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東公先生 はじめての旅を語る

東公先生の従兄、ある時東公先生を訪ね来りて問いていわく。

我、しばし旅に出んと欲す。いずれか必ず訪れるべき地あるかと。


東公先生いわく。

何故旅に出んと欲するやと。


従兄いわく。

我、東公の長く旅に出たるを羨ましく感じたり。故に我が子長じるにあたり、我も旅に出んと欲すればなりと。


東公先生いわく。

されば先ず近きところを目指し旅に出でて、旅の如何なるものかを知るところより始めるべしと。


従兄おおいに得心して帰る。

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