作戦会議!
夜 学生寮 一室
「さーてと!」
「ここからは作戦会議の時間だ」
そう、僕は何を隠そう転生特典を貰っている俺の目は模倣ができるが、相手は学園最強の可能性が高い
もちろん勝とうと高望みはしないしそれより僕が死なないようにする方が大事だ
「……いるんだろ?師匠」
「いい魔力感知だ。私が教えただけはあるね〜」
「師匠はこの世界の魔法とは違う魔法を使うから僕でもコピーして使える」
「そーだねぇ〜、いくら君のコピーが有能でも君自身の身体は普通の人間で中身も普通の人間であまりにも多い魔力は君の体を壊す」
「そうなんだよなぁ、僕のコピーは限界があるんだよ。」
「そして、この世界に来てから1番強い人は勿論師匠でその師匠のせいで感覚はぐちゃぐちゃに歪ませられてるって訳で端的に、この学園最強ってどのくらい強いんだ?師匠」
そう言えば、師匠とかいう破格の存在を見せつけられ続けたせいで大抵の人達は弱く見えちまうというか、僕もコピーがあるから大抵そんな強く見えんからどのくらいできるとか把握出来ないんだよなぁ
「うーん?体感感知は教えたはずだろ?」
「いや、教わったし使っただがそれだと……」
「そして私が来た理由は別ってことも分かるよね二番弟子くん」
「いや全然分からないんだけど」
「……」
「……」
「えー入学したら魔剣プレゼントしてあげるって言ったじゃーん!!」
「そんな事いってねぇーよ!?てか魔剣てなんだよ!?大丈夫な奴かそれ!?」
「そだっけぇ?てへっ☆」
「てへっ☆じゃないんですよ!師匠から貰ったもの大抵ヤバいやつなんですから、名前からヤバい奴はマジでいらんすよ!?」
「いや、普通の魔剣だよ」
「なんだー普通の魔剣でしたかって普通の魔剣ってなんだよ!?」
「はいこれ」
「うぁぁ!」
「ってほんとに普通の魔剣!?何も起きないや」
「その魔剣は私の魔力を織り込んでいるつまりこの世界のマナではないそして君に適性があるマナだ」
「……つまり外付けの魔力増幅装置みたいなものですか?」
「まーそーねー!」
「なんか、時々受け答えガキ見たいにになるのやめませんか?」
「それはそうと、久々に一手お手合わせしないかーい?」
…………
……
…
王国外 付近の森
「テレポなんてどうやってもコピー出来ないわ、羨ましい限りです」
「では始めようかね☆」
「はい、僕は手加減しないですからね」
両者
見合って
剣に手をかける
ザッ
と音と共に2人の剣はかち合った。
「ふむ、君もやるようになったね。筋力は充分だね」
「何もコピーしているのは元の世界の映像の中も行けるんですよ。それを知らないわけないですよね、師匠っ!!」
カァッン!
甲高い音、剣と剣がぶつかり合う音
その一手一手がとんでもない高レベルな打ち合い。
「だがこの世界は剣だけが魔道戦では無いというのは教えたよね!」
と言うと師匠の指から魔法が3つほど浮かんだそしてそれと同時に三本の閃光が放たれた。
「っ!アクセラレーション」
とカノープスが言うと、思考が加速しまるで時が歪み遅くなったように映し出されるそしてそれは身体に大きな負荷をかけることとなるがそのかわりに閃光を避けるには最適な動きを瞬時に把握出来た
「ここだ!」
「貫け、閃光の申し子よ!」
「剣を振るいながら、魔法の詠唱バッチリだね〜」
「ふっ!」
「だけど甘いね!!」
そう言い剣を振り下ろし閃光を弾き、弾いた閃光でカノープスの剣と相殺させて、カノープスが詠唱の中に混ぜ込んだ詠唱破棄したもうひとつの魔法を空いた右手で叩き落としたそしてその手でカノープスの腹を
「降参だ。」
貫く前に試合は終わった。