小さな幸せを。
繰り返す毎日。
だけど、ふとした瞬間に気付くことがある。
例えば、
家を出て見上げる太陽は
いつもより眩しかったとか。
道端に小さな花が咲いていたとか。
最近は暑くて、帰りにアイス食べてもう夏だなぁーって改めて思ったりとか。
何気なくて、当たり前のこと。
だけど、身近に起こっている小さなことを幸せだなぁって感じることがある。
私には
目で
耳で
鼻で
口で
心で
感じたり伝えたりできる。
よく目が見えない人には、
目が見える人よりも見えるものがあると聞い
たことがある。
目が見えない分、耳をよく使っている。
目が見える人より、
人の心や周りの物に敏感なのだ。
そう思うと、私には不自由なものがなくて幸せだと思える。
その分目が見えるのに、目が見えない人より心で見ることができていないということに悲しくなった。
だから私も普段何気ないことにただ目だけを使うのではなく、
心で見たい。
風の音
海の波の音
風鈴の音
目を閉じて、
心を開いて、
聴きたい。
視野を広げて、
もっともっと沢山の広い世界を見てみたい。
楽しいときは思いっきり笑って。
悲しいときは思いっきり泣いて。
シンプルなことは案外難しかったりするからね。
そっと耳を傾けて、
そっと心に寄り添って、
そんな風に生きていきたい。
そんな風に
私が持っている全てで
小さな幸せを見つけていきたい。
小さな幸せ。
それは何気ない日常の中にいっぱいあると思います。
当たり前のことが幸せなんだってことを伝えたくて、書いた詩です。
私も今が幸せなんだってことを忘れずに、
広い世界にある色々なことに目を背けずに心で見て、幸せを見つけていきたいなって思います。
あなたにも小さな幸せが見つかりますように。