1 14,服屋に来たよ!
「ショッピングモールにぃ―――とーちゃーく‼‼‼」
と伊予がハイテンションで言う
そうだ蜜柑さんに渡されたメモ見なきゃ。
そう思って私は渡されたメモを見た。
「え~っと
『これは守って買ってね
・動きやすい服
・冬でも夏でも着られる服
・スカートなし
・パーカーなし
・フリル付きなし
・伊予は、買う前に圭か、檸檬ちゃんに確認してもらうこと。
・伊予は、どちらかが空いていれば一緒に買うこと
・靴も買うこと。
上記守らなければお年玉全没収』だそうで」
「厳しッ」
「『こうじゃないと、怪盗として動く時大変でしょう。このくらいじゃないと伊予は本当に変なものを買ってくるからね。』って」
「物まねじょ~ずなこと。」
「「……」」
「お兄ちゃん、檸檬…服屋ってどこ?」
「「さあ」」
三人ともこのショッピングモールは初めてだ。
そうして伊予はひらめいたのか入口の所にいるヘルプ(?って言ったら通じる?かな)の人に話しかけた。
「すみませ~ん」
「はい」
「この店内に服屋さんってありますか?」
「はい。女性専用の服屋と男性用の服屋。そして混合の服屋がございます。」
「女性専用か混合、どっちが大きいですか?」
「混合でございます。」
「じゃあそっちで」
「そちらの服屋はそちらのエレベータを三階に上がったところにございます。」
「ありがとうございます」
伊予はそう会話した後にクルッと回って、こっちを向いた後、
「だって。」
といった
「じゃあ、行こうか」
***(伊予視点)
服屋に来ると、たーくさんの服がずらーッと並んでた。
そして人人人人人人人人人……
「いや人多くない⁉」
「明日はすごく寒くなるらしいし、それに明後日はクリスマス。気合い入れてる人もいるんじゃない?」
「ああ。それに、明日、明後日は珍しく首都圏に雪が降るらしい」
「えええ⁉明日雪降るの⁉楽しみ‼‼」
「そうだよ。雪が降るから明日は地獄なんだよ。」
「えッ何が?」
「「はぁ~」」
あっしたはあっしたは大変だ~
「なんで。」
今日も来たな『存在自体がネタバレ』さん
「黙れ小雨。今日は男だ」
…うっさい。同一人物
「なんで大変なんだってい聞いてんだ。答えろ。」
…明日から母方の実家に帰ったあとそのまま家通り過ぎて、父方の実家に行く。
このパソコンは持っててもネット無いし、でもほかの作品のために、できるだけ進めておきたいし、試しに予約投稿使ってみようと思ってるんだが、その予約がまだできてないと。だから明日ガンガンやらなきゃいけないんす。
「…手伝う。」
え。優しい
「…帰るぞ?」
いやいやいやだって前も、その前もちょっと喧嘩してたじゃん
「…小説家も仕事だ。任せて!」
化けた
「ほんとに帰っていいですか?」
いやいやいきなり低音ボイスから子供の声に変られても
「失礼な。とりあえずノルマはあいつに会うまでと」
なぜわかった!(こんなこと言いたくない)
「だから私はあなたとおなじ翆雨に考え出されたキャラクターつまり同じ、翆雨の中にいるんです。全部お見通しですよ?」
…
「「明日頑張るから応援してね‼」」
ほんとに考えてることお見通しだ…
「でしょ?」