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東公先生 書を語る

東公先生に古き友より便り届く。


便りの主のいわく。

我東公先生の友の妻なり。

東公先生の友なる夫に代わりて書を致す。

我夫既に老いて東公先生の元を訪ねることあたわず。

もし東公先生の我家の近くを訪れることあらば、我夫の元にも来られたし。良酒にて宴をせんと。


東公先生書を受け直ちに旅に出んとす。


東公先生の家人いわく。

書の主も近くを訪れることあらばと言う。

急ぐ要なしと。


東公先生いわく。

汝ら解せざるか。これ我が友のまさに逝かんとするを知らせる書なりと。


東公先生の友、東公先生と酌み交わして後三日にて死すと次の書にありたり。


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