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朔風払葉
北風が・・・・・
「うわぁぁぁぁぁぁー」
おもわず悲鳴を上げるほどに
冷たい北風が吹いて来て
ワタシは肩をすぼめて
その場に立ち止まり
「寒い」って涙目で
つぶやく・・・。
そんな北風が・・・・・
まだ木にしがみついていた葉を
容赦なく払い落として散らすのを
その場に立ち尽くしたままで
目の当たりにして・・・。
もしかしたら・・・・・
この この冷たい北風が
直に初雪を連れて来るのかも・・・
そんなことを思いながら
ワタシは襟元を直す・・・。
*朔風払葉とは
冷たい北風が
容赦なく木の葉を払い除ける頃。




