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1 2,おいしい夜のご飯の時間


 今回は伊予視点です。


 私の兄、(けい)と、私の母、蜜柑(みかん)檸檬(れもん)の荷物を運んでいたので、私も運ぼうと靴を履くと


「もうない。」


と言われた。


「そうなの?…そうなの⁉」


だって、今お兄ちゃんが持っている、箱と、お母さんが持っている箱、そして、檸檬が持っている、カバンしか荷物らしきものはないよ⁉


「本当にこれだけ⁉」

私は気になって、檸檬に直接聞いた。


「うん。これだけ。」

「なんでこれだけになるのぉ?」

「伊予の荷物じゃ十は行くな」

「そんなんじゃないよ。十五は行く。」

「それは言い過ぎよ。」


と会話を交えて、荷物と部屋の整理を済ませた。


「ご飯だよ~」


とお母さんの呼ぶ声が聞こえてきた。

いつもより一段と暗い檸檬に向かって


「ご飯だよ。行こう?」


といつもと変わらないように言う


「うん。」


と檸檬が言う。ここにきて初めての笑顔を見せてくれた。


「今日のご飯はすき焼きだって!」

「ほんとだ。おいしそうなにおいがする。」


そう言って二人でリビングにに向かっていく―――

どうもこんにちは!翆雨すいうです。今回は伊予視点!

面白いと思っていただければ幸いです!

次もどうぞお楽しみに!

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