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【短編】溺愛してくれる夫と離婚なんてしたくない!〜どうやら離婚を仕向けるために義父様の配下が私に呪いをかけてきたようですが、治癒魔法で解呪しちゃいますね〜

作者: よどら文鳥

「このまま俺とミリアの間に子供が授からなかったら、離婚する運命になってしまうだろう……」


 私の旦那であるベイルハルト公爵が、心苦しそうな表情で告げてくる。

 彼とはお茶会で知り合い、子爵令嬢だった私のことをとても大事にしてくれていたのだ。

 そしていつの間にか愛し合ってしまい、貴族界では異例の恋愛を経て結婚に至った。


 だが、結婚してから問題が起きてしまったのだ。


「申し訳ございません。医師の診断では私もベイルハルト様も子を作れる身体ではあると太鼓判を押されているはずなのですが……」

「だが、このままでは『子供ができないのなら別の女を探せ』と父上たちの命令が下されてしまい、離れ離れになってしまう。それだけは避けたい」


 これは公爵家に嫁いだ私としては死活問題である。

 必ず子供を作り、王族の優秀な血筋を継承していくのが最大の義務であるのだ。

 それすら叶わないとなれば、ベイルハルト様の両親の反対を押し切ってまで結婚したことに責任が生じてしまう。


 ベイルハルト様は真剣に何度も何度も私たちの婚約を認めてもらえるように動いてくださっていた。

 最終的には国王陛下が私たちの婚約には意味があり、重要なことだと言ってくれたおかげでなんとか結婚までたどりつけたのだ。

 だがこのままでは、なにもできない私では離婚という結果になっても誰も文句すら言えない。


 私はベイルハルト様のことを心から愛しているし、離れるなんてまっぴらごめんだ。

 離婚してしまったら、私はこの先どう生きていけばいいのかすらわからなくなるほどである。


 そこで私は、自分の命を賭けることにした。


「ベイルハルト様にお願いがございます。どうか、私が治癒魔法の取得に挑戦することを許可してください」

「ば……! 馬鹿なことを言うでない!! 治癒魔法と言えば、取得成功例は数十年に一人現れるかどうかの禁断魔法だぞ!? おまけに取得に失敗すれば強力な魔力に押し潰されて己の身を滅ぼすことになる、つまり死ぬと言うことだ!」

「もちろん承知しています。ですが、このままではベイルハルト様と一緒にいることができなくなるのでしょう……? それは私は死んだも同然なのです」

「しかし……」

「どうせ死んでしまうのなら、治癒魔法の取得に賭け、子供が授かれるような身体に自分自身を治癒させるしか方法がありません」


 残念なことに、現在治癒魔法を使える者は国中のどこにもいない。

 魔導士はたくさんいるが、主に火や水を具現化して生活の役に立てるような力の使い方がほとんどだ。

 稀に囚人に呪いをかけたりできる魔導士もいる。

 治癒魔法とは、使えれば重要性が高いが奇跡の魔法とも言われている。

 魔導士ですら使えないのだ。


「ミリア……、命を賭けようとしてまでせずともいいのだぞ。ミリアのように綺麗で可愛げもあり、家事まで完璧にこなせるような者ならば、他の男からも注目されることは間違いない」

「それではダメです。私はベイルハルト様しか愛することはできません!」

「……俺もだ。ミリア以外の者と生涯を共にするなど考えたくもないんだ……」


 私は泣きながらベイルハルト様の懐に抱きつく。

 その気持ちだけでも本当に嬉しい。

 愛が深いがゆえに、治癒魔法の取得を絶対に成功させなければと強く願う。


 私は、無謀かもしれないが治癒魔法の取得するための知識、技術、詠唱の仕方などを覚えるために動き出した。



 ♢♢♢


【ざまぁサイド(元公爵視点)】


「ミリア様が治癒魔法を取得しようとしています」

「む、魔導士よ、それは確かな情報か!?」

「間違いありません。呪いの様子を確認するべく部下を配置させていました。その部下からの報告ではミリアが魔法協会へ足を踏み入れてたそうです」

「ほう……」


 どうやら息子の婚約相手を再び探す機会がやってきたのかもしれぬ。

 私が推奨した婚約候補は、ことごとく受け入れようとしなかった。

 しかも、息子が選んだ相手はたかだか子爵令嬢。


 くだらん恋愛で我が血筋を汚されては困る。

 そこで、私はなんとしてでも息子達が離れなければならぬように仕組んだのだ。


「もしもお前がミリアに発動させた『子が授からなくなる呪い』を解呪できるとすれば、治癒魔法しかないだろう。まさか、ミリアが私が仕組んだ呪いに気がついているのか!?」

「いえ、それは絶対にあり得ません。確認が可能なのは魔導士の力を持った者だけです。ミリアの体内に流れている呪いの波動が私の魔力だとわからない限りはバレることはないでしょう。それに……」

「そうだったな。治癒魔法を取得しようなどとすれば、死んだも同然だ。全く馬鹿な女だ。自分自身で命を絶ってくれるならば息子の婚約相手を新たに見つけることができるわい」


 治癒魔法は禁呪として恐れられている。

 今まで数多くの者がその魔法を取得するために命を落としてきたことか。

 しかも、主に両親が自分の子供に無理やり取得させるようなことはあっても、自ら取得しにいくなどほとんどいない。


 唯一言い伝えによれば、治癒魔法の取得や発動にノーリスクで行える人間がいる。

 それが聖女の器をもった人間だ。

 だが聖女かどうかなど、調べる術もないしここ数十年、国で聖女だという報告など聞いたこともない。


 まさかミリアは聖女だと思い込んで治癒魔法を取得しようとでもいうのだろうか。

 本当に馬鹿な女で助かる。


「魔導士よ、もうミリアの監視はせずとも構わん。どうせ奴は近々死ぬのだからな。それよりも、本来の囚人へ呪いを発動できるよう魔力を蓄えておくのだ」

「かしこまりました。ミリアが死ねば呪いの力も私の元へ戻ってきます。奴が死んだときはすぐにわかるので即知らせます」

「フッ……楽しみがまた増えたわい」


 私も一刻も早く息子の新たな婚約相手を探してあげねば。

 これから忙しくなりそうだし楽しくなってきたわい。


 ♢♢♢


【以降ミリア視点】


 治癒魔法を取得するために魔法協会で様々な情報を仕入れることに成功した。

 私が予想していたよりもリスクが高く、むしろ自殺行為だと魔法協会の会長から最初のことは止められてしまうほどだった。


 それでも何度か通ったことで習得するための儀式や技術、発動するための詠唱方法は覚えることができたのだ。

 これで治癒魔法を習得する条件は整った。


 さっそくベイルハルト様が見守ってくれている前でやってみることにした。

 もうこれでベイルハルト様と抱きしめあったり顔を見たり会話したり食事をしたり、なにもかも出来なくなってしまうかもしれない。


「ミリアよ……。今更だが無理に治癒魔法など習得しなくとも……。ミリアが生きていてくれさえすれば私は……」

「勝手で申し訳ありません。でも、私はベイルハルト様のそばにいれなければダメなんです」

「それは俺も同じだ。だが、目の前でミリアが永遠に覚めない妻になってしまうなど……」


 ベイルハルト様がひどく悲しい表情をしていた。

 私のことをそれだけ心配してくれているのもよくわかる。

 おそらく、魔法教会で知識を身につけていた最初のころのままだったら、今ここで治癒魔法を発動できなかったかもしれない。

 どう考えても死ぬ以外の選択肢が見えなかったからだ。


 だが、どういうわけか魔法教会でやっていた治癒魔法の模擬訓練が辛かったり苦しいという感覚が全くなかった。

 これは、他の人たちが同じことをやるとしばらく動けなくなったり場合によっては気絶するらしい。

 それが私には全く症状が現れず、むしろ平然としていることができた。


 つまり、治癒魔法を発動しても生きていられるのではないかという期待がもてたのだ。

 これは魔法協会の会長も驚いていた。


 なにより、私は自分の運命を変えたい!

 その気持ちだけは変わらない!


「私は治癒魔法を試しても死なない可能性があると会長から太鼓判を押されていますから、信じてください」

「うむ……。確かにそのことは聞いている。そうでなければ今の時点で全力で止めている。だがそれでも心配なのだよ」

「これからもずっとあなたの側にいれるようにするための試練です。やらせてください」


 私の意志は堅い。

 それに今はただのわがままではない。

 なんとなくだが、治癒魔法を会得できる気がしている。


 それに離婚しなければいけない日も近いし、もはや逃げることもできない。

 やるしかないのだ。


「そこまで真剣なミリアを見たら断ることはできないだろう。俺もミリアの無事を信じよう」

「ありがとうございます」

「約束しよう。必ず無事に生きて共にこれからもずっと一緒にいよう」

「は、はい!」


 ベイルハルト様がそう言いながら私のことをギュッと抱いてくれた。

 私にとって、ベイルハルト様が全てだと改めて感じた。

 より一層、やる気がみなぎった。

 これならなんとかなる気がする。


「では、やります!」

「うむ!」


『生命力が続く限り、治癒の力の加護を与えたまえ』


 私の身体の中に宿っている魔力を全て放出するような感覚で詠唱をした。

 これで魔力が尽きる前に治癒魔法を習得できれば、今後は魔力を消費して魔法が使えるようになる。

 もしも治癒魔法の取得前に魔力が尽きれば生命力も奪われて時期に死んでしまう。


 あとは運を天に任せるだけである。


 だが、やはり私の身体に苦痛などの症状はない。


「やはりミリア様の魔力は桁外れのようですな……。もしくはミリア様に聖女としての器があったのでしょう。既に死してもおかしくないというくらい時間が経っていますのに……」


 今回、儀式をするにあたって私の習得するまで面倒を見てくださった魔法協会の会長も見届けてくれている。

 会長は私が今も平然と立っている姿を見て驚いているようだった。


「あぁ……、これが治癒魔法ですね。どうやら無事に取得できたみたいです」

「良かった! 本当に良かった!!」

「ちょっと……ベイルハルト様……。今は会長も見ていますから」


 儀式前に抱き合ったときは周りに誰もいなかったからよかったが、今は会長も見ているし恥ずかしい。


「ミリアが無事で嬉しいんだ」


 私だって嬉しい。

 あれだけ命の危険があると学習したのに、こんなにもあっさりと治癒魔法を会得してしまったのだから。


「こほん……、お熱い中申し訳ないのですが、ミリア様の魔力が減った感覚はやはりありませんでしたか?」

「そういえば全く感じなかったですね」

「ではやはり……、ミリア様は聖女のようですね」

「私が……?」

「聖なる力を持っている者は、治癒魔法のような回復関連の力は生命力や魔力の消費なしで発動できると教えましたでしょう。まさか私自身もこの目で見ることがあるとは思いませんでしたが」


 嬉しい誤算である。

 治癒魔法は一度使うだけでも毎回大量の力を消費してしまうらしいが、リスクなしで使えるということだ。


 私だけでなく、ベイルハルト様が怪我や病気になってもすぐに治癒できることになる。


 ようやくベイルハルト様にお役にも立てそうだし嬉しかった。


「さっそく魔法を使ってみたいと思います」

「ミリアよ、無理しなくとも少し休んでは?」

「いえ、身体は大丈夫です。それよりも、私の身体の異常を取り除いてベイルハルト様との……。…………あ」


 その後の発言を止めた。

 ベイルハルト子供を作りましょうとは会長の前では言えなかったのだ。


「ともかくやってみます」


 ひとまずは治癒魔法の初歩として、身体の状態を検索する魔法を自分自身に発動してみた。

 私自身が実験台になったことでどんな感覚になるのかがよくわかる。


 そして治癒魔法を発動した場合に術者がどのような感覚になるのかも……。

 今私の身体がどのようになっているのかが手にとるようにわかった。


「呪い……!? 私の身体には呪いがかかっている……」

「な!?」


 呪いなんて本来は囚人が逃げないようにするために魔導士が発動する魔法だ。

 しかも、私へ与えられた呪いは『子が授からないようにする呪い』である。


 このことをベイルハルト様に詳しく話す。

 すると、ベイルハルト様の表情が徐々に強張ってきた。


「まさか……、まさかとは思うが……」

「はい?」

「ミリアよ、呪いを消すこともできるのだな?」

「はい。すぐにでも」

「いや、すまないが少しだけ待ってほしい。その呪いをかけてきた魔導士を見つけることが先決だ。私の友人に有能な魔導士がいる。彼に頼めば犯人をすぐに見つけられるだろう」

「わ……わかりました」


 私はふと疑問になっていた。

 呪い魔法なんて、よほど近くにいない限り喰らってしまうことはまずないだろう。

 私がここ数年で深く関わった相手なんて、両親やベイルハルト様、それから彼のご両親とその側近の護衛たちだけである。


 結婚生活が始まってからは箱入り娘のように屋敷で暮らしていたし、人と長時間共にすることはなかったはずだ。


 気になる……。


 だが、ベイルハルト様の友人が犯人を見つけてくれると言っているのだし任せてしまおう。

 でも早くベイルハルト様との子供も欲しい……。

 いや、今は我慢だ。


 きっとベイルハルトのご両親も、『私に呪いがかかっていたから子供が授からなかった。でも治癒魔法で呪いを解呪したから大丈夫です』と言えばなんとかなるだろう。


 ……と、安易に考えていたのが甘かったのだ。


 ♢♢♢


「おのれ……。まさか父上の側近魔導士がミリアに呪いを……!!」


 ベイルハルト様は今まで見せたことがないような険しく怒り狂った感情があらわになっていた。

 私もすぐには信じられないくらい驚いてしまった。


「私にこんな呪いをかけてなんの意味が」

「いや、父上はそもそも俺たちの結婚を最後まで許そうとはしなかった。だからミリアが最低限の任務を果たせなくすればそれを口実に離婚させようとしていたのかもしれん」

「では、義父様が命令して私に呪いを……」

「それ以外に考えられんな」

「うーん、困りましたね……」


 私としては、ベイルハルト様と一緒にいられればそれでいい。

 だが、このまま義父様たちを放っておいたら、今度また私たちの関係を引き裂こうとしてくるかもしれないと思うと不安が残る。


「よし、叔父に協力を依頼するか」

「国王陛下ですか!?」

「はっきり言って俺は怒っている。ミリアを傷つけたことも許せん! 婚約に関しては強引だったところもあったが、ミリアは王族にも負けない良さがある。それは叔父は理解してくれていた」

「それは今もよくわかりませんが……」


 私とベイルハルト様の結婚については、むしろ国王陛下が推奨してくれて成立できたようなものである。

 義父様はそれで渋々了承してくださったのだ。


「加えてミリアは聖女の素質まであり治癒魔法まで取得してしまった。もう俺たちの結婚生活に誰も文句を言う貴族はいないだろう」

「国王陛下に頼むというのは……?」


「むろん、呪いをかけてきた魔導士の拘束と黒幕を捕らえてもらう。暫定だが、仮に父上が黒幕だとしても、愛するミリアを傷つけたことは決して許せることではない!」

「はう……」


 土壇場なタイミングで愛するとか言われてしまうのはズルい。

 ベイルハルト様はいったい私のどこに魅力を感じてくれてこんなに一緒にいようとしてくださるのだろう。


「呪いの解呪はすまないがそれまで待ってくれ」

「私は構いませんが……」


 ♢♢♢


 ベイルハルト様はその後、迅速に行動してくれた。

 彼の友人である魔導士の力も借りて、やはり呪いをかけてきた犯人は義父様の専属魔導士だった。


 このことは国王陛下の耳にも入り、すぐに動いてくれたのだ。

 その結果、呪いを罪のない者にかけた理由で身柄を拘束。

 義父様も仕組んだ主犯としてひとまず牢屋に入ることになった。


「では呪いを解呪しますね」

「あぁ。待たせてすまなかったな」

『身体の異常、呪い、怪我、病気を全て取り除きたまえ』


 これで……。

 これでようやく……、ベイルハルト様との子供が授かるかもしれない。


 嬉しいことはそれだけではなかったのだ。


 ♢♢♢


「ミリアよ……、今日も聖女活動で王宮へ行くのか?」

「はい。今の季節は風邪をひきやすいですからね。しかも今日は陛下の治療もしないといけませんから」

「そうか。毎日治癒魔法を連発していて身体は平気か?」


 ベイルハルト様はいつも私のことを気遣ってくれる。

 私の場合は聖なる力が宿っていることが判明したため、治癒魔法を無限に発動しても負担はかからない。

 そのことを知っていてもなお心配してくれる。

 少しは甘えてみようかと思ってしまう。


「うーーん、身体は大丈夫ですけど、ベイルハルト様と一緒に入れる時間が……」

「問題ない! ミリアが帰ってくるまでに、俺も国務を全て終わらせておくことを約束しよう。つまり、帰宅後はずっと俺と一緒だ」

「ふふ……。では張り切って行ってきますね」

「あぁ。今となってはミリアの治癒魔法が国中から重宝されている。俺もミリアに相応しい男になれるよう精進せねばな」


 なにを言っているのだか。

 ベイルハルト様の人柄と優しさが大好きすぎたからこそ、私は命がけで治癒魔法を取得する選択肢ができたのだ。

 つまり、今の私があるのはベイルハルト様のおかげである。


「ベイルハルト様。無理なさらずに」

「それは俺のセリフだろう。むしろミリアが帰ってきたら覚悟しておくように」

「へ? なぜですか?」


 ベイルハルト様は顔を赤らめ頬を掻きながら小声でとんでもないことを言うのだった。


「……ずっと俺の側から離さない。朝までな……」

「朝までと言わずに生涯ずっと一緒ですよ」

「そうだな」


 ベイルハルト様にギュッと抱きしめられてから、私は王宮へ向かった。

 私はいつもベイルハルト様から元気をもらっている。


 そして私は、治癒魔法で国民を元気にさせてきます。


読んでいただきありがとうございました。


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