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それはタブーと呼ばれたラストダンス  作者: 桂虫夜穴


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10/13

10、目覚めと発情


「でもさぁ、それなら俺も目覚めてたよ!

その頃、朝立ちを初めて経験したんだ。

その時はビックリしたよ。

自分の体じゃないみたいな気がして

恥ずかしかった。

お風呂で、こんな風になったらどうしよう…

それを椿に見られたらどうしようって

そんな事ばかり気にしてたなぁ

その頃だよなぁ…

そろそろ、一緒に風呂に入れないなって

思い始めたのは、最後は友達から

指摘されたからだったけどな。

椿と同じだよ。

友達から、まだ妹と一緒にお風呂に入ってるのか!

そんなの変だって…そう言われた。」


「それが、お風呂拒否の原因だったの!

お兄ちゃんの当時の友達を恨むよ!

おかげで私は唯一の楽しみを奪われたんだもの…

お兄ちゃんが、もう一緒にお風呂入らないって

言い出した時は本当に焦ったよ!

乳首クリクリが出来なくなるって…

毎日の楽しみが無くなる。

私は絶対嫌だ!お兄ちゃんと一緒じゃないと

お風呂に入らないって、駄々をこねたんだ。

でも、本当はそれだけじゃなかった。

お兄ちゃんとお風呂で

裸で触れ合うのが好きだったんだ。

アレって究極のコミニュケーションでしょ…

言葉なんていらない。

ただ、お互いの肌の温もりを感じているだけで

幸せな気持ちになれる

だって、お風呂しかなかったんだよ…

裸で触れ合える場所なんて…

それがなくなるのが、辛かったんだ。

寂しかったんだよ!」


「そうか!悪かったな!

あの時はきつい言い方して…」


「いや!でも、アレは、私がやりすぎた…

あれは、あやまる…ごめんなさい!」


「椿…」


「だって、裸でリビング走り回った挙句に

抱きつくなんてね!狂気の沙汰だよ!

パパママもあれには激オコだったもの…

お兄ちゃんに、いい加減にしろ!って

怒られて…やっと、懲りたんだよね。

まだ、振られたなんて表現は知らなかったけど

嫌われたんだ。いや、元々嫌われてたんだって

そこまで思うようになってしまって…

もう、露骨なアプローチはしなくなったけど

それでも、時々、目立たないところで

やってたんだよね。相変わらず…

しつこいって言うか…健気って言うか…

自分で言いますか!って感じだけど…


お兄ちゃんの夢枕に立った事もあるよ」


「何だそれ?ご先祖様か、幽霊みたいだな…」


「ハハハッ!そんな感じ…

お兄ちゃんがぐっすり寝てる時

枕元に立ったんだよ。裸で…」


「ええっ!裸でっ!マジか!

起きなかったのか…俺は?」


「覚えて無いって事は

起きなかったって事なんでしょ!」


「それは、そうだな…で、どうなったんだ。」


「どうも、ならなかったわよ。

そこまで来て

お布団に潜り込む勇気が中々出なくて

しばらくそこに突っ立ってた。

そのままお兄ちゃんの寝息を聞いてたけど

もし、このまま布団に潜り込んだあげくに

拒否されたら、どうしようって

途中で思ってしまって怖くなったの。

前料があったからね。

また、拒否されたらって思ったら尻込みしちゃた。

それでトボトボ布団に戻って

後は、大人しく寝ました。」


「それも、相当、ヤバかったな…」


「…でしょう!でも、その頃は、必死だったのよ!

もう、実力行使で行くしかないって

そう自分を奮い立たせるんだけど

いざとなったら、尻すぼみ…ハハハッ

情けないったらありゃしない。


でも、さぁ…あの時、お布団に私が潜り込んだら

お兄ちゃんどうしてた?

やっぱり、拒否してたよね?」


「いや…椿の事、抱きしめて、キッスして

身体中、舐め回して、朝までオマエの事

離さなかったと、思うよ!」


「そんなに~!」


「椿…どんだけ〜!みたいになってるぞ!」


「バカ!」


「ハハハッ!椿……俺はズルい奴なんだ…

いつもオマエから来るのを待ってたんだ!

カッコつけて、イイお兄ちゃんを演じて…

嫌々なフリして…

本当はオマエを抱きたくて悶々としてたんだ」


「ちゃんと、落ち着いて、話せば良かったのかな

こんな風に…

でも、あの時は出来なかった。

やっぱり、今だから、こうして、話せるんだよ

致した後だしね!」


「後日談っぽいな!」


「ハハッ!確かに!」


「で、何だった?」


「そうだった!...

そして、私…最後の賭けに出たんだ…」


「何だ…まだ、何か、やらかしてたのか?」


「やらかしたは、ないでしょ!

やな言い方!」


「ハハハ!悪りぃ!

まぁ、聞かせてくれ!」


「うん……それでね……」



続く


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