貴方もコープに
「あれ、俺のこと覚えてないッスか?あれッスよ、烏三さんが家ぶっ壊したときに捕縛してきた人いるでしょ?」
「あぁ、...うん?(女性じゃなかった?)」
「その横で宿舎に走ってた人です」
「すいません覚えてないです」
「この俺を覚えてないなんて…モグリッスね!嫌いじゃないッス!」
そう言うとトカゲのような男は親指をグッと立てた。
「えっと、それで、何か御用があるんですか?」
「ないッス!」
「無いのか......」
「でも折角会ったしConcord交換したいッス」
「博物館かなにかですか」
「知らないんスか!?これ見たことないんスか?」
そう言ってアリヒはスマホを見せる。
「(あぁ、ディスコだこれ)」
「むっ、もしかして買いたてでアプリ入ってないんスか?しょうがないッスね~代わりに入れてあげるッス」
「いや大丈夫です自分でします」
何回かやった手順だ。多少UIは違うが問題無い。
「これで友達ッスね!」
「友達ってこんな強引になるものだっけ…?」
「それで友達にお願いなんスけど」
「このために友達扱いしましたね?」
「あそこに居る人にこれを渡してもらえるないッスか」
手渡された封書。示す先には麗人。
「あの方話長いから苦手なんスよね~」
「自分で渡してくださいよ...しょうがないなぁ」
押し付けられた封書を仕方なく渡しに行く。不思議なことに話しかける決心がつくと足取りは軽くなり、引き寄せられるように近付いていく。
「すいません、ちょっと御用があって」
「ん?どうしたんだい?」
振り向けば花の薫りが舞い、豪著でありながら凛とした立ち姿。
「あっ、えっ、うおっ」
「何か用事があるんじゃないのかい?」
距離が近い。
芍薬とか牡丹とか、そんな花より華やかな。
王子か、王女か、そんなことはどうでもいいが、とにかくこの人は美しい。
「わ、わぁ......」
「ん、この手紙は...ボク宛かな?受け取っておくよ」
これでそうじゃなかったらどうするんだろう。
許されるんだろう。
そうしても納得してしまう人。
「おや、キミは梅お握りはそっち派なのかい?わかってないと言わざるを得ないね」
「へ?」
展開が...展開が思いつかない...戦闘パートの描写ができないからって書けないのに日常パートに入ってしまった...どうすんだこれ...




