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妹に「えっ? お兄ちゃん、ファーストキスまだなの?(笑)」と言われるのはなかなか応える、らしい。


どうもどうも。

目玉焼きは醤油派でございます。



なんだかんだで第三話目です。


それではどうぞー。



の前に、


皆さん気になっているでしょう(気になってるよね?)、今回のタイトル。


今回も実話ですが、察しの良い人はお分かりだと思います。


今回のタイトルは私自身の体験談ではなく、友人のお話です。

まぁこんな長々しゃべってもつまらないので、友人の話を元に作ったミニ劇場で今回の前書きを終わりにさせていただきます。



――――――

登場人物


高校三年の友人(以下、友)

小学六年の友人の妹(以下、妹)

友人の母(以下、母)




それはあるドラマを見ていた時に起きた。ちょうどそのドラマはクライマックスで、主人公とヒロインがお互いの気持ちを確かめ合い、ハッピーエンドで終わるところだった。



母「結局、くっついたわね」


友「そーだね」


妹「私は最初っからこーなると思ってたんだぁ~」


友「はいはい。そーですかい」


母「あっ、そうだ。アンタもいい加減、彼女くらい作って家に連れてきなさいよ」


友「おーきなお世話やーい」


母「アンタもしかして、ファーストキスもまだなんじゃないの?」


友「はぁ? ファーストキス? なにそれ? 食えるの?」


母「まだなのね………」


妹「え? お兄ちゃん、ファーストキスまだなのぉ(笑)? 遅れてるぅ~」


友・母「………」


――――――



誤字・脱字・駄文の大名行列になっておりますが、読んでいただけると嬉しいです。


それでは

どぞー




第三話



「ん? どうした?」



生徒会室に突然やってきた我が妹に質問する。が、なんか走ってきたらしく息が上がっていて、すぐにしゃべれる状態じゃなさそうだ。


すると、我が妹が息を整える前に会長が先にしゃべり始めた。


「なんだ? 佐伯。彼女か?」


「あのですねぇー、彼女に自分を『兄さん』なんて呼ばせるなんて、何プレイですか、それ。違いますよ、今年入った一年のオレの正真正銘の妹の柚葉(ゆずは)ですよ」


息の整った柚葉に目で「自己紹介しろ」と合図を送ろうとしたが、柚葉は(うつむ)いていて、オレの視線に気づきそうもない。


ったく、何しに来たんだコイツは。


「おい、柚葉」


「えへへっ、彼女だって……」


「おーい、柚葉ぁ」


「えへへ、彼女かぁ……。いつか私も兄さんと……、えへへっ」


オレの声は聞こえていないのか、俯いた柚葉はぶつぶつ何か言いながら気色悪く笑っていた。


コイツ、たまに変なんだよな。


「柚葉ぁ~~」


語尾を我ながら気持ち悪く伸ばしながら、俯く柚葉の顔を下から覗き込むように見ると、柚葉はちっちゃく悲鳴を上げ、顔を上げた。


「きゃ!! な、何? 兄さん///」


やっと気づいたか。


じゃなくて、なんでコイツ顔赤くなってんだ?


「何じゃないだろ。ほれ、自己紹介せい」


首を会長達の方にクイクイッと動かしながら、柚葉に自己紹介を促す。


「え? あっうん。えーと、佐伯 拓斗のかのじゃなくて、妹の柚葉(ゆずは)です」


「ん。生徒会長の朧月だ。よろしく」


「生徒会副会長の明日野 條です。よろしくね」


「………(お辞儀)」


「あっ、こちらこそ、よろしくお願いします」


さて、自己紹介も終わったみたいだし、本題に移るかな。


ちなみに、柚葉はカズとマコとテルとは知り合いだ。


知り合いというか、小学校の時からよく遊んでたから幼なじみみたいなものか。

いや、マコだけは中学の時に知り合ったんだっけか。


まぁこの話はまた話すとして。


「んで、お前は何しに来たんだ?」


「うんとね、6時間目が終わって担任の先生から『お兄さんが生徒会室に連行されたよ』って、聞いて。びっくりして……それで…」


息を切らすほど、全力で走ってきたってわけか。


「そっか」


なんて兄思いのいい妹なんでしょうか。


「それで、何で兄さんは生徒会室に連れてかれたの?」


「え゛っ、お前……それは、……あれだよ、……あれ」


「あれって?」


「説教を食らいにきたんだよな」


言葉を濁すオレに、しびれを切らした、あるいは(わざ)と会長はそのことを口にした。


「説教!!? 兄さん、なんか悪いことしたの!!?」


「佐伯妹よ。アンタの兄さんは、とんだ問題児だよ」


この会長の言葉に、柚葉は一度体をピクンッと震わせる。


何かがわかったように。


「………もしかして兄さん、………高校でもいたずらばっかやってるの?」


柚葉の鋭い視線が突き刺さる。


「い、いやー……ははは。あっ、そうだ。柚葉、今日の晩御飯はカレーがいいなぁー…………なんて思ったり……」


話を反らしてみる。が、


「兄さん!!!」


「は、はい!!!」


「兄さんが悪いことして怒られるの私なんだからね!!!」


無理だった。



オレ達佐伯家の家に現在、親という存在は住んでいない。


いや、別に『実は……両親………亡くなってるんです』とか、そんな暗い話ではないので。

ただ両親とも海外に仕事の関係で赴任している。つまり、家にはオレと柚葉しか住んでいない。


それで、オレが何かしらして説教を受けたあと、親の代わりとして柚葉が担任などから怒られていたわけだ。


まぁこの学校は生徒が運営しているみたいなもんだから、怒られたとしても今オレの目の前で明日野に肩を揉ませている生徒会長にチョロッと言われるぐらいだと思うが。



「に、兄さんがそんなんじゃ、私ずっと兄さんのそ、(そば)にいないといけないじゃない……」


そんな事を言いつつ、柚葉の顔は嬉しそうに見えた。


「柚葉、その台詞なんだかオレが結婚できないみたいに聞こえるんだけど」

「何言ってるの、兄さん。兄さんは結婚できないよ」


バッサリ。


「うおぉい!!! 決定してんのかよ!!! オレが結婚できないのは決定事項なのかよ!!!」


「うん」


「…………あーもういい。お前は帰んなさい」


「えっ、兄さんは? 一緒に帰ろうよ」


「何を言うか。なんだ? 手伝ってくれるのか? 」


「何を?」


「掃除だ」


オレが答える前に先に会長が口を開いた。

そして、補足説明。


「コイツらにはいつも悪さした罰として掃除をしてもらっている」


そう。


それがまた大変な掃除ばっかり押し付けるからいつも掃除した次の日は筋肉痛になることもしばしば。


そういえば、さきほどまで『退学!!! 停学!!!』うるさく言っていた明日野は、今じゃ会長の肩を静かぁ~に揉んでいた。


やはり、会長には勝てないか。


「そうなんだ。それじゃぁ待ってる」


「待たんでよろしっ」


「えー、なんでー?」


「時間かかるから」


最低でも2時間はかかる。


掃除場所によって変わるが。

去年、プールの掃除をやれと言われたことがあったが、その時は家に帰れたのが夜の10時だった。


サボって逃げようと思ったが、警備員の人が交代で見張っていたため逃げれなかった。


ていうか、警備員の使い方を間違ってるだろ。


「そっか、わかった。それじゃあ家でカレー作って待ってる」


さっきは『怒られるの私なんだからね!!!』なんて言っていた柚葉だが、結局カレーは作ってくれるらしい。


そんな柚葉の優しさに自然と顔が笑う。


「おう、あんがとな」


それから、柚葉は礼儀正しく「失礼しました」とお辞儀し、生徒会室を出ていった。


「それで? 今回の掃除場所はどこですか?」


会長に向き直り、問いかける。が、会長はオレの問いには答えず、逆に質問してきた。


「佐伯はあの妹さんと付き合ってるのか?」


「? あのですねぇ、そんなわけないでしょ。アイツは妹ですよ」


「妹でなかったら、付き合うのか?」





会長は何が言いたい?



「もし妹でなかったら、多分会話するなんてことすらないと思いますよ。アイツ、オレとは頭のできが違いますし。それにこんなダメな人間、見向きもしないと思いますよ」


何故か真剣な顔で質問してくる会長についつい素直に思ったことを言ってしまった。


「ふっ、なるほど。おもしろい」


会長は鼻で軽く笑い、何か……そう、『何か』がわかったように納得したみたいだ。



??



全くわからない。




「まぁいい。お前ら、今回も『停学』にしない私の心の広さに感謝しろよ」


「感謝感激ですよ。それで、掃除場所は?」


さっきの会長の謎の質問。そして、会長のいちいち頭に残る一言がまだ気になるが、さっさと家に帰りたいため、素っ気なく感謝し、話を進める。


「まぁそう焦るな、佐伯。……凛」


梅生さんの名前を呼び、会長は左手をすっと梅生さんの方に差し出した。


そして、梅生さんは胸に抱えるように持っていた三つほどあるファイルの内一つを会長に瞬時に手渡した。


すごい連係プレイだ。


連係というより、会長の突然の呼びかけに瞬時に反応できる梅生さんがすごいのか。


「えーと、おっ、ちょうどいいのがあった」


もらったファイルをペラペラめくり、会長は一つのページで手を止めた。



あのファイルの中身が何なのか、オレ達にはわからない。


オレ達どころか、この生徒会三人以外の生徒全員があのファイルの正体を知らないだろう。


わかっているのが、あのファイルによってオレ達の掃除場所が決まっているということだけだ。


「お前らの今日の掃除場所は、女子更衣室だ」


「「女子更衣室ぅ!!??」」


一方の声はオレのびっくりした声。もう一方の声は、気絶から覚めたのか、生徒会室の扉をガッと開け、突然現れたカズの声だ。


「お、なんだ数哉、復活したのか」


呑気なテルに、咄嗟にカズと一緒につっこむ。


「「なんで、お前はそんなに呑気なんだぁ!!!」」


だって、お前あれだぞ。女子更衣室といったら、脱ぎたての制服とか、ブ、ブラジャーとか、あと運がよければパパパパンツが、ああぁぁぁあるかもしれない。


「はぁ? 何言ってんだ、お前ら二人は。変なこと言ってないで、さっさと終わらせて帰ろうぜ。ほれ、誠も行くぞ」


「う、うん」


カズの後ろで事の経緯を見守っていたマコの手を引き、女の子に無関心のテルは生徒会室を出て行った。


「あっ、ちょっ、テルやん待てぇ!!! マコやんを女子更衣室に連れていって何する気だぁ!!! あれか?あれなのか? あれやっちゃうのか? ……お、おれも混ぜろぉーー!!!」


何か盛大な間違いを頭に浮かべ、カズは叫びながら生徒会室を出ていった。


さて、オレも行こうかな。


生徒会室の扉に向かう。と、その前に後ろを振り返る。

そして、生徒会長の顔を見る。いや、目を見る。



何を企んでやがる。



間違いなく何かを企んでいる。


そんな女子更衣室の掃除なんて、男子が喜びそうなのを選ぶなんて、何かを企んでいるに違いない。


「なんだ、佐伯。まだ何かあるのか?」


会長の声で、一度思考を停止。。。


「いえ、別になんでもないですよ」


まっいいや。

行けばわかることだし。


そんな事を思いながら、生徒会三人に背を向け、再び更衣室へと足を運ぶことにした。


その時、後ろで会長と明日野が笑いを堪えているのにオレは気づかなかった。




後の祭り。






いやいや。

最後まで読んでいただけるとは、嬉しい限りでございます。



どうだったでしょうか?



最近つくづく自分の文章能力の無さに涙しています。


やっぱり小説やなんかは難しいですね。


自分の頭の中で考えていることを文章にするのがこれ程までに難しいとは………。


小説家さんはとても凄いと身に染みてわかる毎日を送っているメダショウでした。



それではまた四話でお会いしましょう。



では~




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