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血癒島  作者: 野良クリ
13/23

第十二話「洞窟」

「トラップの設置完了」

 ヘレナが報告する。洞窟内には古典的な罠が幾つも仕掛けてある。


「ルーシーとは連絡が取れましたか?」

「いや、こちらから呼びかけても一向に応答がない」


 ルーシーは虎と遭遇と言っていた。虎のゾンビのような者と戦闘状態になったのだろう。


「銃器、弾薬共にかなり不足しています」

「近衛。この島には警察署があったよな?」

「はい」

「日本の警察署には小銃とかショットガンとか配備されているか?」

「海外の警察官が持っている、ごつい銃は配備されていません」

「そうか。猟銃とか日本刀とかなら集落にありそうだが何軒も何軒も探していたら手間だからな。最悪サブウェポン(拳銃)だけで戦わないと……」


 ゾンビのような者とサブウェポン(拳銃)だけで戦うのはきつい。拳銃は小銃と違って20m~30mくらい離れているエネミーしか倒せない。小銃は200m~600mくらい離れているエネミーも倒せる。有効射程が天と地ほど違う。


 集団で全力疾走してくるエネミーに対して20m~30mしか距離を取れない。これは必然的に格闘戦が多くなることを意味している。リスクが増加する。


 有効射程は銃を扱う人によって変わってくる。軍人や警察官は拳銃では20m~30m小銃では200m~600mの標的に命中させることが出来るが、一般人は拳銃では10m先小銃では100m先の標的もまともに当てられない。射撃は弾道計算と経験が必須だ。


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