表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/124

東公先生 昼寝を語る

東公先生いわく。

東公日に三睡す。

夜に夜寝、朝に朝寝、昼に昼寝すと。


それを聞きてある人いわく。

寝過ぎならん。


東公先生答えていわく。

夜寝するは長く眠りて疲れとり身体日々健に過ごすためなり。夜寝せざれば翌日動けずと。


ある人また曰く。

ならば朝寝は不要ならざるやと。


東公先生また答えていわく。

朝寝するは夜寝ののち雀時鳥の声を聴き、朝の光の中まどろみ心日々安穏に過ごすためなり。朝寝せば心健やかにして目覚むるべしと。


ある人また曰く。

ならば昼寝は不要ならざるやと。


東公先生にやりと笑いていわく。

昼寝こそ要ならん。昼寝をたしなべば寸時にして心身ともに快となる。汝知らざるかと。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ