吾輩は神である。
初めに私があった。
自己紹介はそれで十分だろう。
そう、神である。
神と言っても、その意義は様々。
大きくわけて二つの神がいる。すなわち、多神教の神と一神教の神である。
私は後者だ。
全知全能と言われる方の神である。
そうはいっても、私だって何もないとつまらんし、、 誰もいないと寂しい。。
私がいる混沌は私以外の誰もいない。
そして、何も無い。
退屈で死ぬ。
そうだ、世界を作ろう。そこに世界があった。
その世界の、ホタルのように瞬く星星の中に、青く光る星がひとつあった。おお、NHKのドキュメンタリーのような、広大な自然である。
けど、つまらない。
なぜだ??
誰もいないからだ。
一説によると人間の面白く感じる出来事のほとんどが、他人との関わりにおいて起こるとされる。
想像したまえこんなの、コメントのないニコニコ動画、誰もいないディズニーランドみたいなものだ。人によっては、楽しめるのだろうけど、私は楽しめないタイプの神様なのだ!!
やっぱり、ほかの存在も必要だ。人間でも作るか??
いや、ダメだ。どうせ作るなら、もっと高貴なやつでないと、ダメだ。人間ってのは総じて下品である。
私の作った、広大な自然を闊歩するカップル共。
やめろ!!!やめろ!!!私はお前たちのために作ったんじゃあない!!
ふう、、、つい声を荒らげてしまった。。
どこかの神は、最初の人間に何を血迷ったか恋人を与えた。だが、2人は神の言いつけをやぶり、裏切った。 挙句の果てに、彼の祝日は、現在、カップルどものファッキンの口実になっている。。。
私だったら10回は滅ぼしてる。
だから、カッp、、、いや人間はだめだ。
なら私の姿に似せて、誇り高き多神教の神々を作ってやろう。
火には火の神、水には水の神があった。
さて、交流を楽しもう。
早速1人の男が近づいてきた。
初の小説です。。
コメントで改善点とか教えてくれたら幸いです。