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マシロちゃんがいなくなりました。
必死に探しましたが、見つかりませんでした。犬小屋には首輪だけが残されていました。
心配になりました。
わたしの大事な大事なマシロちゃん。
どこへ行っちゃったの⋯⋯
心配ですが、学校には行かなければなりません。マシロちゃん、わたしが帰る頃には戻ってるといいな。
この日も学校ではいじめられました。
マシロちゃんがいないと心細くて、少し泣いてしまいました。
家に戻ってもマシロちゃんはいませんでした。
旦那様に聞いても「分からない」と言われました。首輪だけ残されていたので、これは人の仕業だ、警察に相談するべきだとわたしは言いました。
すると、旦那様が家族会議を開きました。
「今朝からマシロがいないようなのだが、知っている者はいないか」
旦那様がそう言うと、すぐに奥様が口を開きました。
「捨てたわよ」
え、捨て⋯⋯えぇっ!?
「お前か! なんでそんなことするんだ!」
「臭かったのよ、あの子。なんか酸っぱい臭いがしててね、洗っても取れなかったのよ」
あれ、わたしのせいじゃないですか?
「そんなことで⋯⋯! どこに捨てたんだ!」
旦那様が問い詰めると、奥様は河川敷に捨てたと言いました。
すぐにわたしは旦那様と一緒に向かいました。
河川敷には大きなダンボールが捨てられていました。マジックで「犬です」と書かれています。おそらくこのダンボールです。
旦那様と手分けをして辺りを探しましたが、マシロちゃんは見つかりませんでした。




