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おヌメの日記  作者: 七宝


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13/21

▋███

 マシロちゃんがいなくなりました。


 必死に探しましたが、見つかりませんでした。犬小屋には首輪だけが残されていました。


 心配になりました。


 わたしの大事な大事なマシロちゃん。


 どこへ行っちゃったの⋯⋯


 心配ですが、学校には行かなければなりません。マシロちゃん、わたしが帰る頃には戻ってるといいな。


 この日も学校ではいじめられました。

 マシロちゃんがいないと心細くて、少し泣いてしまいました。


 家に戻ってもマシロちゃんはいませんでした。


 旦那様に聞いても「分からない」と言われました。首輪だけ残されていたので、これは人の仕業だ、警察に相談するべきだとわたしは言いました。


 すると、旦那様が家族会議を開きました。


「今朝からマシロがいないようなのだが、知っている者はいないか」


 旦那様がそう言うと、すぐに奥様が口を開きました。


「捨てたわよ」


 え、捨て⋯⋯えぇっ!?


「お前か! なんでそんなことするんだ!」


「臭かったのよ、あの子。なんか酸っぱい臭いがしててね、洗っても取れなかったのよ」


 あれ、わたしのせいじゃないですか?


「そんなことで⋯⋯! どこに捨てたんだ!」


 旦那様が問い詰めると、奥様は河川敷に捨てたと言いました。

 すぐにわたしは旦那様と一緒に向かいました。


 河川敷には大きなダンボールが捨てられていました。マジックで「犬です」と書かれています。おそらくこのダンボールです。


 旦那様と手分けをして辺りを探しましたが、マシロちゃんは見つかりませんでした。

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