいけど、ブックマーク、イイネの方よろしくです!」
狐 「今気づいたけどふーくん(岩城楓芽くんの事ですね。)出てるじゃん。」
翆 「そだよ~」(毎度おなじみ狐さんが主人公のお話に出てくる大量な奴らの一人です。)




