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吸血鬼の思慕

【世界観】


全話『吸血鬼の恋』の続き

吸血鬼の慟哭

〇〇〇~。起きてるかい?朝だよ。朝ごはん早く食べな!〇〇〇?居ないのかい? あ……

そうか…もう、居ないんだったね……国に連れてかれて……



馬鹿なヤツだよ…私の事なんか見捨てればいいのに

()を見捨てるなんて出来るわけない」

って国軍に喧嘩を売るなんて……


私はあんたさえ居れば、他に何も要らなかったのに……

馬鹿()め……帰ってきたらたっぷり搾ってやるからな…覚悟してろよ…


酒盛りでもして気を紛らわすとしようかね



………嗚呼、寂しいなぁ

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