第4話
戦闘シーンが書けなくてこうなりました。
すいません。
「そこまで!!」
模擬戦闘の勝者は、
「・・・俺の敗けか」
「・・・俺の勝ちだ、ーー阿燈」
「勝者、新城!!」
尻餅を着いていた阿燈に新城が手を差し出した時、
「いやはや、大変素晴らしいものを見していただきました」
「ッ!!」
そういう声と供に、パチパチと拍手が響いた。
一斉に声が響いた方向を振り向くと、新城安にそっくりな者が立っていた。
「何故お前が此処に居る!?」
新城が驚きながらそう言った。
「お久し振りです。新城安と『護る者』の皆さん」
が、新城の質問を無視して続けた。
「私の名前は『No.4』。貴方たちが言うところの『超獣』の4体目です」
「!?」
「あぁ、この反応は久し振りですね。新城安は全然反応をしてくれませんから」
「おい新城。あいつは何者だ?」
阿燈が新城に聞いた。
すると新城は、
「『No.4』と名乗っただろ。つまりそういうことだ」
「マジかよ、こんなときに」
阿燈はそう呟いた後に、
「で、『No.4』。何が目的だ?」
と聞いた。
すると『No.4』は少し考えるようにした後、
「ただ見に来ただけです」
そう言った。
すると、新城が、
「ハッキリ言え。『俺を殺しに来た』んだろう」
「ッッ!?」
「おや?新城は解っていましたか」
『No.4』はだからなんだ、と言うように肯定した。
そして、
「ですが、興が乗らないので今回は素直に帰ります」
と言い残し、虚空へ消えた。
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「おい新城!!さっきのはどういうことだ!!!」
「ヤツが言ったはずだ。『殺しに来た』と。ヤツには俺を殺す理由があり、俺にもヤツを殺す理由がある。だが、その理由は言わない」
その場に居た者達が新城に詰め寄るが、新城はそれだけ言うとシミュレーションルームから出ていった。
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シミュレーションルームから出た新城は、校舎の屋上で空を眺めていた。そこにコソコソとバレないように近づく者が居た。
「で、何の用だ、隊長?」