望んだ先の恐怖
読みにくい、誤字などがあるかもしれませんが読んで下さると幸いです
私は美咲普通のOLをしている。私はいつもの日常に飽き飽きしている。小説のように異世界に行ってみたり、アニメのようにイケメンな婚約者が突然できたりとかそういうのを社会人になってからかな?ずっと思っている。これは私がいつもの日常をおくれることに感謝するきっかけになったお話、、、
いつもの仕事の帰り道、私の家の近くの公園にはお地蔵様が祀ってある。私はいつも仕事に行く時と帰る時にそのお地蔵様の前を通っている。ある日私はなんとなく仕事の帰り道にそのお地蔵様にお供え物をしてこう願ったんだ。
「どうかこの退屈な日常を過ごさなくて良くなりますように」ってね。
その夜私は夢を見た。私はいつも通っている公園にいて、男の人が私の方に歩いてくる、よく見てみるとその手には包丁があって私はとっさに逃げたけど捕まってその瞬間目が覚めた。目を覚ますといつもの私の部屋にいた。どんな悪夢だと思いながら私はいつものように仕事に行った。その帰り道私はいつものように公園を通り過ぎようとした。その時、何故か今日朝見た夢を思い出して公園の方を見た。公園の方を見るとそこには黒いフードを被った人が凄い遠いとこに立っていた。私は少し恐ろしく思って早足で家に帰った。その日私は夢は見なかった。次の日、私はいつものように帰り道を歩いていた。公園が近ずくとまたあの夢を思い出してまた公園の方を見た。また黒いフードを被った人がいた。何故だか少し私に近ずいたような気がする。私は気持ち悪いし、気のせいだと思い少し早足ながら家に帰った。また次の日も次の日も私は仕事の帰り道の公園を横切ろうとする度に私はあの夢を思い出して公園を見る。日に日に近ずいてくる黒いフードの人。だんだんとそのフードを被った人物が男の人だとわかる。日に日に近ずいてくる男、、、その場から動くでもなくずっと立っていて、私は少しづつ退屈であった日常に戻りたいと思いながら家に帰るようになった。そして次の日、また仕事の帰り道に公園を横切ろうとするとやはりあの夢が横切って公園を見ることになる。そうすると、前まで全然遠かったフードの男は後、1メートルもないほど近ずいて来ていた。私は慌てて距離をとると男の方が上下に肩が動き笑っているように見えた。私は男の手元を見ると何も持っていない、私は恐怖を覚え走って家に帰宅する。その日私は今まで見なかった夢を見た。また私は公園にいて、また目の前にはこの頃ずっと見てきたフードの男がいて、私は逃げようとするけど体は動かなくて、その男は「美咲やっとだ!もう少しだよ」私にそういう声とともに目を覚ました。私は自分の名前を知っているとい恐怖、もう少しと言う言葉に恐怖心をだき、そして思い出す。あっあの時お地蔵様に願ったから?と非日常を自分で願って起きながら日常を取り戻したいと思う自分。だけどもう限界だった。日に日に近ずいてくる男への恐怖……捕まってしまった自分がどうなるのか、私はすぐに仕事を休み、公園前のお地蔵様にお願いをしに行った。「どうか日常をか返してください」と。その日私は家から出ることもなく過ごし夢も見ず、次の日私は仕事に向かった。その帰り道、私は緊張しながらも少し距離を取りながらも公園を覗き込む。
覗き込んだ瞬間、私の目の前に血走った目をした男が立っていた。そして「こっちへこい!やっとこの日が来たんだ!お前が望んだんだろ!」と罵詈雑言が聞こえてきた。何故か男は公園から出ようとせず、公園と道路の境目のところでずっとこちらに来るように言ってくる。私は怖くて警察に連絡することも忘れ家に帰り、チェーンをかけ鍵を閉め、カーテンも閉め朝がやってくるのを待った。やがて自分の部屋に光が差し込みやっと朝が来たと思ったその時、玄関からドンドンとドアを叩く音がする。私は恐怖に怯えながらもおずおずと覗き穴を見るとそこには昨日の帰り道、公園から何故か公園から出れななかった男がそこにいた。その時よく見るとその男のフードは黒いのではなく赤黒くなっており、そして血走った目はこちらを睨んでいた。そして「早く出てこい!」その声とともにドンドンとドアを叩く音がする。私は恐怖で腰から力が抜け玄関から動けないまま数分、数時間とそこにいた。そうするとだんだんと音が無くなり、居なくなった?そう思った時、手紙を入れるポストの入口が開きそして「居るじゃないか美咲!!出てこい」そう言いまたドンドンとドアを叩く。私は恐怖心でその場で気絶してしまい、起きると時間は昼の12時その日私は仕事が休みであったのが幸いだった。その後近くにいる友達を家に呼び友達と合流した。友達が家に来た時、玄関には赤い手跡が沢山残っており、だが友達には見えないようであった。その手跡は私が体験したのは現実であることを思い知らされた。友達は私に不審感を抱きながらもその日私の家に泊まってくれた。その夜私はまた夢を見た。また私は公園にいて、フードの男はどんどん近ずいてきて私の体は動かず、私がどうにか体を動かそうとしているともうフードの男はもう目の前にいて、あっもう死ぬのだなと思った時、フードの男は「美咲、次はないぞ」その言葉とともに私は目を覚ました。友達は、魘されてたけど大丈夫?と心配しながら私を見る。私はあぁやっとあの悪夢から解放されたのだと思った。そしてこの日から私は非日常に憧れを抱かなくなった。確かにまだ少しだけ憧れを抱く時もまだある。だけど今の日常が壊れるのがどんなに怖いかを思いった今、お地蔵様に頼むなんてこともしないし、解放されたあの日私はお地蔵様に感謝の気持ちを込めてお供えをした。きっとこれは私が願ったことを叶えてくれたお地蔵様のおかげだと、公園から男が出れなかったのはお地蔵様のおかげだと私は思い、そして今の日常を送れることに感謝して生きている。
読んで下さりありがとうございます!どうでしたでしょうか?非日常を望んだ結果の恐怖、、、私も非日常は憧れがありますがそんな非日常は望まないですよね?またご機会ありましたその時はよろしくお願いします。