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転生して最強コピー人間だったけど、中身が普通過ぎたので真面目に生きます  作者: 優希シアト
一章 王国中央魔道学園入学編
3/118

因縁(?)

「入学式には遅刻し学校での自己紹介で大滑りしてなんやかんや生きてます、はい」


「そうそう気にすんなって、ははは」


こいつらはなんやかんやあってできた友達……?だと…思う?うん友達。

気さくに笑ってる奴は、トント。魔剣士の家系で学園を案内してくれた恩人だがクラス内では剣術特化の脳筋で引かれている


「そうですよ、そのおかげで僕達はぐれ物グループができたんですから」


こっちは、テニファ若干、いや結構ネガティブな奴でトントの友達で俺と同じ田舎の貴族らしいで入学した奴らしいがこいつは魔法も剣術も興味が無い錬金術一筋の変態でもちろんそのネガティブな所と錬金趣味でクラスメイトから引かれている


「確かになぁ、僕含めお前らも普通とはちょっと違うところにいるからなぁ」


そう、僕も入学式に現れ無かったしただの学校ならまあ水に流せるが王国魔道学園はその名に恥じず、王国が認める1番の学校である故に国に反する者と言われてもおかしくなかったので、やばいですそう完全にやばい奴です僕


「ねぇ君、ちょっと付き合ってくんない?」


「ん?あ!あの時の」


「そうあの時の、お礼…してなかったよね」


「と言うわけでちょっと行ってくるわ2人とも」


「「え、」」


「あいつ王国第十貴族と知り合いなのかよ!?」


校舎裏


「お礼にしちゃなんか、あんまいい場所じゃ無いなー」


「まぁ、お礼なんてしないからね」


「……何のようなんだ?」


「意外と焦らないのね、少し意外」


「入学して1週間はたってるから大体は空気ってもんは掴めてるし、あんたが王国なんちゃら貴族ってのも知ってるしね」


「王国第十貴族ね。その貴族に敗北を与えたのはあなたその意味分かるかしら?」


「敗北??マジで何の話だよ、」


「端的に言う、私は逃げる事は負けと見てるわつまり貴方のせいで負けた」

「屈辱よ」


「……確かに助けてくれとは言われてないがそんないい方される筋合いは無いな。」


「へぇ、貴方面白いわね。口答えする所とか」


「じゃあ、その面白さに免じて今回はチャラでどうかな?」


「貴方この学園の空気がわかったと言っていたわね?なら」


キーーンッ


首の真横レイピアが掠める

無言で睨んでくるアルファその目は今すぐ殺せると言う余裕の目である。

この学園は貴族階級での差別などが平気で行われているがなぜそんなことになっているのかと言うと、それ以上に実力者主義なのである。

このアルファはアルファ・プレアデス

プレアデス家と言う王国第十貴族と言う貴族間でも最も優れた貴族でありながらアルファ・プレアデスはずば抜けて強いその強さは魔法、剣術、知識全てを持って強い故にいま、この状況はひじょーーにまずい

学園図一の権力者に嫌われるなんて詰みレベルが高すぎるぜ!



「決闘を挑むわ、あの敗北を消すために」


「そんな事しなくても、負けを認める不戦勝であんたの勝ちだ」


「生憎私はそんなに性格よくないから皆の前で敗北させるわ、明日12時競技決闘場で待ってるわ。逃げてもいいわよ追うから」


「……」


「無言は了承と見るわ…………ちなみに私の権力で人1人くらいそれも田舎の貴族位なんか1人殺してももみ消せるわよ」



…………

……


帰り道

「のああああああああぁぁぁなんっでだよ!!!」

「あの女助けたのに、敗北!?知らんがな!!!しかも俺そのせいで遅刻したんだけど!?マジで助けなきゃ良かったわ!!!」


「やっぱお前すごいやつだな色々と」


「いやいやいや!おかしいだろ!困ってる人がいました。その人を助けました。そしたら変な因縁つけられて学園人生終了あわよくば、まじの人生終了しなきゃいけないんだよ!?!?」

「テニファ!なんか錬金術で何とかなったりしないか!?」


「無理無理無理」


「トントは!?」


「いや、出来たら俺たちはこんなところにいないだろうよ……」

「短い人生だったけど、カノ!お前と友達でよかったぜ!」



「見捨てないでぇぇぇぇぇぇ!!」



泣き叫ぶ生徒と友を失う覚悟を決めた2人の生徒が帰路に就いていた


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