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東公先生 燕の巣を語る/東公先生 独身を語る

東公先生 燕の巣を語る



ある人南方よりもたらされたるの珍味とて燕の巣を東公先生に献じる。

家人、街人、皆初見にしてそを食する術知らず。


東公先生いわく。

東公珍味を好むといえど、そを食する術知らざればこれ珍味とならず。唯の珍なる鳥の巣なり。

いかに珍あるいは貴なるものとて用いる術知らざればこれ無きと同じなりと。


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東公先生 独身を語る



昔東公先生に学びし子、歳経て再び東公先生の元を訪れていわく。

我既に二十を過ぎたりされど良き妻を得られず。いかにせんと。


東公先生尋ねていわく。

汝に娶りたき女おるかと。


訪れし者答えていわく。

おらずと。


また東公先生尋ねていわく。

汝に妻おらずして便ならざるところあるかと。


訪れし者答えていわく。

あらずと。


東公先生さらに尋ねていわく。

汝何故我が元に来るかと。


訪れし者赤面して答えること叶わず。

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