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その愚か者は英雄になれない  作者: 真鍋仰
一章 得ること、失うこと
1/12

001 プロローグ

すみません。

色々考えた結果、再投稿という形でやっていこうと決断しました。

まあ、趣味なのでマイペースでやっていこうと思います。



 人は、誰しもが希望を持って生きる。


 それはあたりまえのことで希望を持たずして生きている人間などいない。絶望を抱き、悲嘆に浸り、憎悪に生きる人間というものを亡霊と呼ぶ。


 さて、この話はこれからこの物語を彩る、いわば主人公的立ち位置の人物が語る言葉ではない。彼はきっとこんなことを考えていない。考えるほどの境遇になく、とても平和で穏やかな生活を送っているただの一般人だ。

 そんな一般人を巻き込んでしまうというのは少々心苦しいものがあるけれど、まあ、運命は変えられない。基本的には、と付けてしまいたくなるのはご愛敬ってことで。


 突然の理不尽だと思って勘弁してもらいたいものだ。


 どうしようもないこの世の中じゃあよくあることだろう? 


 これは地上に生きる定めと受け取るべきだ。いや、地下にいても例外ではないんだけれどね。運命とはそういうもので、特に僕らの業界じゃあ日常とすら言って差し支えない。これはあくまでも一般人だから珍しいのであって、こういうこと自体はさほど珍しくないんだよね。


 え? 僕が誰かって?


 今更だなあ。ちなみにこれは異世界召喚ものじゃないので神様とかそう言う奴じゃないよ。僕はあくまでもただのかっこいいお兄さんさ。

 なんで前振りに異世界召喚ものじゃないと言ったのかは、まあ、それができてしまう奴が近くにいるという面倒極まりないことが原因なので、とりあえずあいつのことは置いておいてっと。


 世界は千変万化する。


 僕のトモダチの請け合いだよ。変わり続けてしまう。変化に富んでいるのではなく、変化することこそが世界存続の証明なのだと。さっすが、頭いいなあ。


 なんで、そのトモダチいわくの言葉でこれからの物語を拓いて行こうじゃないか。


 これから語られるのは普通の少年が幻想に迷い込む物語。

 魔術や異能、目まぐるしいものがあふれかえる世界の中。


 もがき、くるしみ、その先に彼は何を見るのだろう?


 さあ、久々の面白そうな物語だ。存分に語ってくれたまえ。



 ……ごめん。やっぱりこの物語は見るに堪えなさそうだ。



 一応、少しだけ設定紹介を挟もうと思います。

 設定自体は結構軽いです。矛盾があったとしても書き手の私が気付かないかもしれません。

 なので、もし間違いや矛盾等がありましたら気軽に感想をください。

 興味のない方は読み飛ばしてもらって結構です。ストーリーの中で紹介していくので。



1.魔術とは?

 今後のストーリーにも載せますが、多種多様な解釈の仕方ができる神秘を扱う秘術です。


 ある魔術師は、科学とは相いれぬものだという。

 ある魔術師は、科学の基盤であり延長線だという。

 ある魔術師は、まったく新しい魔法という法則を用いた技術だという。


 つまりは未知のものですね。はい。こういうのは確定しといたら楽なんでしょうけど、悩みに悩んでもういいやと投げました。細かいと面倒ですから。

 あと一般人に隠すために隠語として魔術師メイガスと呼ぶことがあります。

 一般的には秘匿にされている感じです。



2.異能とは?

 超能力を言い換えたバージョンです。大体の小説で出てくるものと一緒です。

 先天的に固有の能力をひとつだけ持って生まれた特殊な人間です。


 本作では、人でありながら人ではなく化け物に類しながらも化け物ではないという設定です。

 異能を持っているだけで最低でも軍人レベルで警戒される程度の強さがあります。

 強い異能者ならば戦略兵器級の奴もいる感じです。


 こちらも一般に秘匿とされている感じで、いろいろな理由から魔術師とは険悪です。一部を除く場所では顔を合わせただけで殺し合いになるくらい険悪です。

 こちらも隠語として異能者ホルダーと呼ばれることがあります。



 あとの細かい設定で不明な点があればお気軽に感想欄の方からお願いします。わかりやすいように直していく所存です。

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