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神様がいない異世界新生活  作者: 出佐由乃
プロローグ
1/42

1 異世界に来れた……?

「……本当に来れた、異世界」


 ずぶ濡れのウェットスーツを着た私は、呆然と空を仰ぐ。

 立っているのは林の中の小さな池の脇。

 マヌケな絵面だけど気にしない。

 何せ私は、異世界に来たのだから。


「さてと、うわっぷ!」

 ドサッ


 足に絡まったロープで盛大に転んだ。

 ……開幕からパッとしないなぁ。

 地面に横たわったついでに、足に絡まったロープを引っ張りながら今の状況を整理する。


「まず、ここは恐らく異世界。多分。メイビー。……で、私はこの池から出てきたっぽい。」


 私の足に絡まったロープは池の底の方に続いていた。

 このロープは私がこっちに来るときに残した目印。

 パンくずを帰り道の目印に……じゃないけど、これが最重要。

 この後、これを伝ってもう一人此方(こちら)に来るのだから。私は先陣を切ったわけ。

 危険な賭けだったけど上手くいったみたいで良かっ……


 スルスルスル……スッ


 ロープ切れてた……


「…………あああ!?」


設定をちょっといじって再出発します!

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