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転生して最強コピー人間だったけど、中身が普通過ぎたので真面目に生きます  作者: 優希シアト
新章 EX 章 掴んだ平穏の先の物語 空白の『審判』編
105/123

Vsメタトロン 序

北の未開拓地の森


ズガアアアアアアアン!!!

ドゴオオオオオン!!!


と轟音と地響きが鳴り響く


「金剛破断!」


テンマの素早く重い一撃をひらりと海の中の人魚の様に軽く避けていくメタトロン


「天衣無縫!!」


テンマの攻撃は衝撃波によって身を囲うような素早く重い連打が舞う、だがそれもメタトロンは軽くいなし避ける。


「爆轟噴赫!!!」


次々と技を撃つ天満に対しひらりはらりと躱すメタトロンにテンマは周囲100mを灰と化す技で対抗した!


「…はぁ、あまり森を傷つけないでもらいたいのですが…」


だが結果はメタトロンは上空に逃げまたもや躱されてしまう。


この攻防のやり取りは、わずか数秒の極めて高速な技の連打であったが、メタトロンはそれを諸共せず避けて行った。



「そんなものですか?」


そう余裕そうな顔で森の上空を飛び、反撃に魔法を数発打った。


ズドドドド!!!


一瞬にして雷撃の雨が降り注いだ。



「これが天使の力が…」


そのテンマの言葉には、呆れと謎が混じっていた。


「だが、お前の攻撃では後数万年かかろうが我が膝をつけることは無いぞ。」


テンマの攻撃をメタトロンは避けるようにテンマはメタトロンの攻撃をくらってもビクともしない強度だった。


それを見てメタトロンは


「そうかしら?」


指をパチンと弾くと


「!?」


先程空にいたメタトロンが目の前に現れた。


「喰らえ、スキル」


「-神判 (ヘブンズゲート) -」



目の前に現れた、メタトロンはそのままスキルを発動しテンマの後ろに大きな扉が現れ、そこに蹴り飛ばした。


蹴り飛ばされた、テンマは扉の中へそのまま入っていった。


「この地を汚すものよ、その身を清め生まれ変わりなさい。」


と言い、メタトロンは光の粒子になり消えていった。


ーーーーー


「…ここは?」


テンマは周りを見るがそこには白い世界が広がっているだけでほかは何も無かった。


「くっ、主様にスキルは気おつける様にと言われていたが…ここまでとは」


「魔力に全く反応し無い攻撃…魔力防御にも全く反応し無い。」


「はて、どうしたものか…」


ーーーーー


地下研究所


「うっ…うん…」


「やぁ、起きたかい?」


「私は何を…」


そう言い寝ぼけ眼を擦りながらベットから半身を起こした


「少し記憶にもダメージが入ってたか」


「ところで調子はどうだい?」


「…あー、思い出しました。調子ですか?良くないです不愉快です。」


「そっか〜それは残念。」


「それで魔法は教える気は無いんですね?」


「いや、もう寝てる間に記憶させといたよ。」


「えぇ…なんでもありじゃんこの人…」


「最初みたいに吐血とか気絶とかしないですよね?」


「大丈夫、調整した。」


「分かりました。」


そう言いベットから起き上がり魔力を込めた。


『01(ゼロワン)』


「…」


「?」


「何も起きないんですが?」


「いや、成功だ。」


「?」


「今君は無限の魔力状態だ。」


「!?!?」


「この魔法は私が初めて作った魔法の1つのひとつだ。」


「この魔法を使っている時無限に魔力を生成できその魔力を循環させ魔法として使うことが出来る。」


「君の場合君が覚えてる魔法、それと無属性の基本魔法は全て発動し放題だ。」


「だが、発動できるだけで威力、精度は力量次第だ。」


「す、すごーーーい!!!」


と大声で喜び、普段ならやらないジャンプしながら喜こぶと言った子供みたいにはしゃいでいた。


「ここまでやったんだ、ぜひカノにはギャフンと言わせてよね。」


「ん、なんでその事を?」


「君の記憶を覗いたのさ。」


「ぷ、プライバシーの侵害です…。」


「それじゃ、その代わりと言ってはなんだが私が転移魔法で北まで飛ばしてあげるよ。」


パチンと指を鳴らすとフルルの周りに魔法陣が浮かび上がり


ぜひも言う間に飛ばした。



「さーってと、死ななければいいな〜せっかく会ったんだし。」



「……見えない未来は希望に満ちていればいいな」


そう言い、ゼロは1つの本を仕舞った。




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